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転載:「インタビュー:細川氏勝利なら安倍おろし、政策転換迫る=田中秀征氏
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転載:「インタビュー:細川氏勝利なら安倍おろし、政策転換迫る=田中秀征氏

2014-01-22 18:27
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細川氏はどこまで脱原発に真剣なのだろうか。細川内閣時代)、内閣総理大臣特別補佐官であった田中秀征氏がロイターのインタビューに答えている。これを見れば相当のことが解る(明日のブログの予定でしたが告示日でもあり、繰り上げました)。田中氏は「安倍首相に政策転換を迫まる。その99%が原発の問題。具体的には再稼働しないこと」と言っている。

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1月21日、田中秀征氏はロイターのインタビューに応じ、東京都知事選挙は細川元首相の出馬で、国政の課題を問う選挙になるとの認識を示した。

細川氏は原発の是非をめぐって、安倍晋三政権に政策転換を迫ることになるだろうとし、同氏が主張する「脱原発」は再稼働しないことだと語った。

さらに自民党が沖縄県名護市長選に続き都知事選で負けた場合、「政権に相当なダメージになる」とし、内閣支持率が低下するなかで「党内で

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僕も当初から孫崎さんと同様に宇都宮氏は、政策が近い細川氏と連携し候補者を一本化した方がいいのではないかと考えていました。

しかし、宇都宮氏が、これまで公開の場での政策協議を細川氏に対して再三申し入れたにも関わらず拒否された経緯を今日の会見で話しておられ、その結果を受けて宇都宮氏が立候補を堅持されたことに、一理あるなと納得しました。

いずれにしろこのお二人が立候補されるという流れになったからには、その現実を踏まえた上で、今後の選挙戦に於いて宇都宮氏が立候補されることがリベラル側にとってどのような好影響をもたらしてくれるかについて考えてました。

これまでの自民党の選挙戦略を見ていれば明らかなように、今回の都知事選でもあらゆる策を講じて「原発政策」が選挙の争点にならないよう、または争点が曖昧になるように原発推進勢力は様々な方面に圧力を掛けてくることが予想されます。

そうした状況下で、仮に脱原発を声高に訴える候補者が細川氏だけだった場合、メディアはその選挙戦の構図に関する報道の仕方として、細川氏が一人だけ少し浮いた存在であるというイメージを作り上げてしまう可能性があり、既にその徴候は見え隠れしています。
都政は原発だけが問題ではなく、他にも様々な話し合うべき課題が山積しているのに、細川氏は原発だけに固執し、都知事選論戦の本来あるべき姿を歪めている、と。

しかし、そこにもう一人の主要候補者である宇都宮氏も選挙戦を通じて脱原発を前面に打ち出して論戦を展開していく戦術を採れば、おそらくメディアの方も「脱原発」という争点を事実上無視できなくなると思うのです。

現在宇都宮氏は、原発政策だけを都知事選の争点にすべきではないというお考えをお持ちのようです。
しかし、仮に細川氏が当選した際に、堂々と「今回は都民の脱原発という意向を受けて自分は当選したのだ」と主張し、脱原発政策を展開していくことを可能にするためには、やはりどうしてもこの選挙で都民が都知事を選ぶ基準として明確に「原発政策」が見えていなければなりません。
細川氏が都政を運営していく中で強固な原子力ムラからの圧力を受けた際にも都民の民意を背景にして自分の政策を進めていくためには、原発推進派の主張する「原発がどうしても日本に必要な理由」という付け焼き刃的理屈が通用しないくらいに「脱原発という民意の追い風を受けて当選したのだ」という事実が誰の目にも明らかな状況で勝たなければなりません。そうでなければ例え細川氏が都知事になることが出来たとしても「脱原発」という目標は何の効力も持ち得ないということになってしまいます。

よって、宇都宮氏も細川氏と同じように本当に心からこの日本社会が脱原発を実現し、全く新たな社会構造を東京から世界に発信していこうと願っておられるなら、細川氏と共に脱原発という政策を前面に打ち出して是非戦って頂きたいと思いました。

宇都宮氏が主張されているように社会福祉や格差問題という課題も都政にとって大切な争点であり、あらゆるテーマに関して幅広く議論すべきだということについては理解しているつもりです。
しかし、やはり何事にも理想だけでは立ち行かない現実があり、特に原発に関して新たな展開を模索しようとすれば、周到でしたたかな戦略が必要だと思います。
かつてこの「したたかな戦略」が欠けていたために鳩山政権は半年で潰されてしまいました。
リベラル保守の勢力が本当にこの国の舵取りを担っていくべき時代にあるのなら、リベラルは、現実路線での戦略と議論が今求められていると感じます。

東京都の課題に関してまんべんなく自分の理想とすべき主張を述べたとしても、争点がぼやけてしまえば、結局何も実現できないままで既得権益を持った勢力に潰されてしまうことだって起こり得ると思います。
そうであるなら、選挙に勝ったらこの公約だけは絶対に譲らずに貫き通しますという主張をある程度絞って訴えていくべきではないかと考えます。原発政策に関しては特に。

そして、そのような選挙戦に持ち込むためには、どうしても宇都宮氏が細川氏と共に脱原発を強力に主張していくということが不可欠だという結論に至りました。
宇都宮氏が社会保障・格差社会などの問題はもちろんのこととして、常に脱原発の問題を議論すべきテーマとして提示していくことで、候補者全体の議論構成のバランスを維持しつつ「原発政策」を自然の流れの中で「中心議題」に持って行くことが出来るのではないでしょうか。

No.2 129ヶ月前

田中秀征氏と中川秀直氏が細川、小泉両氏の意思疎通を仲立ちしたようである。
宇都宮氏と細川氏も表で全面的に話し合うことは困難であり、仲立ちする人がいないのであろうか。
宇都宮氏側は、細川氏が負けたとき、どの程度の票を得られるかによって死命が制せられてしまう。今後の選挙に大きな影響が出てくる。あくまで共産党の支持を得て立候補するというのであれば、一本化する必要はないが、市民派を標榜して今後の選挙に臨もうというのであれば、原発で共同戦線を張るべきである。
何か、細川陣営が受け付けないようなことが言われているが、条件が多すぎて、細川陣営が飲めなかったというのではないか。共産党との兼ね合いが調整がつかないというのが、実態を突いた言葉なのではないか。地方の柔軟性を東京都でも発揮してほしいのですが。

No.3 129ヶ月前

細川氏に問いたい。稲嶺名護市長再選の結果について、どう考えるのかを?

No.4 129ヶ月前
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