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記事 10件
  • 特別企画 遠い夜明け 現役ヤクザたちは叫ぶ、「俺たちに未来はあるのか?」

    2013-04-08 20:00  
    220pt
    ヤクザ社会を取り巻く環境も、さらに悪化していくと予測される。そうした暗い現実を目の前に現役ヤクザたちは何を考え、また何を支えに生きていくのだろうか。  ヤクザの未来について考えたとき、最終結論は決まっている。ヤクザ組織の非合法化……社会に拡散する暴力団排除の流れは、もはや止められないはずだ。 ある刑事はオフレコで本音を吐露する。 「福岡県のように企業に対する襲撃事件が頻発するなんてことは、東京では絶対にありえない。いまさら暴排条例を制定しなくても、十分、都内の暴力団は自重している。慣れないと言ったら語弊があるが、それが長年培ってきた東京のルールだ。それを破るような団体が現れるとしたら、それは山口組だけだ。  でも、その山口組だって馬鹿じゃない。ヤツらも東京で派手な動きをすることは控えるだろう。暴排条例が出来ても、本音でいえばそれを使って取り締まろうとは考えてない。厳しい条例を制定するが、厳しく適用するわけじゃない」
  • 【暴追・暴排】田原総一朗さん「『山口組講演会』体調不良で断念」の件を考えてみました・その2

    2013-03-25 20:00  
    220pt
    暴追・暴排
    田原総一朗さん「『山口組講演会』体調不良で断念」の件を考えてみました・その2(日刊ゲンダイ問題)
    吉原美姫
     この問題について、いろんな記者さんとお話をしておりますが、田原さんが「体調不良」とおっしゃる以上は深追いできない感じ。でも法令上、何も問題なさそうだし、やってほしかったねえというのが良心的な記者さんのご意見であります。
     これからは、警察がそこまで反対した裏事情を探って行きたいと思います。なんかあんまり理由ないみたい。有名人だから、的な? 
     そこで気になるのが、日刊ゲンダイの報道っぷりです。なんか田原さんに恨みでもあるんか? と勘繰ってしまうです。
     
  • 【暴追・暴排】田原総一朗さん「『山口組講演会』体調不良で断念」の件を考えてみました

    2013-03-21 20:20  
    暴追・暴排
    田原総一朗さん「『山口組講演会』体調不良で断念」の件を考えてみました
    吉原美姫
     うーん、残念。個人的にも非常に興味があったのですが。まあこのお話が出てきた当初から「実現はビミョー」との説はありました。まず兵庫県警は絶対に邪魔してくるでしょうし、場合によっては警視庁も出てくることは想定内ですからね。実際には警察庁が動いたようですから、田原先生の影響力と人気のすごさがわかります。
     「田原さんが山口組で講演をするらしい」というのはバレンタインデーの前には記者仲間では知られた話になっていましたが、最初に出たのは日刊サイゾーのようです。
    「講演の準備の心労でダウンしたもよう」と警視庁組対の担当者情報を紹介しています。
    「日本最大級の広域暴力団と……」田原総一朗緊急入院の背景にささやかれる“グレーなウワサ”(日刊サイゾー)
    いやー準備で心労はないと思いますよ。田原さんと親しい記者さんに
  • 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? その4 《通信時報 Vol.4-6》

    2013-02-10 20:00  
    220pt
    アウトロー事件簿
    工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? その4
    取材・文/東野晴明
     
  • アウトロー事件簿 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.3 《通信時報 Vol.3-5》

    2013-01-31 21:00  
    110pt
    アウトロー事件簿
    工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.3
    取材・文/東晴明
     2013年12月27日、福岡県と山口県の公安委員会は12年秋に施行された改定暴対法に基づき、工藤會を「特定危険指定暴力団」に指定した。これにより、県公安委員会が設定した「警戒区域内」で組員らが市民に金品などを不当要求した場合、警察は中止命令なしに逮捕できる。
     
  • アウトロー事件簿 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.2 《通信時報 Vol.2-6》

    2013-01-30 01:00  
    110pt
    アウトロー事件簿
    工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.2
    取材・文/東晴明
     
