、外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任した孫崎享)氏(81歳)が、新著『私とスパイの物語』(ワニブックス刊)を上梓した。帯にはこう記されている。<MI6、CIA、モサド、KGB 日本で最もスパイと接触・交流した外交官の自伝的回想録>
そう、日本ではあまり知られていない「スパイの世界」を、自身の実体験から詳(つまび)らかにした衝撃の書なのだ。出版を記念して、「中国ウォッチャー」の近藤大介と孫崎享氏が、約2時間にわたって「スパイ対談」を行った――。
各国のスパイとの交流経験
近藤:このたびは、トランプ大統領という「物騒な大統領」が出現した矢先に、物騒な本を出されましたね。『私とスパイの物語』なんて、タイトルからして手に取るのを躊躇(ちゅうちょ)してしまう(笑)
孫崎:ハハハ。私は1966(昭和41)年に外務省に入省し、2001年に駐イラン大使を最後に退官するまで、計35年にわたって外交官生活を

引用;『私とスパイの物語』対談 近藤大介×孫崎享「世界はスパイが動かしている」(現代ビジネス)
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コメント
コメントを書く米国の工作(日本人の感情を嫌中嫌ロにする)は今や大成功してます。勿論、確証はありませんが、米国はその工作費として毎年一兆円出費したと言われてます。これからは日本人特有のこの嫌悪感をどう自ら是正するかが日本人に問われています。
今日の近藤氏とのお話の中で嫌悪感是正のために有益なポイントを挙げるとすれば次のようなことになります。
1.<世界は陰謀論で動いている>
陰謀論の実践者は米国です。
2.<米軍は軌道を外れた大韓航空機に警告できたのに敢えてしなかった>
ということは、明らかに重罪です。殺人罪です。でも、実際はもっとひどかったと専門家は指摘してます。アンカレッジから出た大韓航空機はソ連の領空を侵犯するように誘導されたのです。
3.鄧小平の<100万人なんて我が国の人口の0.1%ではないか>という言葉は良くできた作り話で日本人の胸にすっと飲み込まれました。天安門広場に集まった大勢の人民は警戒にあたっていた人民解放軍とは大事に至らず自然に解散したのです。目撃証言が当時滞在していた外国人から多くあるのです。
世界各国の中で、独立国として自衛権の固有の権利であるスパイ防止法を制定していない国は日本のみでしょう。日本はスパイ天国といえる。
孫崎氏は外務省で情報局長を務められたが、海外でのご経験を踏まえると、日本が普通の国としてスパイ防止法を制定していれば、孫崎氏は外務省で重要な地位を確保されていたと思われる。違ったコースを歩まれたのではないか。
>>2
スパイ防止法は日本には不必要です。日本は戦争を放棄してますし、隠すべき軍事機密が無いので、スパイがやってきることがありません。
>>2
外務省で重要な地位?
俗物感覚、下世話な発想から出てくる言葉ですな。
>アメリカとイランが決定的に対立してほしいと思う勢力の手が入ったと見るべきなのです。それはモサドです。
孫崎先生が目撃した中東の現実はまさに謀略の世界そのものだ。その延長に今、イスラエルが中東の覇者になろうとしているのだろうか?
一昨年10月のハマスの攻撃について、イスラエルの諜報機関は事前に情報把握出来なかったといわれた。しかし、後に実は、ハマスの攻撃計画をイスラエル側は事前に知っていたという説もあった。、しかも、自国民をハマスが殺害したかに見せかけたかの工作をしたのではないか、という報道もある。
https://electronicintifada.net/content/israeli-general-killed-israelis-7-october-then-lied-about-it/43176
現在、イスラエルは事実上、大イスラエル建設にむけて、レバノン、シリアを「平定」してトランプを味方にしながら、イランを押さえ込み着実に歩を進めている。
となると、2023年10月7日の出来事の様相が別の角度から見えてくる気がする。全てはイスラエルの思惑どおりなら、正直、凡人である私には残念無念の思いである。
>>4
同感です。外務省に孫崎先生のような方が沢山いるなら、日本はもっとよい国であることでしょう。