米国国内においては、ハマスのイスラエル攻撃があった当初、米国世論はイスラエル支援であった。しかし、イスラエルの攻撃が一般市民の大量殺害で米国世論変化してきた。特に民主党支持者の中で顕著である。
大統領選を11月にひかえ、バイデンとトランプは世論調査で僅差でせっている。イスラエルを批判している民主党の層が投票しない事態になれば、バイデンに厳しくなる。従ってバイデンのガザ戦争における姿勢はイスラエル強硬路線批判となっている。
民主党支持者の間でのイスラエルがガザ地区でとった軍事行動への評価は厳しい。
イスラエル批判をしなければ11月選挙で票が逃げる可能性。
A-1 世論調査AP
イスラエルがガザ地区でとった軍事行動を支持しますか、それとも反対しますか?
Do you approve or disapprove of the military action Israel has taken in Gaza
孫崎享のつぶやき
ガザ戦争:ハマス攻撃当初、米国世論はイスラエル支援。しかし、イスラエルの攻撃が一般市民の大量殺害で米国世論変化。3月イスラエルのガザでの軍事行動への評価で民主党系は支持18%、不支持75%。ウォーレン上院議員はイスラエルの行動をジェノサイド(大量虐殺)と表現
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コメント
コメントを書く「この戦争は何故起きたか、また、発端・基因は何か」の視点が欠かせない。
発端は、イスラエルのアラブ諸国との国交回復の進展を好まない勢力の「テロ攻撃」に
求められる。
2020年8月 「アブラハム合意」イスラエルとUAEは完全な国交正常化に合意した。
2023年9月 サウジとイスラエルが国交正常化合意。交渉が進展していることを示唆
2023年10月ハマスが7日早朝5000発のミサイルをイスラエルに発射させた。
ハマスは車・バイク・パラシュート・海上ボートなどで侵入し、無慈悲
に民間人を殺害した。
イスラエルのジェノサイドを問うのでなく、ハマスが降伏するのが筋である。ハマスのテロ攻撃を問うことなくイスラエルに責任を転嫁すれば、テロ攻撃が正当化される。テロ攻撃を正当化すればテロ組織が拡大するだけでしょう。
私が一目置いているJ/P モーガンのストラテジストであるJAMES RICARDS氏から本日メールを受け取りました。
そのメールによると「民主党はバイデンを8月13日の民主党の大統領ノミネーション時に医学上の理由で病院に緊急入院させ、その代理をやはり突然立てて本番の大統領選挙に臨むことが決まっている。勿論、代理も決まっているが、極秘。その代理はトランプよりも圧倒的に大衆受けする人物だ。民主党としてはバイデンの多々のシクジリの後始末をトランプにやらす行かない。ただ、前回問題になった開票の不正行為を繰り返す訳にはいかにので、それを避けた新奇のを必要に応じて採用する」ということです。
ロバート・ケネデイー・ジュニアが取り上げるmRNAワクチン問題や米民が問題視し始めたイスラエルのジェノサイドは争点から遠ざけ、民主党が始めた新ドル体制への移行だけは民主党の手で行いたいという意思の存在が強くあるのを私は感じます。その意思の背後には、勿論、米国内権力の最大のモノたるウオール街が控えているのです。
ガザでの戦争に関しては、イスラエル軍にとって、未だに3つの課題が残されたままだ。
①ハマス壊滅(及びイスラエル傀儡政権の確立)②イスラエル北部、南部の避難住民の帰還、つまりはイスラエル住民の安全③人質の救出
https://www.timesofisrael.com/israels-major-ground-war-in-gaza-is-over-the-state-of-war-inflicted-by-hamas-is-not/
シオニスト、ネタニヤフの意図はガザ地区とヨルダン側西岸地区からパレスチナ人を追い出し、民族浄化した上でシオニスト国家を完成することなのだろう。しかし、現状は惨憺たる大虐殺と荒涼たる瓦礫の山だけだ。
そして、もはやイスラエル人の悲劇の物語に真剣に耳を傾けなくなるだろう。世界中がナチスとシオニズムの行動における本質には大差ないことを目の当たりにしたから。
イスラエルは今後どう勝利を再定義しようと、パレスチナ虐殺の事実は世界史に記録される。
さて、そんなイスラエルを支援し、世界中からダブルスタンダードぶりを非難され、信用失墜著しいのがアメリカ帝国だ。国務長官ブリンケンは、止せばよいのに、自らのユダヤ人としての出自をアピールし、シオニストに連帯を表明してきた。
さて、このブリンケン。「彼の親戚、曽祖父はユダヤ人のポグロムのためにロシアから逃げてきた」そうである。
なるほど、曽祖父はポグロムの被害者?で、どこから逃げてきた、と?
