今、NHKは安倍首相の宣伝機関に成り下がっている。
我々はこの事実をもっと知るべきである。
こうしたことこそ、多くの国民が重要政策で反対しながら、NHKTVに露出度の多い安倍首相を支持している大きな理由となっている。
NHKは公共放送として本来公平を原則とすべきメディアである。
この問題について元NHK永田浩三氏の記事が9月22日付日刊ゲンダイにインタビューを「元NHK永田浩三氏 “安倍政権の局支配が着実に進んでいる”」の標題で掲載した。貴重なインタビューであるので、その要旨を転載する。
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局内は昔に比べて息苦しくなっている
菊池寛賞、芸術祭賞など、賞を総ナメにしたNHKの敏腕プロデューサーは、安倍首相らが「圧力」をかけたとされる「番組改変事件」のあと、NHKを去った。再び、注目を集めているのは、O
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安倍自民党に対する野党が、集団的自衛権反対でまとまっているか。NOである。多くの野党が割れているのである。国民の多くが集団的自衛権反対でも、国民を代表する国会議員の多くが賛成であると、NHK現象が出かねない。対抗軸の顔がないのです。本来は民主党がその役目を果たさなければならないが、内部が真っ二つに割れていてはいかんともしがたい。NHKはじめ報道機関が悪いというより、野党、特に民主党の罪が大きい。顔がなくては、反対の報道がしにくいのです。顔が共産党などの主張であるとどうしてもネグられがちになってしまう。
NHKの事態は政権が覚悟を決めた「メデイア占拠だ」と私は考えています。集団的自衛権、TPPとセットになった実質的なクーデタだと見ています。勿論、明らかにILLEGALな挙ですから、米国のバックアップがあってのことでしょう。
先日の拉致被害者の決起集会は北朝鮮の弾劾集会の様相でした。特に女性のスピーカーの激しい言葉が印象的でした。最近、政府は女性の活用を言い始めました。井上ひさしが劇で描いた「国防婦人」みたいなものが生まれてきてもちっとも不思議でない世相です。
為政者の狙いは米の世界制覇戦略に同調して、とりあえずは尖閣を手始めに中東に自衛隊を派遣することでしょう。実戦が始まれば大手の報道機関と女性の熱い支援は不可欠のものです。
私たちは日本がそういう風にならないように限られたメデイアを通じてデモンストレーションを続けて行くしかありません。
NHKが日本の報道機関を代表するものであり、その報道が日本政府の意向を代表する内容になるのは当然だろう。世界各国において同様の傾向はみられるので、NHKはそれらと比較して決して特異な存在ではない。NHKについて孫崎やその同調者らは何らかの不満を持っているらしいが、何をどう変えて欲しいのか、なぜそれを欲するのか。もしかして「偏向のない報道」なんてものを求めているのだろう。なぜ偏向のない事が偏向しているものに比べて望ましいのか。なぜ視聴者はNHKにのみ報道を期待するのか。彼らは「真実」を知ってどうしたいのか。また、何かを知って何か行動を起こしたとして、その結果が彼らの求めるように変わると信じているのか。なぜそんなことが信じられるのか。本当の真実なるものが全ての事象について定義できるか、などなど。これらの質問に答えられる者はいないだろう。例えば、宗教の信者らの中には自分は信仰を持っているから信仰を持たない者より幸せであると思い込んでいる者がいる。彼らと、「偏向のない報道」があれば幸せになれると(ぼんやりだが)信じている孫崎らの「偏向のない報道」を求める者たちとは同類項である。彼らはいずれも信者であるという意味において。
>>3
今のNHKの事態は日本国憲法の言論の自由とそれに基づく放送法に違反する。現政権は憲法の改正と放送法の改正をしてからかかる行政に着手すべきだ。
貴君はまず法律やルールを勉強してもらいたい。反論するのはそれからじゃないか。法律なんて糞くらえというのであれば、どうにもならんが。