  • 検証 ついに指定! 「特定抗争指定暴力団」「特定危険指定暴力団」…《通信時報 Vol.2-5》

    2013-01-30 01:00  
    110pt
    検証 ついに指定!
    「特定抗争指定暴力団」「特定危険指定暴力団」ってなんだ!?
    一般社会への拡大を懸念の声も
     平成二十四年八月に成立し、十月三十日に施行された「改正」暴対法に基づき、福岡など五県の公安委員会が十二月二十七日、道仁会と九州誠道会を「特定抗争指定暴力団」に、五代目工藤會を「特定危険指定暴力団」に、それぞれ指定した。  暴対法は平成四年に施行され、同法に基づき「指定暴力団」に指定された団体だけに適用される法律で、法の下の平等を侵害する「身分法」との批判があった。施行から二十年を経て、五度目となる今回の「改正」では、この「指定暴力団」のうち、抗争事件を繰り返し、住民に危害を及ぼす恐れがある団体を「特定抗争指定」、事業者などを襲撃し、今後も繰り返す恐れがある団体を「特定危険指定」として、さらに規制を強めるもので、屋上屋を架す格好となる。
     
  • アウトロー事件簿 工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.1 《通信時報 Vol.1-8》

    2013-01-28 00:51  
    アウトロー事件簿
    工藤會vs福岡県警 最終戦争勃発!? Vol.1
    取材・文/東晴明
     2012年7月26日、「特定危険指定暴力団」及び「特定抗争指定暴力団」の新設や当事者に代わって第三者機関が「暴力団」に代理訴訟を起こせる制度などを盛り込んだ改定暴対法案が成立した。  その前年である11年には、全国の都道府県及び一部の市町村で暴力団排除条例(暴排条例)が施行され、暴力団排除が加速している。  そうした中で、2012年12月に入って福岡県の公安委員会は改定暴対法に基づく「特定危険指定暴力団」及び「特定抗争指定暴力団」の指定のために、道仁会、九州誠道会、五代目工藤會に意見聴取を要請した。 聴取に応じた工藤會は、「他団体に比べ暴力的要求行為の件数は少ない」「他の団体よりどのように危険なのかを具体的に立証できなければ、指定は納得できない」などと反論、指定されれば取り消しを求める訴訟を起こす意向も
  • 頂上作戦直撃! 《通信時報 Vol.1-2》

    2013-01-27 23:29  
    六代目山口組・橋本弘文統括委員長逮捕!
     大阪府警は十一月三十日、詐欺容疑で山口組ナンバー4の橋本弘文統括委員長を逮捕した。昨年三月、ヤクザの利用を禁止しているゴルフ場で、身分を隠してプレーしたという疑いだ。
     暴排条例が全国で整備される頃から、この「ゴルフ場詐欺事件」での逮捕者が相次いでいる。だが、プレー代はきちんと支払われており、他人に迷惑をかけるなど、ゴルフ場への「被害」はない。利用約款に暴力団排除条項を記載しているにもかかわらず、「身分を隠した」というのだが、利用者がこれを示されることはほとんどなく、身分、職業を尋ねられることもない。
    逮捕された六代目山口組統括委員長・橋本弘文極心連合会会長

     このため、その大半が不起訴となっており、二代目弘道会の竹内照明若頭も一審で、カード詐欺では有罪とされたが、ゴルフ場詐欺は無罪となった(控訴)。これまで有罪判決を受けたのは、清水武・二代目岸
  • 通信時報チャンネル開設にあたって

    2013-01-27 23:00  
     多くの伝統が混ざり合い、いまの日本は構築されている。そして実世界に在るすべてのものにはそれぞれ役割がある。だからこの世に存在している。
     だとすれば、現在、社会から抹殺されかけているヤクザは、もはや用無しだということなのかもしれない。もはや、時代がヤクザを必要としていないのではないか、そう思えて仕方がない。
     不要なものはいかに長い伝統を紡いでいようとも消え去るのが世の定めである。実際、時代の流れととともに、消滅してしまった職業形態は枚挙にいとまがない。おそらくいままでのような形のヤクザは、寿命を迎えようとしている。新たな役割を見つけられない限り、ヤクザは淘汰される運命にある。
     福岡県を皮切りに二○一○年十月までに都道府県すべてにおいて施行された暴力団排除条例が猛威を振るうなか、ヤクザはどのように進化するのか、もしくは消滅していくのか、この報道記事から見ていただきたい。