私は、理念的には、「みどりの風」が最もよいのでないかと思っている。
政策としては(1)脱原発社会に向けて地道に取り組みます、(2)国家主権を侵害するTPPへの交渉参加に反対します、(3)沖縄の基地問題に真剣に取り組みます等を掲げている。
民主党のリベラル系の議員はいち早く脱党して、この人たちと一緒になったらよいと思っている。いくら民主党がリベラルと言っても、後ろに野田氏や前原氏が控えている。民主党にいて未来はない。
しかし、「みどりの風」に風は吹かない。
こんな折、たまたま茨城県で「TPPを考える国民会議」の講演に出かける途中で、約一時間舟山康江氏にいろいろ質問した。その答えが次のものです。
・緑の風の理念の中心は反「新自由主義」といってよいと思います。
(新自由主義の定義は様々ありますが、「企業の活動を最大限自由にする、公共の介入を出来るだけ制限する」ということでよいかと思います)
・こうし
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2013年・6月2日号・サンデー毎日・頁17.小沢一郎戦闘宣言には、「民主党は自浄作用を発揮する必要があるでしょう。全く意見が正反対の人は、離れてもやむを得ない。それで民主党が呼びかければ、非自公の各党はみんな協力する。この前、ウチと社民党、みどりの風で選挙協力を決めたんだけど、民主党に声をかけても出て来れない。幹事長会談を呼びかけると言ってたけど、それさえもできないんだね。民主党は、行き着くところまでいかなきゃ駄目なんですかね。」との、小沢一郎・生活の党代表の、独占インタビュー記事があります。以上抜粋。
みどりの風もいいと思います。
突っ込んで、政権を任せるのには、野田民主党政権を見限った「生活の党」が総合的に見て、よろしいかと思います。
以下、前泊博盛氏の「日米地位協定入門」からです-
原発災害についても...やはりそうだったのです...米軍機が航空法の適用除外になっているため、どんな「無法な」飛行をしても罰せられないと書きましたが、それとまったく同じです。日本には汚染を防止するための立派な法律があるのに、なんと放射性物質はその適用除外となっているのです!...(放射性物質による汚染は)法的には汚染じゃないから除染も賠償もする義務がないのです...ただそれを正直にいうと暴動が起きるので、今は加害者側のふところが痛まない範囲で勝手な被災基準を設定し、めくらましの法律にもとづいて賠償するフリをしているだけなのです...
(「密約製造マシーン」の)日米合同委員会についての知識をあてはめると、TPPの未来については見えてきます...安全保障問題について、日米間で結ばれた条約は日本の国内法よりも上位にあります...米軍の法的地位は日本政府よりも高く、事実上、行政権も司法権ももっています。
しかし、それがあまりにもあからさまになってしまうと困るので、「日米合同委員会」というブラックボックス(密室)をおき、そこで対等に協議しているふりをしているのです。
結局TPPとは、いままで安全保障の分野だけに限られていた、そうした「アメリカとの条約が国内の法体系よりも上位にある」という構造を、経済全体に拡大しようという試みなのです...さも対等に協議しているようなふりをしながら、実際には密室でアメリカ側がすべていいように決めてしまう。そうなることは火を見るよりもあきらかです-