24日、福井地裁は依然出した再稼働の即時差し止めた4月の仮処分を差し止めた。
この問題の理解には、4月の差し止め裁判の動きをみた方がいい。
4月の、判決前に、判決を出した樋口英明裁判長は2015年4月1日付で名古屋家裁判事に異動した。しかし、名古屋高裁が福井地裁判事職務代行の辞令を発令したため、今回の決定を言い渡すことができた。つまり、原発再稼働容認の裁判長を任命したが、それを異例の措置でしのいだのである。
樋口英明裁判長の判決は極めて詳細にわたっている。特に「基準地震動」の論は説得力がある。今回の取り消しは、こうした論に対して、「施設の耐震性にも“相応の余裕”がもたせてある」と評価し、「最新の科学・技術に基づく地震対策を求め、安全上重要な耐震性の確保を求めた内容には合理性がある」と再稼働容認を根拠づけた。
樋口英明裁判長の述べた「基準地震動」については如何に原発再稼働が危険
コメント
コメントを書く専制体制の日本型「和の社会」が、戦後民主主義の陰に隠れていたが、戦後70年、「戦後レジームの脱却」思想が強くなり、再び社会を席巻し始めている。
米国の力が相対的に低下している状況において、米国の日本に対する依存度が高まり、圧力としてのしかかっており、従属を好ましく思わない勢力にとっては、米国の圧力を逆利用して、専制国家を再現しようとしているとみなすべきでしょう。安保条約にまともに対応せず、安保に依存するこすからい国民性が、こすからいやり方で、米国の圧力を和らげていこうとする動きであり、流れを変えるのは大変である。共産党でさえ、日米安保を棚上げにし、天皇制を認めるに至っては、何をかいわんやである。共産党員に異論が出ないことは、自民党と同じ現象である。自民党のことを言えないのではないか。
私の観方は次の通りです。
福井地裁の再稼働即時差し止め仮処分の差し止めは原発ファッショを裏付ける暴挙です。この国の権力がマスコミを宣伝機関として脇に引き連れて日本破滅のリスクに賭けたのです。投資用語で言えば、スーパー・ハイリスク・ノーリターンです。近畿が消える前に安倍体制の転覆を図らねばなりません。
安倍体制にぶら下がっている連中は米国という安全地帯に逃げ込めるけど我々民衆は日本のこの土地にはいつくばって食って行くしかないのです。
私は韓流ドラマを視聴するのをこよなく愛して居ます。ひと頃前までは悪霊に満ちた悪者は膨大な金をふところにして韓国を捨て日本に潜伏する筋書きが多く見られましたが、最近では悪者は米国に潜伏します。戦前の日本のファシストたちは逃げ込む安全地帯が無かったので国粋を掲げ最後は散って行きました。今の日本のファシストたちは国粋を放棄し、愛国心のひとかけらもありません。米国というデカダンの地があるので老いも若きも気楽なアウトローをやっています。嘆かわしいことです。彼らに如何にして天誅を加えるか、つまり選挙に勝つか、その方法の選択が喫緊の課題です。
>>2
追加
上記で「戦前のファシストたちは逃げ込む安全地帯が無かったので国粋を掲げ最後は散って行きました」と書きましたが、本日の櫻井春彦さんのブログを見て居たら、私の間違いに気づきました。A級戦犯容疑者19名が理由不明で釈放されています。その中に岸信介、児玉誉士夫、笹川良一が含まれている。彼らは釈放後即CIAから多額の資金を提供されていた事実がありました。彼らは日米が戦っているときでもしたたかに米国の暗部と通じて居たんだと見ざるを得ませんね。
アメリカなどに頭を下げて、姑息な男になることと引き換えに、ちょっとばかり得をする。というより苦しみから逃れる代わりに、仲間を裏切り魂を売り渡す。ワリに合わない。でも身から出た錆びだ。取り戻すためにはそれなりの決意がいる。できなければ仮面の下はいつまでたってもゲスのままだ。
>>4
詩。政治を文学で語る。21世紀のボードレールを目指しおるや。
catcher in the lieの暗喩であることは明らかだ。でもそれを真実と呼ぼうが嘘と呼ぼうが特に問題だとは思わない。それは存在するものなのだから、後はそれをどう受け取るのか人々の意識の問題だ。
ある程度当てつけという部分はあってもそれで動じるようではいけない。きちんと自分の算段で動いているのなら他人がとやかく言うことではない。政治にはほとんど興味はないが、こんな所で駄文を書いているのは、フレディ・サンとコミュニケーションを計ろうかなと密かに考えているからです。Mythなんとかは、ちゃんと神話のお勉強をしているのだろうか?神話を深く理解した人間の発言とは思えない節がある。
>>6
Catcher in the Lie の暗喩、いいですね。私は今も尚大人になりきれず、MAINSTREAMに抵抗ばかりしている。サリンジャーのThe Catcher in the RyeのRyeをLieと言い換える妙、正直、含蓄あります。