前回は自転車のまなみ号を処分するか否かの話をしましたが、実はもうひとつ、お別れを考えているものがあります。
うちの冷蔵庫。
買い換えたいんです。
今の冷蔵庫は大学を卒業して以来ずっと使っているものなので、まなみ号ほどではないにせよ、かなり長いお付き合いになります。
でもこちらは、幸いなことに名前をつけていなかったため、心置きなく処分できる!寧ろ良い感じの新しい冷蔵庫、はやくうちに来て!という気持ち。
そんなわけで先日、意気揚々と某家電販売店に行ってきました。
「はじめてのおつかい」ならぬ、はじめての冷蔵庫選び…。
ここで余談を挟むと、「はじめてのおつかい」の英語タイトル“Old Enough!”(もう、お使いできる年だもん!的な)ってすごく良いですよね。
うちの冷蔵庫はold enoughを通り越してそろそろ限界が近いです。
なので、吟味に吟味を重ねて、うちにピッタリの冷蔵庫を見つけるからね!と意気込んでいました。
しかし、求めるサイズと機能を照らし合わせると、そもそも条件に合いそうなものは一種類しかないことが即座に判明。
…吟味、したかった…。
その後も諦め悪く他の店舗に行ったりウェブを検索したりしてみたけれど、やはり選ぶ余地なく最初に見たアレしかなさそうだよなという結果になりました。
欲を言えば、見た目の感じは冷蔵庫Aの方が好きで、冷凍庫の使い勝手は冷蔵庫Bのほうが良さそう、など色々考えたけど、全部が理想通りになることはなかなか難しいですね。
ちなみにこの時、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざが頭に浮かんで、同じ意味の英語表現があるのか気になって調べてみました。
Fall between two stools.
(2つの椅子の間に落ちる)
どちらの席に座ろうか悩んで、結局その間に尻餅をついてしまうイメージですね。
今回の冷蔵庫選びは本当に、Fallするような余地が全くなかったです。
新冷蔵庫は今のものより少し大きいので、うちの冷蔵庫置き場に対してギリギリを攻めるサイズ感(放熱スペースは考慮してます)。
これまでは物理的な意味で冷蔵庫と壁の間に物がFallすることがよくあったんですが、それが減ると思ったら結果オーライかな、と思い直しました。
理想を追い求めるとキリがない。
だったら、大満足の一、二歩手前くらいが色んな意味で「自分サイズ」なのかも、と考えた冷蔵庫選びでした。
頂き物、家族からのお土産などでうちに集まったマグネットたち。
統一感があるようなないような感じだけど、どれもお気に入りです。
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選択肢がありすぎることによって、買った後で「あっちにしとけばよかった…」「思ったほどじゃなかった…」ってなって逆に満足度が下がることってありません?
彼は使えば使うほど「買ってよかった!」と思える冷蔵庫くんですよ、きっと!!