A-1CNN[ロシア大統領は、理論的には提案を支持するとしながらも、厳しい条件を提示し、キエフに譲歩を要求した。]
A-2: A-1:ロシアがウクライナ戦争を終わらせるために要求していること。トランプ政権はロシアにウクライナ停戦と和平交渉に同意するよう圧力(WP)
ロシアのウクライナ侵攻から3年以上経過、プーチン大統領は、戦争を終わらせる可能性のある合意に、柔軟性のない最大限の条件を維持。
プーチン大統領は木曜日、米国が提案し、ウクライナが同意した30日間の停戦の考えを原則的に支持と述べたが、実施には多くの疑問、特に長い前線での検証に関する疑問が生じると指摘。このような戦術により、ロシアは申し出を即座に拒否することなく、長期にわたる交渉に従事することができる可能性がある。
プーチン大統領はまた、30日間の猶予期間を利用してウクライナが再編成と再軍備を行う可能性があると述べ、西側諸国の武器供給の停

ウクライナ戦争で米国・ウクライナは30日停戦案を提示。プーチン大統領は理論的には提案を支持するとしながらも、戦況優位を背景に、厳しい条件・従来路線をを提示。合意は難しいであろう。
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コメント
コメントを書く世界の中でのロシアの立ち位置とユーラシア大陸の中でのロシアの立ち位置は大きく異なる。
世界では米国が最大の敵であり中国と協調体制を取れる。ユーラシア大陸ではロシア・EU・中国の三角関係下にありロシアは中国と協調体制をとることができない。例えば北朝鮮の武力・兵力がロシアと強く結びついたことは中国にとって悪夢と言ってもいい。
三者間で調整がつかないから米国が出てきているといえる。ロシアの心境は複雑である。EUとの協調体制をとるということであればロシアの立場は賛成であるが、裏面の中国を意識すれば否定しなければならないのである。その理由は「一帯一路」構想の中でウクライナは重要な国であり、経済的には一番強い関係にあり、貿易額は一番であり、人民軍の領土借地の契約を結ぼうとしていた。そのまえにロシアがウクライナに侵攻したのであり、ウクライナとEUにとっては悪夢であったとしか言えない。
中国が絡むと長い戦いが陰湿な形で時々顕在化する。米国とどのような形で中国と対峙できるかが重要である。さりとて米国と一体になればロシアの組織体が持たない。中国が絡むと中央アジアは中国にすり寄った関係になり、ウクライナはEU・米国とロシアの帰趨を眺めていることになるのでしょう。武力・兵力を使わずに中国の一人勝ちである。
いわゆる停戦はこのウクライナの場合西側にとって巻き返しの準備のための好機到来を意味するのです。過去の例がそれを証明してます。又、西欧人のロシア人嫌いは有史以前から遺伝子に組み込まれているのではないかと疑いたくなるほどしつこいものです。こういうことは生粋の米人であるトランプには分からないことです。プーチン・ロシアは自らをアジア人だと覚悟してます。従って、ウクライナを非武装地帯あるいは非同盟ゾーンにするまでプーチン・ロシアは西欧人とは約束はしないでしょう。
正直、このウクライナとアメリカ帝国高官によるサウジアラビアでの会談後、一時停戦の提案を聞いた時、私はプーチン大統領は拒否するのではないかな、と予想していた。
しかし、意外にもプーチン大統領は前向きな姿勢を見せた。
提案の枠組みは当初のゼレンスキー側からの海と空の停戦より、更に踏み込んだ全面停戦だが、いずれにしても戦局の面からはロシアにメリットはないだろう。
私は停戦和平は支持するが、プーチン大統領らロシア側が言うように、恒久的な和平でなければ、実質的に意味がないと考えている。
ウクライナや欧州のグローバリストが二度と戦争をしないことが大事だ。
戦局ではロシア有利は不動だろう。となると、敢えてプーチン大統領が停戦に前向きな姿勢を示したということは、実は水面下でロシアの意向を最大限組み込んだ和平の枠組みが話し合われているのか?それとも、プーチン大統領としては停戦不同意の烙印を避けるために、“とりあえず“前向き姿勢を見せているのか?となると、様々な角度から議論を吹っ掛けて、時間稼ぎをして戦闘を続けながら、ウクライナを叩き潰すという可能性もあるのではないか?
私は現実的にはロシア側の満足のいく停戦和平意外はあり得ないと考えている。限りなくウクライナの無条件降伏しかないのではないか?