(号外 2014.09.23発行)
ゴーマニズム宣言
「『吉田調書』朝日バッシングの影に隠れた重大問題」
そもそも吉田調書には、もっと注目すべき重大な箇所があったのに、朝日新聞の大チョンボによって、誤報問題ばかりが注目され、慰安婦問題の陰に隠れてしまっている。由々しきことである。
「逃げたと言ったとか言わないとか菅首相が言っているんですけども、何だ馬鹿野郎というのが基本的な私のポジションで、逃げろなんてちっとも言っていないではないか。注水とか最低限の人間は置いておく。私も残るつもりでした」
「『撤退』みたいな言葉は、菅氏が言ったのか誰がいったか知りませんけども、そんな言葉、使うわけがないですよ。テレビで撤退だとか言って、馬鹿、誰が撤退なんていう話をしているんだと、逆にこちらが言いたいです」
「アホみたいな国のアホみたいな政治家、つくづく見限ってやろうと思って」
「辞めた途端に。あのおっさん(菅氏)がそんなの発言する権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが辞めて、自分だけの考えをテレビで言うのはアンフェアも限りない。事故調としてクレームつけないといけないんではないか」
「私も被告ですなんて偉そうなことを言っていたけども、被告がべらべらしゃべるんじゃない、馬鹿野郎と言いたいですけども」
吉田氏が暴言気味の言葉まで用いて菅氏を批判しているのも、「絶対非公開」が前提だからだ。
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事故調の調書なんて絶対公開すべきではないことがよ~く分かりました。新聞に扱わせたって、本質を突くような記事なんて出て来やしないから!
朝日は「突っ込むとこそこ?」って感じ。仮に東電社員の9割が逃げたのが真実だとしても、そこが本質ではありません。原発はひとたび事故が起きてしまえば、甚大な被害を被るところを強調すべきだったのです。だから、脱原発に持っていきたいのなら、なぜ「東日本壊滅」に注目しなかったのだろうと思ってしまいます…。やっぱり、「悪者」を作って叩きたいだけだったのでしょうか?
そして、読売と産経はもっとひどい!日本が滅びるかも知れないという事柄まで政争の具にしてしまえるなんて、どういう神経しているのかって思いますね。
先日、「原子力規制委員会」の二人の委員がやめましたよね。そのうち一人は審査が厳しすぎると電力会社からクレームを受けてたようですね。後任は電力会社に都合のいい人が入るのでしょう。「原子力推進委員会」と名前を変えるべきです。
為政者やマスコミは日本を守ることを全く考えないですね。
配信ありがとうございます^^
既存のマスコミは、各々のイデオロギーに囚われ、お互いの陣営の損得しか見れていない現状に憤りを覚えます。
そのために、「東日本壊滅」というあり得た「絶望的なシナリオ」に気づかず?いや、気づかないフリをして、朝日バッシングのネタにのみ吉田調書を利用する読売・産経のなんと「醜く浅ましい」ことでしょう。
受け取り手の「質」を高めるよう、私自身も意識させて頂きたいと思います。
事故調査委員会の存在意義を、政治家も新聞社も全く理解していないんでしょうね。
調書は事故の再発防止の為にとられた物であって、政敵や商売敵を叩くネタではないというのに。
朝日叩きの為に吉田調書を公開した現政権や、嬉々としてリークされた調書を報道する読売・産経を見ていると、「ああ、コイツら何も反省してねえわ、また原発は事故起こすな」と思います。「東日本壊滅をイメージした」という吉田所長の証言を彼らはどんな思いで読んだのでしょうか。(まぁ、読んでないのかもしれないけど)
今回の号外、衝撃を受けました。
事故調査・検証委員会で作成された調書が「絶対非公開」が大原則であるのは【将来の事故を防ぐため】。
それにも関わらず、左右のメディアによって【今の政治目的の道具】にされてしまったという事実を知り、私はめまいがしました。
