アルジェリアのテロがありました。ここで世界の中で、戦争とテロがどのような趨勢を持っているか見てみたいと思います。
 最も重要な点はテロは9・11まで減少の傾向にありました。その後米国は「アメリカのイメージに合った国際秩序形成」に動きました。アルジェリアのテロを含め、契機は米国の政策にあります。
(以下は発刊予定『これから世界はどうなるか: 米国衰退と日本』より抜粋したものです)
世界で戦争はどのように起きているのでしょうか。
先ず、国同士の戦争は大幅に低下しています。
更にテロ行為も、重要なことは、9/11米国同時多発以前は明確に減少していたのです。
 私達は、現在でも戦争はしばしば発生すると思っています。
 でも現実は違うのです。世界は戦争を起こさないように動いています。 米国メリランド大学(University of Maryland)の国際開発危機管理センター(The Center for I