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ポオ、谷崎、乱歩、三島。人工楽園を巡る文学の系譜。
コメ0 弱いなら弱いままで。 72ヶ月前
朝、何気なく青空文庫を眺めていたところ、谷崎潤一郎の「黄金の死」が収録されていたの読み返してみました。 谷崎のほかの『春琴抄』だとか『痴人の愛』だとか『細雪』といった有名な作品と比べるとあまり名を知られた小説とはいえないかもしれませんが、個人的にとても好きな短編です。大正期の谷崎の代表作ですね...
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『コードギアス』劇場版はダイジェストを超える出来。
コメ0 弱いなら弱いままで。 82ヶ月前
映画『コードギアス 反逆のルルーシュ 叛道』を観て来ました。 ダイジェスト版『コードギアス』三部作の第二章にあたるわけですが、いやあ、面白かった。 本来、50話ある『コードギアス』本編を2時間超の映画3本にまとめあげるという無茶な企画であるわけですが、実によくまとまっていると思います。素晴らしい構...
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短編小説のラビリンスに迷い込んでみませんか。
コメ0 弱いなら弱いままで。 85ヶ月前
きょうは山本周五郎の記事が更新されているはずなので(予約更新なのです)、それに合わせて短編の話でもしたいと思います。 その記事で書いた通り、山本周五郎は短編の達人でした。で、日本でも海外でも、文学者として名を成した人はそのほとんどが名作短編を書いています。 SFやミステリといったエンターテインメ...
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公式戦連勝記録20連勝! 将棋・藤井聡太四段の活躍で立体パズル『Cuboro』に脚光
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 90ヶ月前
関西将棋会館で指された棋王戦予選で澤田真吾六段を破ってデビュー後の公式戦連勝記録を20に伸ばした藤井聡太四段。これにより渡辺明棋王への挑戦権を争う本戦トーナメント入りを決めました。そんな藤井四段が3歳の頃に遊んでいたという『Cuboro(クロボ)』に改めて注目を集めています。スイス発の知育玩具『Cuboro』...
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公式戦連勝記録20連勝! 将棋・藤井聡太四段の活躍で立体パズル『Cuboro』に脚光
コメ0 ガジェ通 90ヶ月前
関西将棋会館で指された棋王戦予選で澤田真吾六段を破ってデビュー後の公式戦連勝記録を20に伸ばした藤井聡太四段。これにより渡辺明棋王への挑戦権を争う本戦トーナメント入りを決めました。そんな藤井四段が3歳の頃に遊んでいたという『Cuboro(クロボ)』に改めて注目を集めています。スイス発の知育玩具『Cuboro』...
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2017年春『サクラダリセット』テレビアニメ化決定! 実写映画との連動に期待が高まる!!
コメ0 【無料】ガジェット通信ブロマガ 97ヶ月前
2015年に大学読書人大賞を受賞した河野裕氏の傑作小説『サクラダリセット』シリーズ(角川文庫/角川スニーカー文庫)が2017年春にTVアニメとして放送されることが決定した。2017年春には、全国ロードショー予定の実写映画と連動することになっており、【前篇】【後篇】の 2 部作にて多角的に展開する。本作は、能力者...
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2017年春『サクラダリセット』テレビアニメ化決定! 実写映画との連動に期待が高まる!!
コメ0 ガジェ通 97ヶ月前
2015年に大学読書人大賞を受賞した河野裕氏の傑作小説『サクラダリセット』シリーズ(角川文庫/角川スニーカー文庫)が2017年春にTVアニメとして放送されることが決定した。2017年春には、全国ロードショー予定の実写映画と連動することになっており、【前篇】【後篇】の 2 部作にて多角的に展開する。本作は、能力者...
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「障碍者」までのディスタンス。
コメ0 弱いなら弱いままで。 103ヶ月前
たむらあやこ『ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!』を読みました。 タイトルからわかるように(わからないかな?)、10万人につきひとり、ふたりという難病「ギランバレー症候群」にかかった著者の漫画形式での闘病記です。 はっきりいってプロレベルの画力や構成力があるとはいいがたく、読んで面白いものとはい...
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「才能」は「可能性」でしかなく、「結果」に繋がらない限り何も意味しない。
コメ2 弱いなら弱いままで。 103ヶ月前
10日ですねー。毎月10日は、ぼくにとっては『月刊ニュータイプ』の発売日。『ファイブスター物語』が読める日です! いま、『ファイブスター物語』は単行本第14巻に収録されるであろうベラ国攻防戦を描いています。 分裂したハスハのいち小国ベラを守るエープ騎士団のもとにあらわれた天才スライダーのレディオス・...
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やっぱり“進撃のカバネ”だった!? 新アニメ『甲鉄城のカバネリ』第1話レビュー【ネタバレあり】
コメ0 ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」 105ヶ月前
4月7日深夜より放送スタートしたノイタミナ枠 新オリジナルアニメ『甲鉄城のカバネリ』。蒸気機関が発達した島国“日ノ本(ひのもと)”を舞台に、装甲蒸気機関車“甲鉄城”に乗り込んだ少年少女が“鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=カバネ”との生き残りを懸けた戦いを描く、スチームパンク・サバイヴ・アクションとなっています...