今の私たちの世代が、次の世代の者たちに対して
取り返しのつかない禍根を残してしまったことに
申し訳ない気持ちになりました。
「イデオロギー好き」や「バッシング好き」という種類の人間に、
「もはや何を言っても無駄」というニヒリズムの感覚がありますが、
「次の世代への迷惑」だけは、本当にやめなければならないと思いました。
今回の号外、できるだけ多くの人に読んで頂きたい内容だと思いました。
号外配信お疲れ様です。
朝日の大チョンボの所為で焦点からずれてしまった感がありますが、結局この吉田調書の最大の焦点っていうのは菅直人がどうしたとか当時の東電のトップがどうしたとか以前に「東日本壊滅の危機」だったということなんですよね。当然吉田氏は現場の責任者として最大限の努力をした訳ですし、また菅直人も菅直人で日本という国を守らければいけない立場ですから(方法・手段の是非はともかく)ああいう行動に出たのだと思います。また菅批判が噴出してますけど、もしあの当時から今のようなアベちゃん政権だったらもっととんでもないことになってたでしょうし。
これまでも色々な事故のたびに事故調査委員会による調査が実施されたという新聞記事があったと思いますが、その事故調報告書が『絶対非公開が原則』とは全く知りませんでした。これは私がボンヤリしていたのか?、それともマスコミがあまり報じて来なかったのか?多分両方だ思います。しかし、今後は事故調にもリークが有り得るとの考えから正直に語らない人が続出するのでは?まるで誰かに読まれるのを前提にして日記を書くようなもので、真相究明には役立たなくなると危惧します。
週刊ポストの調書の連載記事を読んだんですが、やっぱり調書は公開すべきではなかったなと思いました。
色々な人達の都合の悪い事実は浮き彫りにはなるのですが、ただ、それだけ。誰彼が事故の時にこんな事をしたという罵り合いのネタになるだけです。
事故当時東日本は壊滅の危機にあった。それだけ解れば、原発問題に関する答えは自ずと出ると思うのですが。
今朝の読売新聞の社説と編集手帳を読んで、腹わたが煮えくり返りました。
大阪と北海道の大学の教授をしている元朝日新聞記者の自宅と家族の氏名がネットで晒されて、攻撃されたことです。
読売新聞は、卑劣な行為、言語道断とコメントしました。
わたしは開いた口がふさがりませんでした。
盗っ人猛々しいにも程があります。
自分で朝日新聞の罪を煽っておきながら、後から報道の正義を振り翳すのは、卑劣な行為で、言語道断としかいいようがありません。
配信お疲れ様です、仕事がおちついてきたので
今回の感想です、事故調査報告書が非公開というのは
初めて知りました、しかもこれを公開して政治の道具にする
ゲリアベは救いようがないですね、しかも御嵩山の噴火が起きても
川内原発の再稼動を推進する、本当に火山近くにある川内原発に
何かあった際にはどうするのでしょうか、また急病に(仮病)なって逃げるのでしょうか
今度それをしたら言い訳できないものになるでしょう。
本当にこのゲリアベは死んでほしいです。
配信お疲れ様です 今回事故調査報告書がいかに重要かがよくわかりました こんな大事な事を報道せずに ただバッシングの道具に利用するなど まさにおかしいとしか言いようがありません 考えてみれば よしりん先生が漫画家だから こういう指摘ができるということももちろんわかるのですが そういうのって本当は政治家、マスコミ、言論人は言わないといけないことなんですね 本当『漫画家と総理大臣 どっちが公的な仕事なんだ!?」と先生がゴー宣の中でおっしゃっておられたとおりです 一刻も早く彼らも目を覚ますべきなのに わかっているのか真性のアレなのか・・・権力に対する鋭いツッコミももちろんいいのですが よしりん先生には『おぼっちゃまくん』などのユーモアあふれる作品をまた生み出す漫画家に戻っていただくのが一番だと思います もし先生が権力者になろうとしたら 我々読者はその時は逆賊になること覚悟しないといけませんね (笑)