アルジェリアのテロがありました。ここで世界の中で、戦争とテロがどのような趨勢を持っているか見てみたいと思います。
最も重要な点はテロは9・11まで減少の傾向にありました。その後米国は「アメリカのイメージに合った国際秩序形成」に動きました。アルジェリアのテロを含め、契機は米国の政策にあります。
(以下は発刊予定『これから世界はどうなるか: 米国衰退と日本』より抜粋したものです)
世界で戦争はどのように起きているのでしょうか。
先ず、国同士の戦争は大幅に低下しています。
更にテロ行為も、重要なことは、9/11米国同時多発以前は明確に減少していたのです。
私達は、現在でも戦争はしばしば発生すると思っています。
でも現実は違うのです。世界は戦争を起こさないように動いています。 米国メリランド大学(University of Maryland)の国際開発危機管理センター(The Center for I
孫崎享のつぶやき
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コメント
コメントを書く戦争は経済活動のひとつであるという側面がありますが、「テロとの戦い」で軍事産業が活況を呈しているという事はまず聞かないのでそろそろ何かあると想定しております。効率面からは、お金のある者どうしの戦争が儲かるので、そういった方向での政治的動きが活発化して来ていると感じます。尖閣諸島問題に火をつけた、前原先生、石原先生の例を見るまでもなく、自分たちに身近な日中間の緊張が演出されていると感じるのは私だけではないと思います。米国の衰退に巻き込まれて無益な戦争をしないよう望むばかりです。
私は日・中・韓・台連合論を展開しています。モンゴロイド・仏教圏・漢字圏、EU連合より共通点が多く強いからです。次の世代ぐらいになれば連合に向けた良い知恵が出てくると期待しています。尖閣問題などで揺れてはいけません。PLUTOさんが言うように、尖閣は日・米・中の軍務官僚と死の商人たちの演出だと思います。竹島の共同管理を言った人が居ましたが、連合が実現すれば竹島問題は恰も瀬戸内海の無人島を共同管理するみたいなレベルになります。日本のマスコミも売らんかな主義に走るのではなく、先見性を持って報道すべきです。