国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders、RSF)」が12日、発表した「世界報道の自由度ランキング(World Press Freedom Index)」2015年版では、日本は順位を昨年の59位から2つ下げ61位だった。
主要順位
1:フインランド
2:ノルウエー
3:デンマーク
4:オランダ
5:スエーデン
6:ニュージーランド
7:オーストリア
8:カナダ
12:ドイツ
25:豪州
34:英国
38:フランス
49:米国
51:台湾
60:韓国
61:日本
日本の過去に順位
2014 #59 番目)/ 180 (国中)
2013 #53 / 178
2012 #53 / 178
2011 - (記載なし)
2010 #11 / 173
2009 #17 / 170
2008 #29 / 168
20
コメント
コメントを書く「主権在民」の国民の生活、福祉の充実に重点を置き戦争をしない専守防衛に徹した国か、「主権体制」の企業優先、戦争をする好戦的な国かが、報道姿勢に大きく関係しているようだ。主権在民、専守防衛に徹した国は、国民に開かれた国であり、国民に隠し事をする必要がない。主権体制、好戦国であれば、体制維持装置を国民に明らかにすることができない。安倍政権の進んでいる道は、憲法の精神主権在民を放棄した主権体制の道である。特定秘密保護法、集団的自衛権、TPPは、政治経済の主権体制を、日本から米国への移譲、移管に等しい貢ぎ方である。敢えて明確にする必要がないのに、菅官房長官の米国の地上作戦を全面的に支持する報道を読売オンラインで見ると、マスコミ報道は米国の意思を伝達する機関に過ぎないことになる。批判精神、偏向しない報道精神が欠けては、マスコミがマスコミとは言えず、政府御用機関であり、お金を払ってみるものではなくなっているのではないか。我々は高齢者であり、どうでもいいようなものであるが、精神的豊かさが欠けた競争主義、戦争を好む馬鹿馬鹿しい国家になり始めている。
こういう国では、児童や青年が、正しい国際認識を持てないまま育っていく。国際社会で活躍できる人材が育ちにくい。するとどうなるか。国力は低下する。「報道の自由」ということは、国民のIQに直結する問題だから、そのまま国力の低下につながる。橋本治が近刊『バカになったか、日本人』(集英社)を出した。まさに、そういうことになる。賢明で、丹力のある人材は芽が出ない、というか、つぶされる。孫崎さんの『小説外務省』にそうある。
311の後、順位が急落しています。海外からの客観的な判断だと受け取りました。このままではまずいですね。
その国の戦争モードの度合いと報道の自由度は反比例しますね。日本がどんどん戦時体制になっていることを示していると思います。報道界というのは他の職場と同じく悲しい職場ですね。
ポピュリズム命の安倍政権は、株価と支持率に一喜一鬱しているのではないか。株価は、日銀相場であり、官制相場である。海外の大きな事件がなければ、維持できるのかもしれないが、巨額の財政赤字抱えながら、出口戦力がないのに、マスコミは一切追求しない。賛成反対等マスコミは態度を明確にしないのである。問題は、マスコミの支持率であるが、病院、公民館、税務署、タクシーなどあらゆる場所で、皆の話にそば耳を立てていると、安倍政権に対する批判が多くなっている。民主党が政権をとる前とは違った雰囲気である。自民党がだらしないから一度民主党にやらせてみようから、自民党はともかくとして、安倍はだめだという意見が圧倒的に多くなっている。マスコミの世論調査など、元来作文であり、安倍政権に対するサービスに過ぎなくなっているのではないか。ある時突然裸の王様になっているということがあり得るのではないか。
パソコン、ご愁傷さまです;)
昨夜ジャズクラブで終演後、スイス出身で日本在住のミュージシャンとしばし歓談の機会を得ました。