「彼はポルタヴァ地方のどこかで生まれましたが、キエフに移り住み、この街から逃げてきました。」
え?キエフ、それって、今のウクライナだろーが、ってハナシ。
https://tass.com/politics/1746615
そして、この件に関して、プーチン氏は皮肉たっぷりに次のように語っている。
-----------引用ここから-------------
「疑問が生じる。ブリンケン氏は本当にキエフとその周辺地域をロシアの伝統的な領土と見なしているのだろうか?」
プーチン大統領は、ブリンケン氏がそのような発言をすることで「少なくとも、ブリンケン氏の曽祖父がキエフから米国に向けて出発した年である1904年にはウクライナは存在しなかったことを示していると考えている。なぜなら、ブリンケン氏はロシアから逃亡したと言っているからだ」としている。
プーチン大統領は「どう見てもブリンケン氏は我々の男だ。だが彼はこの種の公の場で発言すべきではない。それは(彼の)失敗につながるかもしれない」と警告した。
-----------引用ここまで-------------
要するにポグロムをやってたのはウクライナ人だった、ということ。ブリンケンの語るポグロム被害は、加害者であるウクライナ人を図らずも傍証している。
ウクライナにネオナチ、過激な民族主義者がいるのは歴史的事実だ。ステパーン・バンデーラはナチスの協力者であったことは、今や有名なハナシだ。
それと、再度引用するが、以下はロシアによる特別軍事作戦前の次の記事。
「ウクライナはホロコーストの舞台になる一方、一部の民族主義者がユダヤ人迫害に協力した側面もある。」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/45135
やたらとポグロムがどーの、こーのいうのがいたが、なんのことはない、ウクライナ人やウクライナ民族主義者がユダヤ人を迫害していたわけだ。
だから、ポグロムをダシにしてロシアを悪魔化する一方、ウクライナガンバレーを言うことが、いかに漫画的で滑稽なことか、よく分かるだろう。ポグロムを糾弾するなら、ステパーン・バンデーラらのユダヤ人迫害やウクライナ民族主義者、ネオナチを同様に糾弾しないと辻褄があわない。
ポグロムのみを取り上げ、ロシアを悪魔化する行為は偏向しているし、薄っぺらい。
>>1
因果がどう解釈されようが、ジェノサイドは駄目です。
アラブ蔑視の強い米国人はそのことにやっと気が付いたのでしょう。後は、ネタニアフ。彼は狂人のヒットラーにそっくりだと言われており、このままいけば、彼自身がヒットラーみたいに自滅して今の紛争が終わると私は観てます。
>>3
対ロシアょ強硬派のリトアニアのポグロムもウクライナに負けないひどさです。
そもそもフィンランドのNATO入りで、旧枢軸国がみなNATOにそろってわかりやすく
なりました。
NATOとは旧植民地帝国と旧枢軸国で構成される軍事同盟といいやすくなりました。
>>4
米国は帝国を理念にするのであれば、それを支える哲学(理性の体系)が不可欠だったのです、今の米国の問題は欲ボケ帝国に終わって終焉を迎えているのです。
イスラエルのジェノサイド、ゼレンスキーの第二のイスラエルさえ抑えることが出来ないようじゃやはり駄目です。
中国は仕方なく哲学体系の作成に取り組みました。
>>7
国際刑事裁判所、米国の機関です。ノベル平和賞が米国の意のままになるのと同じいい加減な機関です。ここで持ち出すのは適切じゃない。
>>8
>>9
>>10
>しかし大事なのは、シオニズムの発生母地となった19世紀後半ころのポグロムの時期、ウクライナなどはキエフを含めて帝政ロシア領土だったということです。
ならば、ロシアが、ウクライナ、とりわけクリミヤや東部ドンバス地域に拘り、単なる「国境」以上の、安全保障上のレッドラインという理由があるわけだな?
そうだろ?
でないと、ある時、或いはある問題では、ここはロシアと言い、都合に応じてウクライナというハナシになる。そういうご都合主義的反ロシア、親ウクライナは止めるべきだな。
ポグロムをやってたのはウクライナ人なのに、なぜオマエはウクライナネオナチを支持するのか?ウクライナを応援するのは、ウクライナネオナチを支持することと同じではないか?
