THE STANDARD JOURNAL アメリカ通信
▼あの朝日新聞も「米中冷戦」を認めた
みなさんこんにちは
和田です。
米中戦争について、
朝日新聞から出版された、
朝日新聞取材班による本が、
2020年10月30日にでました。
タイトルは「米中争覇」です。
副題として、
「新冷戦ははじまったのか」
です。
朝日新聞は、「冷戦」という文字を
できるだけ使いたくなかったため、
本のタイトルでも「米中争覇」という妙な言葉になり、
やっと副題で「冷戦」の文字が入ってました。
この本の元原稿が朝日新聞の連載で
始まったのは2018年の12月です。
その当時は「米中冷戦」や
「米中新冷戦」という言葉は
朝日社内では使ってはいけない雰囲気だったと、
著者の一人の峯村健司氏は講演会で言っていました。
【峯村健司記者とは?】
ちなみに、去年「LINE」が利用者に十分な説明がないまま、
中国の関連会社から個人情報を閲覧できる状態にし、
経済安全保障上の問題があることを調査し、
スクープしたのが峯村健司氏です。
峯村健司氏は元北京・ワシントン特派員であり、
安全保障や情報政策において、
朝日新聞には珍しく、
日本の国益の立場を踏まえ、
きちんと中国のリスクを報じる
真っ当かつ、優れた記者です。
【冷戦思考の世界観が大事】
「中国は米国に挑戦している」と米国政府高官がいうと、
中国側はすかさず「それは冷戦思考だ」と批判していました。
中国政府は米国の覇権に挑戦しようとし、
米中が冷戦に入っていることを
世界に知らせたくないのです。
中国は米国に「敵」認定されたくなかったのです。
【朝日新聞もサンモニも「米中冷戦」を認めた】
朝日新聞は、中国側の主張に
常に配慮してきた歴史からも、
「米中冷戦」状態を認めたくなかったのでしょうが、
もう認めるしかありません。
今では新聞記事で、当たり前のように「米中冷戦」と
当たり前のように報じるようになりました。
これは、大きい!
朝日がやる以上、テレビでも当たり前のように
「米中冷戦」時代と報じるようになり、
親中、親韓、反日のサンデーモーニングで
司会の関口宏氏ですら、昨年12月くらいから
(アリバイ作りからか?)、中国の人権問題を取り上げ、
中国政府批判する有様です。
Twitter上で、「どうしたんだ、関口宏!」
「悪いもんでも食ったのか」
と揶揄され炎上しました。
【現実を踏まえた世界観が重要】
人は使う言葉、定義した言葉の中で生活してます。
社会や国家も言葉の方向性に向かいます。
言葉は世界観そのものです。
現実と合致した世界観でないと、
方向性は大きなズレとなって狂ってしまいます。
日本はやっと世界政治の現実である、
「米中冷戦」に合致し追いつきました。
次はなにが重要か?
それは国家と個人がこの冷戦を
どう勝ち抜くかです。
日本人は米ソの冷戦時代、
平和ボケにボケていたので、
ベルリンの壁崩壊以降、
グローバル化が始まったことに
全く無知、無関心でした。
グローバル化し、世界中で人が移動し、
移民や旅行者が増加し、
世界中にサプライチェーンが敷かれ、
ITによる世界マーケティングが可能となりました。
グローバル化、IT路線にを知らないので、
対応した改革もできず、致命的な遅れをとり、
全く日本人は乗れませんでした。
それが平成30年不況の大きな原因です。
グローバル化思考になって、
乗るか対抗するかしないといけませんでしたが、
世界観がないので全くの無策で終わったのです。
今回の米中冷戦の現実を
あなたはどう考えますか?
今回のコロナや米中冷戦に、
あなたの世界観は冷戦思考になれてますか?
問題は、危機を乗り切るディフェンス面でしょうか?
危機をチャンスと捉えるべきでしょうか?
世の中には、さまざまな雑音があります。
予想通り、コロナでマンボウがでましたが、
国がなんとかすべきとか、
いろんなもっともらしい意見があります。
激動の米中冷戦、コロナ禍の中、
自分の人生の選択肢は、自分で考え、
守っていくしかありません。
今後の世界の流れを知り、
現実に世界観をマッチさせ、
シビアな選択をしていくにも、
音声講座「米中20年戦争に備えよ!」pat.7
〜国家と個人のエマージェンと戦略〜
を奥山先生がまとめました。
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ルトワックの日本再生論になります。
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オマケ3の音声は、
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コロナや米中冷戦を組み込んだ
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既存購入者様と今回延長期間の購入者様は
ぜひ楽しみに待ってて下さい。
↓
(和田 憲治:https://twitter.com/media_otb )