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アウトロー事件簿 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.2 《通信時報 Vol.2-6》
2013-01-30 01:00110pt -
検証 ついに指定! 「特定抗争指定暴力団」「特定危険指定暴力団」…《通信時報 Vol.2-5》
2013-01-30 01:00110pt検証 ついに指定!
「特定抗争指定暴力団」「特定危険指定暴力団」ってなんだ!?
一般社会への拡大を懸念の声も
平成二十四年八月に成立し、十月三十日に施行された「改正」暴対法に基づき、福岡など五県の公安委員会が十二月二十七日、道仁会と九州誠道会を「特定抗争指定暴力団」に、五代目工藤會を「特定危険指定暴力団」に、それぞれ指定した。 暴対法は平成四年に施行され、同法に基づき「指定暴力団」に指定された団体だけに適用される法律で、法の下の平等を侵害する「身分法」との批判があった。施行から二十年を経て、五度目となる今回の「改正」では、この「指定暴力団」のうち、抗争事件を繰り返し、住民に危害を及ぼす恐れがある団体を「特定抗争指定」、事業者などを襲撃し、今後も繰り返す恐れがある団体を「特定危険指定」として、さらに規制を強めるもので、屋上屋を架す格好となる。
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アウトロー事件簿 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.1 《通信時報 Vol.1-8》
2013-01-28 00:51アウトロー事件簿
工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.1
取材・文/東晴明
2012年7月26日、「特定危険指定暴力団」及び「特定抗争指定暴力団」の新設や当事者に代わって第三者機関が「暴力団」に代理訴訟を起こせる制度などを盛り込んだ改定暴対法案が成立した。 その前年である11年には、全国の都道府県及び一部の市町村で暴力団排除条例(暴排条例)が施行され、暴力団排除が加速している。 そうした中で、2012年12月に入って福岡県の公安委員会は改定暴対法に基づく「特定危険指定暴力団」及び「特定抗争指定暴力団」の指定のために、道仁会、九州誠道会、五代目工藤會に意見聴取を要請した。 聴取に応じた工藤會は、「他団体に比べ暴力的要求行為の件数は少ない」「他の団体よりどのように危険なのかを具体的に立証できなければ、指定は納得できない」などと反論、指定されれば取り消しを求める訴訟を起こす意向も
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