週刊文春デジタル
『私のバカせまい史』を見ていたらドキドキしてしまった。
そんな、ふだんはドキドキするような番組ではない。
「今まで誰も調べたことのない“バカせまい歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する」という、懐かしの『ホリイのずんずん調査』みたいな番組です。スタッフロールの「協力」で堀井憲一郎の名前もあって、パッと見チャラいバラエティですが、わりと調査は行き届いている。
今回は「どっきり番組における“落とし穴”トラップはいつからどんな風に」「バラエティ番組のVTR巻き戻し繰り返しでBGMにマンボ使いはじめたのはいつか」などの小ネタをつかみにしてから、出てきたメインのネタが、
「電車で寝ていた女性がおじさんのよだれを吸うエピソードの始まり」