もう十二月ですか。
先日、ホテルのロビーを通ったら、クリスマスツリーがたくさん、まさに林立してました。あれは大きいのが一本だから風情があるんで、あんなにたくさんあると「どうだ、クリスマスやぞ。参ったか」と言われてるみたいで落ち着きませんね。
それにしても、今年の秋はいったいどこをほっつき歩いてたんでしょうか? でっかい夏ばかりいつまでも居座って、とうとう「ちいさい秋」は見つけられませんでした。
うちの庭のハイビスカスが咲いたのもようやく十月になってから。ハイビスカスというと常夏の花というイメージが強いかもしれませんが、あまり暑すぎてもダメなんですね。「ああ、やっと咲けるわ」と一息ついたら、もうすぐクリスマスですからね。なんか気の毒な気がします。
もはや花で季節を感じるのは至難のワザ。