英国は13年間のアフガニスタンへの軍派遣を終えた。
今日本は米国が攻撃されたら自衛隊が出る態勢を集団的自衛権で作ろうとしている。
そして撤退に於いては目的としたタリバンの掃討は達成することなく去る。
英国国防大臣は「我々は過ちを犯した」と述べている。
英国は当初、戦闘要員ではないと言っていた。国土建設を守るためと言っていた。
しかし結果的に戦闘に引き込まれ、453名の兵士が死亡した。多分同じような運命が集団的自衛権の下の自衛隊に待ち構えている。
26日英国カーディアン紙の主要点
・英国最後の吉、バスチオンをアフガン側に移譲。
・ファロン(Fallon,)英国国防省はアフガンで過ちが行われたと述べた。
・ファロンは政治家と将軍が間違いを犯したと述べた。それは10年前13年前にさかのぼる。
・英国軍はカブールでの将校アカデミーで数百名が残
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
戦場は戦場である。戦いをしているところだけが戦場でなく、相手が移動すれば、戦場が移動するのが当たり前。移動は安全な場所安全な場所に移動するわけであり、建設作業場が安全とか、医療場所が安全ということは言えなくなる。意識的に攻撃しなくとも人間のすることであり、誤って攻撃してしまうことがある。
政府の答弁は詭弁である。自分が戦場に出て戦うわけでなく、また、集団的自衛権で米国の後方で支援するだけであるから、攻撃されることはないと考えるだろうか。全く他人事、国民を犠牲にすることを厭わない人間性のかけた政治家と言える。戦争など血の通った人間が考えることでなく、人間を「将棋の駒」と考えなければできないことである。遠い国で国民が将棋の駒になることを自分の事と考える発想力が欠ける「無自覚人間」であると、米国の戦争に参加することに「無批判」となってしまう。その時になっては遅いのであり、「安保闘争」の時より戦争リスクが高まっているのに我々国民の意識が低すぎます。一人一人が勇気をだして声を出さなければ出す時がありません。さもなければ、孫崎さんが英国の例を取り上げるまでもなく、歴史を重視しない日本に於いては学習効果もなく歴史は繰り返すのでしょう。
イラク侵略で英国の元首相のブレアが世界に反省しているところを見せ、アフガニスタン派兵で英国防大臣が懺悔して見せている。それらは単なるカメラ目線のポーズにしか私の目には見えない。今後も彼らの国際政治に取り組む態度は本質的には変わらないと思う。
英国には他国を納得させる倫理が無い。米国はそういった英国を完全支配し、世界制覇に乗り出しているわけだが、その底にある生理的リピードーは異民族を排除し乃至は財産を略奪する強欲であると私は思っている。そういう強欲とモスリムやロシア正教や中国の国家管理下の新自由主義が戦っている。
米・英が強欲を捨て、理性や倫理を身に着け実践しない限り、衰亡の道を辿るしかないと私は予想している。米国に住んでいる何も知らない善良な米国民はブッシュやオバマが邪悪なことを外でやっていることを最近になって少しずつ分かって来始めた。そして英国の大衆がそれを知り、西欧の諸国民が知って、いわゆる西側の政治改革までには時間がかかる。が、強欲が衰亡するのは必然でしょう。
自衛隊の人らは米国に呼ばれたら死ににいかなあかん。明治維新でがんばった人ら怒ってはるわ。
正直、意思の疎通がうまくとれているとは思わない。とろうとする意思も感じられない。まあ成り行き次第という訳ですね。
別に死なないでいいんではないでしょうか?死んでくれたら喜ぶ人もいるでしょうが、どうせ本当のことは分からないんです。私としては争いはやめて欲しい。協力は惜しまない。