先ず、経済産業省発表のデータをみてみたい、
鉱工業指数生産【最新プレス情報 平成26年8月分速報】(平成26年9月30日発表)
前月比マイナス 1.5%、前年同月比マイナス 2.9である。
9/30付日本経済の報道を見てみたい。
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・8月の鉱工業生産指数速報値は前月比で1.5%低下の95.5だった。生産指数は2013年6月(95.0)以来の低さ、
・民間予測中央値(0.3%上昇)を大きく下回った。
・業種別でみると、15業種のうち10業種で生産指数が低下。汎用・生産用・業務用機械工業が7.4%低下、自動車を含む輸送機械工業が3.8%低下。電気機械工業は家庭用エアコンや太陽電池などの生産低迷が響き、3.2%低下。
・消費増税後の個人消費の回復の鈍さに加え、輸出の伸び悩みで出荷水準も低い。出荷指数
コメント
コメントを書く巨額の金融緩和で、円安に導き、輸入物価を無条件で値上げし、消費税を3%アップし、年金支給額は下げ、公的支出は値上げした。これだけ大幅な値上げをして、GNPの大きな割合を占める消費が増えるわけがない。株が上がっているので含み益が出て、大企業などには大打撃になっていないが、中小企業、特に地方は打撃が大きいでしょう。このままでは、アベノミクスによって、破たんしている財政が大きくさらに上乗せした破たんになってしまう。現在は静まりかえっているが、どこかの時点で、安倍の責任にして、自民党は何食わぬ顔をするのでしょう。残念なことに誰が担当しても解決できない段階になっているのであるが、マスコミは何食わぬ顔をしているどころか、問題意識さえ持たない。開き直っているのである。無責任列島は、国民から遊離した特定秘密保護法、集団的自衛権、TPP,消費税アップ、原発再稼働、中国韓国などとの無用な対立など枚挙にいとまがない。経済悪化は、安倍政権の年貢の納め時なのですが、民主党はじめ、馬鹿な野党に救われている。与党の横暴、野党の愚かさがあって、国民生活を悪化させられては、国民は浮かばれない。
アベノミクスで儲かったのは外国人投資家ばかりだ。円安で、ドル換算すると安くなった株を、ゼロ金利で借りて、大量に買う。値上がりしたところですぐに売り払う。恩恵を受けた外国人には、アベノミクス様々だ。
一方ほとんどの日本人には、younghopeさんが書いたように、最悪の事態になっている。それでも支持率が高いのは、安倍親衛隊マスコミが「間もなく良くなる」と、ウソ情報を流しているためだ。
誤報を謝罪した朝日新聞より、ウソ情報を流し続ける安倍親衛隊マスコミをバッシングすべきだ。
実態はやはりそうなんですね。
だからか、当局はせめて日経平均だけは高位に支えて行こうということなんでしょう。日銀は日本国債の大量買いに加え、株にも常軌を逸して手を出しています。今に株式の最大の保有者が日銀なんてことになって、けったいな国になっていくんでしょう。だって、出口戦略がまったくないんですから。
このままだと、自衛隊が米軍によりただじゃかわいそうだから、実費は米国負担なんていうけったいな傭兵として米国がしかけた大義なき戦いに送り込まれ、それだけでなく、IMFが乗り込んできて、軍費を除く予算の大幅カットと消費税30%を断行する光景がしょぼしょぼする年配者の目に浮かびます。勿論、首相専用機は廃止。でもその前に彼らはハワイかフロリダあたりで幸せに暮らすんでしょうけど。
そういう事態はやっぱり許されない。頑張るしかないね。
俺に喧嘩売っているのか」-安倍首相が絶対許せないエコノミスト
週刊文春10月2日号 [ワイド特集 ナイショの話]
ベテランジャーナリストとの内輪の会で、安倍首相がグラス片手にこう暴言を吐いたという。
「モタニ?アイツだけは許さない。あの馬鹿っ!俺に喧嘩売っているのか」と。
そこで、藻谷浩介さん(日本綜合研究所調査部主席研究員)が何を言っていたのか調べてみました。
藻谷さんは「里山資本主義」で有名な方ですよね。
未来への処方箋 藻谷浩介さんに聞く(上) アベノミクスの「正体」
http://www.kanaloco.jp/article/71132/cms_id/80135
未来への処方箋 藻谷浩介さんに聞く(下) 恩を売り安心感得る
http://www.kanaloco.jp/article/71163/cms_id/80244
日本総研・藻谷浩介氏 「安倍政権は経済的な“反日”の極み」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153666
このなかで、
[国全体で「赤字がかさんでいる」のは、企業や個人の損の合計が、それだけ増えているということ。特にガソリンや電気を使っている企業や個人の儲けがどんどん減っている。株価の上昇で儲けて喜んでいるのはごく一部の人たちで、多くの人はひたすら、中東諸国に貢ぐために働く、というようなはめになっています。
株が上がったと浮かれている人は、「国全体が赤字になっても、自分だけは儲けることができた」と喜んでいるわけですが、それを「政権の成果」と囃していていいのでしょうか。]
と言っています。
全くその通りだと思うのですが・・・。
>>4
全く同感です。
文春は読まない。新潮しかり。オイルショック後ガソリン価格をほぼ横ばい状態でした。それが、先物取引で跳ね上がった。国民に薄く広く払わせる算段をとってますね。日本の「独立」これが最大目標になった。
そこで、植草 一秀氏ブログを読んだ。正念場です。ガンジーの非暴力・非服従・・・!
そうですね。あまりよく知りませんでしたが、ガンジーは偉大な人間だったようですね。彼の残した言葉にそれを伺い知ることができます。もちろん行動も立派でした。感情を乱すこともいけないし、何かにすがることもいけない。いつも冷静に最善の行動を取れるようにあらねばならないのだと思います。
アベノミクスが何も根本的な解決策を打ち出していないのは明白です。正直、金融の世界において日本に適切な解決策があるのかどうかよくわかりません。世界の潮流としては大きな終わりの始まりに位置しているのだろうと思います。だからきっと我々の解決策は、一人一人が自立して考えそして行動できるようになることです。雰囲気や空気、感情や情報操作に惑わされることなく、真実を見抜く目と現実を生き抜く賢さを身に付けることです。そうだと僕は思います。
>>7
分かっていて、分別が効かない、惰性に流される、現実に迷わされてしまう。知って故に犯す無分別性を体感しないと難しいことであり、現実の社会を生きることのむずかしさなのでしょうか。誰でもわかっていて実現できない凡人の凡人たるゆえんでしょう。自然とか動物相手だと生きやすいのですが、人間相手が一番難しい。