NHK会長の発言問題はまだ収まっていない。
安倍首相は28日の衆院本会議で、いわゆる従軍慰安婦問題を巡るNHKの籾井会長の発言について、「政府としてコメントすべきではない」と述べた(28日読売)。
菅官房長官は二十七日午前の記者会見で、籾井会長の、従軍慰安婦発言問題について「戦争地域ではどこでもあった」と発言したことに関し「籾井会長が個人として発言した。社会的使命を担う公共放送のトップとして、放送法に基づいて職務を果たしていただきたい」と、辞任は必要ないとの考えを示した。菅氏は会見で「籾井氏は会長としての発言と個人としての発言の整理がついていなかったのだろう」と指摘。「会長としての発言なら取り消すと言われたので問題ない」と強調した。さらに「最初(の記者会見)だから戸惑ったのだろう。個人的なことを言っても、『会長として(発言した)』と捉えられるということを理解して(今後
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籾井会長のこの記者会見での発言は一般国民向けというよりNHK職員の番組作りに対して釘をさしたものといえるだろう.「俺はこういう考えをもっている。俺の意に反する番組作りは許さない」と言っている。
安倍総理は、靖国参拝前に、米国バイデン副大統領と電話会談した。バイデン副大統領は「行くべきではない」と再三述べたが、安倍総理は、「自分の判断」を優先し、参拝したようである。
米国の忠告に対しても、このような判断行動をするようであれば、自ずから、NHK会長の人選に強い圧力を発揮したことは推定できる。己が信念は曲げないということであろう。NHK会長が、安倍総理の慰安婦問題に対する考え方と同じであれば、問題発言に対し、政府不関与を貫くのでしょう。
数をバックにした直情型単細胞な人間に、総理という名刀を与えたようなもので、寄らば、バッタバッタと、次々ときられてしまうような情況は、正常な政治状況とはいえない。野党に期待できない現在、自民党のリベラルな方々に期待するしかない。
私達は、問題を指摘するより、ほめ殺しの戦術に変えたほうが効果的なような気がします。なぜなら、馬鹿は、意見を言っても、理解する能力がないからです。
何となくおかしいなと思うことが続いていて、思い起こすと変だなと思うこともある。そうだ、それはトマス・グラバーから始まった。ジャーディン・マセソンといえば吉田茂、そしてアヘン戦争。アヘンといえば里見甫そして岸信介。そんなことは杞憂だと思うが、何かあれば教えて欲しい。そういうことは気にしない。
でも区切りといえば区切りで、うまく絡めとられたのだと思う。そういうことは譲らないと思う。