104日の朝日新聞の投稿欄に、18歳高校生の
「護憲派へ 自衛隊は違憲でしょ?」という投書が載っている。

朝日新聞は最近、一方の意見のプロパガンダ新聞じゃ
なくなってきて、改憲派の意見も載せるのが面白い。

筆者は「改憲派だけれども安保法には反対」
考えているそうだ。

わしと同じである。

こういう若者もいるんだと思うと、希望が持てる。

若者と言うと、護憲か改憲かの立場も明らかにせず、
安全保障の議論は「運動」のために避けて、デモばっかり
やっている連中が大人にもてはやされている。 

だがこの18歳の高校生は、護憲だが自衛隊は現状のまま
と言う者は、「立憲主義を語る資格などない」と言う。 

その通りだ!

そこがわしのモヤモヤして不愉快でたまらない気分の
原因なのだ。

「護憲だが自衛隊は現状のまま」と言う者が、立憲主義を
守れと言っている「欺瞞」が、どうにもこうにも耐えられない
不快感なのだ。 

若者とは、「自己欺瞞」を直視して、乗り越える勇気を
持つ者のことだ。

「自己欺瞞」から目を逸らして、政治的に振る舞うように
なった人間は、脳が老けた未熟者に過ぎない。

 

 

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