自社農場の「母袋(もたい)有機農場」産原料と天然伏流水でつくられ、カモミールやラベンダーなど西洋ハーブの成分をプラスした新感覚の甘酒です。
体の中から美しくなるための甘酒
はだ恵りの特徴は、酵素の力でオリゴ糖の含有量を高めているところ。
「オリゴ糖を生成する3種の米糀と2種の酵素の活性を最大限に引き出すために、発酵時間や糀や酵素の配合比率、組み合わせを120回以上の試作を経て開発」されたそう。こうして、肌荒れ対策が期待できる発酵飲料が生まれました。
食品微生物センターによると、はだ恵り100gに含まれるオリゴ糖の量は、3,600mgとのこと。はだ恵り1杯(3倍希釈)を飲むことで、オリゴ糖を多く含むと言われるきな粉(大さじ1)の4倍、てんさい糖(大さじ1)の5倍、バナナ(1本)の11倍になるそう。
管理栄養士が教える、オリゴ糖と腸内環境の関係
オリゴ糖を多く含むことで、どのような効果があるのでしょうか? 管理栄養士の早崎知代(はやさきともよ)さんにお話をうかがいました。
「オリゴ糖のおもな働きは整腸作用。オリゴ糖は腸内の善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)のエサになるので、エサが増えることによって善玉菌も増えます。善玉菌が乳酸や酢酸を出して腸を刺激することで便秘の改善をサポートするのです。
さらに乳酸や酢酸で腸内が酸性に傾くため、酸性に弱い悪玉菌が減りバランスがよくなると言われています。便秘が改善されれば、肌荒れ対策にもなり美肌につながりますね」(早崎さん)
腸は、栄養素を体内に摂りいれるための大切な器官。腸内環境を整えることについては、さまざまな健康効果の研究・発表がされています。
また、甘酒は実は料理にもぴったりです。
「甘酒に肉をひと晩漬け込めば、醤油だけでおいしくなりますよ。一番簡単でおいしいのは、毎朝ヨーグルトにかけること。菌と、菌のエサの両方を摂れることになります。
また、タンパク質と必須アミノ酸の含有量を数値化したアミノ酸スコアがあるのですが、大豆を除く植物性のものは、動物性のものに比べ数値が低いんです。甘酒を牛乳や豆乳で割ることは、アミノ酸スコアが上がり栄養面からみても理にかなっています」(早崎さん)
飲むだけでなく料理にもアレンジできる甘酒。シンプルな素材のものをぜひ手に取ってみてください。
はだ恵り 550g 1,200円(税込) 全成分:米(国産)、米糀(国産)、へちま水、はとむぎ、へちま、カモミール、ラベンダー、酵素早崎知代(はやさき・ともよ)さん
管理栄養士、フードコーディネーター。食品メーカーにて病態栄養と高齢者栄養の営業を経験後、 食育イベントの企画運営に携わる。 現在は臨床現場での栄養指導や食育活動、栄養に関する監修やレシピ商品開発を中心に行っている。公式サイト