まず石破幹事長発言を見てみたい。

「自民党の石破茂幹事長は29日付の自身のブログで、国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案に反対し、国会周辺で行われている市民のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判した。国会周辺では連日、市民団体が特定秘密保護法案に反対するデモを行っているが、これを「テロ行為」と同列視する内容」(1130日毎日新聞)

 この発言を秘密保護法との関係でみると極めて危険な状況にあることが解る。

 秘密保護法は別表において何が秘密であるかを別表で定義している。

・防衛、外交、特定有害活動、テロリズム・

 これらの範疇が、特定秘密の保護、提供、等の項目に適用される。

 別表テロリズムの記述を見てみよう。

 四 テロリズムの防止に関する事項

 イ テロリズムによる被害