事実関係: tの2015年版が発表された。
ザカリアがCNN(Which country is the biggest importer of arms? We looked at the findings of a new report recently: http://cnn.it/1EHEOp9)で説明している所、主要点。
出典は[IHS global defense budget report]
・武器輸出総額650億ドル
・輸入上位5か国
サウジ: 65億ドル
インド: 56億ドル
中国 : 26億ドル
アラブ首長国:22億ドル
台湾 : 22億ドル
その他の主要な論点
・2014年の武器輸出の総額は664億ドル、前年の568億ドルより大幅増
・輸入国のトップはインドからサウジに入れ替わり。
• 米国は世界全体の3分の1を輸出
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このような数字を見るのは初めてです。ありがとうございます。
オバマ大統領が一年か二年ほど前か日本にやってきてピヴォット・アジアなんてこじゃれた英語を話していたが、この数字が教えていることだったんですね。台湾の輸入が実に多い。中国の輸入先はやはりロシアでしょうか。ロシアは多くの武器分野で米国と同等乃至凌駕しているという話ですし、中国は軍事技術面で一時米国寄りに傾く傾向を示していたが、改めてロシアに学ぶことを決意しているみたいで、米国のウクライナ侵略でロシア寄りが決定的になったと報じられていました。
続く
>>1
続き
先の航空ショーの紹介記事で中国が新たに開発した戦闘爆撃機の能力が世界一と出て居ましたが、米・中・露の軍事能力は三つ巴の拮抗状態になったということでしょうか。日本政府や日本の大マスコミは中国とロシアを過小評価しがちです。それに影響されて日本人には中国人を劣等視する傾向が見られます。緊急に改めるべきです。
特にロシアは技術大国です。自動小銃のカラシニコフは今も尚ベストセラーです。ヒトラーがロシアに攻め込んだとき、チャーチルは内心ヒトラーを支援していた。ナチス・ファッショ嫌いのルーズベルトはソ連に秘密特使を派遣しスターリンに何が欲しいと尋ねさせた。答えはアルミの大量の地金だった。それで飛行機を作りナチスをやっつけるという話だった。勿論、ルーズベルトはシベリア経由大量の地金を供給した。広大な大陸では持久戦がものを言う。そしてロシアに地金で飛行機を作る技術が存在することにルーズベルトは強い印象を持った。
ルーズベルトは真珠湾攻撃に驚いた振りを見せたが驚かなかった。持久戦を考えていた。スターリンに学んだかどうかは分からない。私は学んだと思う。
中東の宗教対立による戦争は、軍債複合体という「戦争を起こして金儲けをする団体」が、双方に不安を煽って戦争を起こし、莫大な利益を享受している。
極東については、世間知らずのオボッチャン政権に入れ知恵するだけで、歴史の事実を否定して、加害国が被害国を憎んで対立を激化し、戦争意外に解決ができないと思い込んでいる。こんな無知な政府にいつまで政治を任せているのだ。国民に「真実」を知らせないマスコミの罪は万死に値するのではないか。そして少し考えれば気づくことなのに、思考停止したままで何も考えない国民の罪も重大だ。
根本的には、やはり「戦争と平和の問題に帰するといえる。
平和であれば、政治家が何かを画策する余地が少なくなり、人民による人民の政治というより、人民による話合い議論が大切になる。戦争ないし戦争できる国にしようとすれば、人民による人民の話し合い議論は排除され、全体主義的政治が支配し、官公庁、マスコミ、企業、各種組織体が、体制側に統一され、国民主体の見方考え方は徹底的に排除される。現在の状況はまさにこのような状況と見られるのではないか。国防のための費用が優先し、福祉に回るお金は必要最小限度に減額され、お金のある人にしか、福祉がいきわたらなくなるのではないか。福祉切り捨て社会になると考えるべきでしょう。地方創生などと言っているが、政令指定都市と地方都市に歴然たる格差がついており、なお一層格差が広がっていくのでしょう。競争による悪平等社会は国民に優しい政治とは言えず、切り捨て政治になっていくと見るべきなのでしょう