歴史を踏まえるとは、そういうことを考えることだ。
オマエ、アメリカ帝国のネオコン、戦争屋言説に踊りすぎではないか?偏向を廃し、公正公平に考えよ。
> ただ、ポグロムについて理解が広まっていくこと自体は歓迎しています。
私が指摘した事実を知っていたなら、普通は、ウクライナ応援団はポグロムは持ち出さない。ブリンケンみたいに墓穴を掘るからな。
オマエ、私が指摘した事実、知らなかったろ?
>>17
>しかも、労組専従の日本人なんてのは、ふつうの日本人より米国(GHQ)の恩恵を受けた存在だろうにね。
アメリカ帝国から恩恵を受けたヤカラはいるだろうな、それに恩恵を受けているとカンチガイしているB層も多いだろう。
ま、わたしゃどちらでもないがな。
だが、オマエ、アメリカ帝国と同盟して、中国に勝つ、とかつて豪語して、撤回もしない。だから、オマエも、アメリカ帝国から恩恵受けてるじゃないか?
笑っちゃうな。オマエの支離滅裂は。
>>14
>>15
>>17
>わたしが「ロシアの責任」として言っているのは、ロシアは帝政ロシアを承継している国として、いま現在のガザ戦争をはじめパレスチナ問題を解決する責任があるという意味です。
悪いが、下らんハナシ。偏向しか見えない。論理性もない。
イギリスはパレスチナ問題の直接的原因、ドイツはユダヤ人迫害の直接的加害者。ついでにいえば、ドレフュス事件のフランス。後にフランスの哲学者サルトルは『ユダヤ人』を書いた。フランスの反ユダヤ主義も根強いのだろう。こうした世界的に有名な西欧諸国の「責任」を語らず、ナゼ一足飛びにロシアの責任になるのか?非論理、意味不明だ。
要するにオマエのハナシは単なるこじつけ。
しかも、ポグロムを語るのに、ウクライナ民族主義やその系譜、影響下にあるネオナチの問題には口をつぐむ。
「ポグロムをやってたのはウクライナ人なのに、なぜオマエはウクライナネオナチを支持するのか?」私はこう問うた。これは、ウクライナ民族主義の問題をどう捉えているのか、という極めて本質的質問だ。しかし、見事にコイツは逃げたのだ。
ナゼ、オマエ、質問から逃げたのだ?
全くご都合主義だよ。オマエは。
オマエのようなご都合主義者は、ポグロムを語る資格も、ロシアを非難する資格もない。ご都合主義的に人種問題や差別問題を政治的言説に利用することは品位を問われるぞ。
>「慰安婦として少女をつれていったのは、朝鮮人の女衒なのに」
「朝鮮人の女衒」?問題の本質はそこではない。だから、オマエの慰安婦云々は詭弁だ。或いはお得意のハナシのすり替え。意味がわかってないことをトクトクと語るな。
慰安婦問題、徴用工問題は、被害者が賠償を求めて、提訴した時点で、政治的外交的社会的問題として浮上した現実的訴訟問題だ。簡単にいうと、今、そこにある問題。
従って、女衒はどうでもよろしい。そんなこと、100万回唱えても無意味。
今、そこにある問題だから、オマエがいう、ポグロムみたいな「昔話」とは違う。
ま、イスラエル人がウクライナ人を訴えたら良いのではないか?賠償せよ!と。私はウクライナ人はユダヤ人に賠償し、謝罪するべきだと思うぞ。
ポグロムと慰安婦問題を同列に語るな。
>あなたのリクツなら、沖縄は米国支配地域だったから、「今も」米国にとって、安全保障上のレッドラインで当然ということになりますが。
意味不明だ。私は、大昔のポグロムをダシにして帝政ロシア(=現代ロシア)の責任を唱えるオマエの珍論には与しない。また、ウクライナがかつて帝政ロシアの領土だから、ロシアが特別軍事作戦を開始したとは全く考えない。ロシアは自国の安全保障と露系ウクライナ人保護という、今そこにある問題を解決するために戦っている、という理解だ。
基本的に過去は過去、今は今だ。オマエみたいに、大昔のハナシをご都合主義的に持ち出して、ハナシを歪曲し、イタズラに無駄話を繰り返す趣味はない。