安倍首相は国連で、国連改革を打ち上げた。では世界はどれだけ、安倍首相の演説に関心を持たれたか。一つのバロメーターは国連総会での演説の時間設定である。
初日、28日午前の発言者を見てみよう。
1:国連事務総長―潘基文
2:国連総会議長―リュッケトフト
3:ブラジル大統領―ジルマ・ヴァナ・ルセフ
4:米国大統領―オバマ
5:ポーランド大統領―ドゥダ
6:中国国家主席―習近平
7:ジョルダン国王―アブドラー
8:ロシア大統領―プーチン
9:韓国大統領―朴槿恵
10:イラン大統領―ローハニ
11:カタール国王―アール=サーニー
12:仏大統領―オランド
13:モザンビーク大統領―ニュシ
14:オランダ国王―ウィレム=アレクサンダー
15:カザフスタン大統領―ナザルバイエフ
16:メキシコ大統領―ニエト
17:ポルトガル大統領―シルヴァ
18:デンマ
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政治家は民意に耳を澄まし、民意を大切にした政治を行うのが使命である。
日本の安倍首相以外の各国首脳は、民意を無視して政治をすることは不可能と考えている。具体的には、民意を無視してシリアに兵力を派遣できなかったから、アサド政権をアメリカの目論み道理に変えられないのです。アメリカ、イギリス両国民とも兵力の派遣に反対したのです。民主主義が機能しているのです。
当時「戦争法案」が成立していたとすれば、また当時安倍首相が首相を務めていたら、米国の要請にどのように対応したか。常識的には米国、英国のように民意を大切にすべきであるが、従属性と好戦性を考慮すると喜び勇んで派遣した可能性を否定できない。
米国いうことは何でも聞く従属国家の首相の演説など聞いても何の意味もない。米国の話を聞けば、済む話であり、極端に言えば国連の米国大使を聞けば済むことだからです。53番目に話ができたというのは分不相応にお金を拠出しているからでしょう。本来は資格がないとみなされているのです。
「おい、自民党。自民党総裁選をしないのはともかくとして、国際社会にあちこち外遊させて大丈夫かいな」と問いたい。国益になるどころか、国の威信に傷がつくばかりです。オバマ大統領どころか、各国首脳に一人前の首相と認められていないのです。
国連に加盟している国の多くは、安保理常任理事国のあり方に疑問を持っている。5つの国が「拒否権」という絶大に力を持ち、自分とは違う考えには、たった1ヶ国でも採決を否定できてしまうためだ。それを変えようとしても常任理事国が拒否権を使ってしまう。多くの国が「廃止したい」と考えている常任理事国に、安倍首相は「なりたい」と述べている。誰にも見向きされないのは当然である。
とりわけ日本政府は、核兵器禁止など「日本が率先すべきこと」でも、米国が反対すれば日本も反対するため、「自主性のない国」と軽蔑されている。そんな国に拒否権という特権を与えたら、米国の横暴がさらに酷くなってしまう。そんなことを望む国など有り得ないのだ。
安倍首相が常任理事国になりたいのなら、まず、対米従属をやめ、中国敵視政策をやめ、ロシアとの平和条約を結ばなくてはならない。その次に常任理事国の廃止を含む「安全保障理事会の改革案」を作成して、大多数の加盟国の支持を受ける作業をすべきだ。
日本は、まず国際社会において 米国従属ではなく、独自の平和外交で自国の安保、国際貢献を続け、一人前のしっかりしたビジョンをもった国としての実績を積む必要がある。
その上で国連憲章の「敵国条項」の正式削除を求められる状況を作り出す。
そうなったら、安保理改革案を提案していくことが必要ではないか。
今のように、カネで支援をもらおうともとれる方法で、信頼が得られるとは思えない。
アベが首相で居続ける限り、日本は しょうもない情けない国として壊れていく。
そんなアベが万が一にも国連で一流リーグに入った日には世界もお終いである。
つまり、まだ世界は終わっていなかった、よかった-ということだ。
後世の歴史家は間違いなく日本のこの時代を「クソ時代」と命名するだろう。
それでも その「戦犯」の張本人たちは またしても誰一人責任を取らず、再び一億総懺悔にすり替えられるに決まっている。
これぞ日本の伝統、70年変わらない「味」であろう。
人の評価というのは難しいものであくまで相対的なものだ。田中角栄だって、小沢一郎だって、鳩山由紀夫だって、良い面と悪い面があって絶対的に誰がいいとは判断できない。Aの立場に立てば、田中角栄は法を犯したダーティーな政治家だし、Bの立場に立てば本気で日本の国益を考えた稀な存在だとも言える。それは君がAの立場に立つのか、Bの立場に立つのかによって180度変わる。そしてどちらの立ち位置が自分に取ってより心地よいかという問題だ。
日本という国は、江戸ー明治−昭和と時代を動いていく中で、微妙に自分の存在を変化させてきた。特に敗戦によって一度過去の自分を捨て去ってしまった。それが日本人に取って一番心地よい選択だったのかどうかもう一度考え直す時代に突入している。君が殺したつもりの人間は君の中でしっかり生き延びている。そして君の存在を脅かすまで成長している。そして鏡合わせになってどちらかが消える時が近づいているのだ。
上の文相はわかりにくいので翻訳してみた。
安倍氏の国連での扱われ方はやはりそうでしたか。
拙宅の近くの若い家族の家の小さい門扉に「安倍政治はいらない」と書かれたビラがかかっています。日本の良識ある層には既に結論が出て居ます。
日本の大マスコミは安倍外交が国連を重視していると宣伝して見せましたが、安倍氏が親しく支持を仰ぐ米ネオコンは根っから国連嫌いです。隠そうにも隠しようがない。外務省のお役人はいいかげん「DISINFOMATION]政策を取りやめたほうがよい。お金だけ浪費する痴呆国家と見られるばかり。
いや、そんなことを言っても、「、、、の顔に小水」じゃないが、安倍体制と大マスコミは全く聞く耳を持たない。良識層の粘り強い示威しか良い政治を招来することは出来ません。こころ強いのは国連の潮流が私たちの味方だということです。
まったく鎖国時代の様相です。
幕府は海外の情報を入れない獲らない知らせない。惰眠をむさぼり、狭い日本だけの支配に汲々としている。かわら版は沈黙、お抱え学者は「今だけ、カネだけ、自分だけ」の三ダケ主義と「見ざる言わざる聞かざる」の三ザル主義。
これでは国民も、好むと好まざるに拘わらず、ノー天にならざるを得ない。
しかし、黙って居るわけにもいかないので、デモ・SNS・etcを駆使して、小さな歩みでも前に進むしかない。
アベは戦後最悪の首相となりました。