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やっぱり“進撃のカバネ”だった!? 新アニメ『甲鉄城のカバネリ』第1話レビュー【ネタバレあり】
コメ0 ゲーム実況ブロマガ 105ヶ月前
4月7日深夜より放送スタートしたノイタミナ枠 新オリジナルアニメ『甲鉄城のカバネリ』。蒸気機関が発達した島国“日ノ本(ひのもと)”を舞台に、装甲蒸気機関車“甲鉄城”に乗り込んだ少年少女が“鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=カバネ”との生き残りを懸けた戦いを描く、スチームパンク・サバイヴ・アクションとなっています...
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教養論その25「言語能力における美的感覚(前編)」(1,587字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 106ヶ月前
「教養」とは、ほとんど「言葉を知っている」ということと同義である。なぜなら、言葉というのは「知識」であり、同時に「思考の道具」であり、さらには「さまざまな事象の概念、本質を表しているもの」でもある。だから、それを知れば知識、思考力、物事の本質という三つの教養にとって重要なことを同時に習得できるの...
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教養論その22「言語能力における『構成力』とは何か?(後編)」(1,981字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 107ヶ月前
前回は、言語能力における構成力とは何か――ということを見てきた。それは、詰まるところ「相手に伝えたいこと(ゴール)を明確にし、そこからの逆算で言葉全体を構成すること」である。話の構成の下手な人は、この「ゴール設定」ができていないため、構成ができていない。そうして、いわゆる「オチ」のない話になってし...
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教養論その21「言語能力における『構成力』とは何か?(前編)」(2,125字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 107ヶ月前
言語能力における「構成力」とは何か?言語というのは、言うまでもなく「単語の連なり」によって形成される。だから、いくら「単語」を知っていても、それだけでは「言語能力」があるとはいえない。言語能力には、その単語を「構成する力」も含まれているのだ。そしてこの構成力というのは、言語能力においては最も重要...
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教養論その20「言語能力における『知識力』とは何か?」(2,107字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 107ヶ月前
教養とは、ほとんど「言語能力」のことである。では言語能力とは何か?それは、知識力、構成力、想像力、美的感覚の四つによって構成されるものだ。それらの総合が高い人が、すなわち言語能力が高いということになる。そこで今回からは、この四つの能力――すなわち知識力、構成力、想像力、美的感覚とは一体何か? また...
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教養論その19「言語能力とは何か?」(1,673字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 108ヶ月前
「言語能力」とは何か?一般的に、それは「どれだけ多くの語彙を知っているか」と考えられている。しかしながら、それは言語能力の一つの側面を表したに過ぎない。言語能力は、いくつかの能力から構成されるものの総体だ。では、その「いくつかの能力」とは何か?それは、以下の四つである。第一は、前述した語彙力。こ...
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なぜ作家は衰えるのか。
コメ0 弱いなら弱いままで。 111ヶ月前
ぼくは小説であれ漫画であれ映画であれ、物語と名の付くものが大好きな人間なのですが、それだけに物語の良し悪しについてはうるさいところがあります。 で、常々疑問に思っていることが、「若い頃、非常に優れた作品を作っていたクリエイターが、歳を取ると衰えるのはなぜだろう?」ということです。 なぜも何も、...
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創作において「志が高い」とは何を意味しているのか。
コメ0 弱いなら弱いままで。 132ヶ月前
ふと思い立って『魔法先生ネギま!』を読み返しています。あらためて読んでみると、めちゃくちゃ面白いですねえ。 いや、おもしろいことは知っていたんだけれど、まとめて読むと、やはり連載を追いかけるのとは異なる興趣がある。いまさらながら巧みにはりめぐらされた伏線などもよくわかって、そうか、こうなってい...
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「2次元キャラは歳を取らないから良い」に異論する。
コメ0 弱いなら弱いままで。 134ヶ月前
『Re:ゼロ』面白いです! と、わからないひとにはさっぱりわからないであろう挨拶から入ってみます。 いやー、「小説家になろう」の『Re:ゼロから始める異世界生活』が面白いです。以前、ペトロニウスさんが熱烈な感想を書いていた作品なのですが、これはたしかにすばらしいな。 ちょっと「なろう」の作品とは思え...
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監督ポン・ジュノ×製作パク・チャヌク! 超絶未体験エンタ『雪国列車』、来年2月公開
コメ0 AOLニュース 136ヶ月前
Filed under: 国内, カルチャー, 映画, アフター5, トピックス『殺人の追憶』(03)、『グエムル-漢江の怪物-』(06)、『母なる証明』(09)と、作品を発表するごとにその完璧な構成力と斬新な映像で観る者を圧倒してきた韓国の鬼才ポン・ジュノ監督が、クリス・エヴァンス、ティル?