毎月代々木公園けやき並木で開催される「東京朝市アースデイマーケット」に出店している農家さんの田畑へ農作業を手伝いに行くツアーを企画、運営しているのが「週末農風」です。
アースデイマーケットに出店している農家さんは、化学肥料や農薬を極力使わず、有機や自然農法などこだわりの農業をしている方たちばかり。実際に購入したいと思うものを作っている農家さんなので、野菜を介したコミュニケーションもスムーズにできて、農作業に行く前から顔の見えるお付き合いができるので、不安や疑問も解消されます。
この「週末農風」を運営するのは、3人の女性たち。毎回アースデイマーケットにも出展していて、次回のイベントの紹介、参加者の募集をしています。「週末農風」のメンバー、イトウトモさんにおすすめの農家をお聞きしました。
アイガモ農法の稲作や自然農法のハーブアースデイマーケット最古参の有機農家「みやもと山」はアイガモ農法の田植え~稲刈りの通年プログラム「アイガモ米deほ穂の会」を毎年行っていて、今年もGWの田植えから活動を開始します。
もうひとつは、先進的な農業をされている「POCO A POCO農園」。POCO A POCO農園さんは、自然農法という無農薬・無肥料で草取りもしない、自然のままの状態で野菜を作っている農家さんです。珍しい野菜やハーブなどを育てているのが興味深いです。時期によっては種取用の野菜の花が見られます。
両方に共通しているのは、駅から農家さん宅まで歩いて行ける点と、近くにおいしい食事を食べられるお店がある点です。寄り道できると旅もさらに楽しくなります。
週末だけでもおいしい空気を吸って、自然と触れあい、農家の方々の思いを聞き、実際に農作業をしてみる。その後の食べ物や人生対する価値観が変わる、とっておきの週末になること間違いありません。
農家さんと参加者とをつなぐ架け橋となっている「週末農風」、アースデイマーケットでチェックしてみようと思います。