話は今の日本が相当おかしなことになっている件に及びましたが、氏曰く、今は丁度V字回復する前の谷底である-問題の一つは何でも商売優先で人間的な付合いが激減し、皆互いにバラバラにされ、その延長上にネットやバーチャルな世界での付合いに興じる人だらけになった状況がある-しかし、日本の若者はそろそろ そんなことには飽きて、直にコミュニケーションする方にシフトする兆しがある-そうです。孫崎さんの当世若者観は如何でしょうか。
スイスはこのランキングで20位でしたが、幸福度、教育(の質?)等、他のランキングでも たしか上位常連だった覚えがあります。
ミュージシャン氏にスイスは政治家の質がいいからなのかと訊くと-それは分からないが、今のスイスになるまで紆余曲折あり、今も色々問題抱えているが、ごく簡単に言うと、ある時 ある地方に自主独立の気風が醸成され、それを良く思った隣の地方、またその隣の地方へと伝播していき、ゆるい連邦を形成して国という形になった、王様が居て上が治めるのでなく、ボトムアップのスタイル、それで何か政治決断する時は 各地方は「自分たちが国を作っているのだから、オレたちに決めさせろ」という思いが非常に強い-とのことでした。
【岩上安身のニュースのトリセツ】トルコに対策本部を設置しなかったのは「原発輸出に悪影響を与えないため」!? 〜イスラム国邦人人質事件、安倍政権の呆れた理由を英字メディアがスクープ
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/31531
とうとう海外メディアか経由でしか情報が入って来ない時代になっているんですね。
日本の大手メディアは当然知っていたでしょうに。
「専門家が、現地対策本部をトルコにすべきだ、と主張するのには、相応の理由があるのである。
しかし、日本政府は頑としてその進言を聞き入れず、最初からヨルダンに対策本部を構えていた。
もうひとつの謎。なぜトルコを避けるのか。合理的な理由はなかなか見あたらなかった。しかし、その理由について、驚くべきスクープが飛び込んできた。トルコに対策本部を置かなかったのは、「トルコへの原発輸出に悪い影響を与え得ることを恐れたため」だと言うのだ。
この衝撃的な2つのスクープを報じているのは、世界30カ国に支部を置く、英字メディア「VICE NEWS」だ。以下、「イスラム国との日本の新しい戦争の内部」と題する英語記事をIWJは独自に仮訳し、紹介する。
同メディアはまた、イスラム国側に犯行の口実を与えてしまったと指摘されている、1月17日に安倍総理がエジプトで行ったスピーチについても、「対イスラム国」の姿勢を鮮明に打ち出した部分は、「外務省が用意した文章に安倍総理が勝手に書き加えたもの」だとすっぱ抜いている。」
後藤さん誘拐事件の経過を調べていけば私のようなど素人にも、「邦人二人の尊い命をつかって」
三文小説以下の最低のシナリオで軍国化に突き進んでいるとしか思えませんがw
ショックドクトリンにしても低次元過ぎます。
>>9
先日のビデオニュース・ドットコム春名幹男氏インタビューはまさに聞くべき話であり、そのエッセンスは孫崎さんの持論と軌を一にすると思います。それにしても、「徹底的に突っ張って邦人二人の犠牲と引換えに得たものは結局何だったのか」との問いに、春名氏の答えはまさにブラックジョークで、呆然と遠くを見つめるよりほかありません。これでは、逝ってしまった彼らもご遺族も、安倍政権への怒り、憤りが消えることは決してないでしょう。
報道の自由があるのなら、ウォール街も軍産複合体もめちゃくちゃなことをしていますと全世界に報道すればいい。それで世界の流れが変わる。まあそれを待たなくてもこんなめちゃくちゃばかりしていたらいつかは知れ渡る。ロシアも中国も強くなっているし、ドイツ、フランスも独自の路線を模索しているようだ。アメリカ・イスラエルに組する安倍はアホの典型だ。
奴らももうけることしか考えないアホだと言うことだ。
>>11
全く同感です。