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翁長知事死去と今後の沖縄情勢:50日内に知事選挙。最近幾つかの選挙で「基地問題はずし」が進行。だが死去後、そうはならないだろう。政府は8月17日にも辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂投入を予定。これは出来ないだろう。流れ変える可能性。
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翁長知事死去と今後の沖縄情勢:50日内に知事選挙。最近幾つかの選挙で「基地問題はずし」が進行。だが死去後、そうはならないだろう。政府は8月17日にも辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂投入を予定。これは出来ないだろう。流れ変える可能性。

2018-08-09 08:26
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沖縄県知事の翁長雄志氏が8日午後7時までに、膵臓がんのため入院中の浦添総合病院で死去した。

これは今後の沖縄情勢に大きい影響を与えるのでないか。

先ず第一に知事選挙である。最近、名護市長選挙等で、辺野古移転反対派が敗れているが、それは、「辺野古移転」を争点から外すことに自公が成功したことによる。

多分、「志半ばに倒れた翁長知事の遺志を受け継ぐ後継候補を決めなければならない」(沖縄タイムス社説)流れが作られるのではないか。

その際はいやがおうにも、「辺野古移転の是非」が争点になる。

第二に政府は8月17日にも辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂投入を予定しているが、この実施は難しいだろう。

第三に、上記から、①辺野古移転派が選挙で勝つ、②投票が済むまで埋め立ては出来ないが重なると、政府が強硬に埋め立てするシナリオの実現が困難になっていくのでないか。これは期待を込めての

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沖縄内の問題としてみているが、本質的には、本土対沖縄でみる必要性もある。沖縄が勝つ負けるという見方以上に、本土人は、沖縄をどうしようとしているかが、一番大きな課題でしょう。

朝日新聞の解説が一番優れているのでしょう。【知事選は移設計画に反対の旗振り役だった翁長氏の「弔い合戦」の色合いが濃くなる可能性があり、官邸幹部が「無党派層の票の流れが読めない」と語り、行方は不透明だとみる】

我々高齢者から見れば、「弔い合戦」であり、単純に移設反対派は有利とみてしまう。現代の若者たちは、理屈、情緒より打算というか、体制判断による個人的メリットに左右される傾向があり、新しい判断が下される可能性も否定できない。沖縄人に基地問題を任せるのでなく、本土人が考えなければならない問題です。

No.1 69ヶ月前

私が「日本は米国の州だ」と断言して憚らないのは日本の権力が米国の支配層のイデオロギーをそっくり取り入れ中国を敵視する政策をこの10年近く取り続けて来ているところがあるからだです。

お隣の国の韓国はやはり日本と同じく米国の州の一つと言っても過言ではないほど米国寄りであったのですが、パクネ前大統領から始まったロシア、中国接近政策は北朝鮮の核を機に一気に米州の一つから脱却し始めています。南北の敵対関係が壊れつつあるのです。今後、半島から米軍基地が無くなって行くでしょう。

日本は韓国が大きく舵を取った方向とは真逆を選択して久しい。その理由は今も不明。強いて言えば、田中角栄以来自民党の先生方に虎の尾を踏まないことが大切という神話が確立したことが上げられましょう。その結果、米国の戦争屋に従う日本に変身し、今じゃ米国の戦争屋の尻を叩く始末。日米同盟は昔のこと。日米合同軍が出来上がっているのです。辺野古はその意味で象徴的意味を具有しているのです。「海兵隊はグアムに移転すべきだ」という論は日米合同軍に全く通用しません。沖縄知事が反対しても、カケモリで見た法倫理を全く欠く破廉恥には勝てません。

朝鮮人が良い政治で良い方向に進んでいるのに日本人は駄目ですね。中国は北朝鮮の何百倍もの国家。友好を結ぶのが正解なのに理由なく敵視する。そして、辺野古を強引に造る。もう精神的分裂を疑うしかない。

No.2 69ヶ月前

>>1
弔い合戦にはならないでしょう。原発と同じ手法の金目で沖縄人を籠絡するでしょう。

反対知事が当選しても変わらず辺野古を建設する。今までと同じ手法でやってしまう。と思っていますが。

No.3 69ヶ月前

11日の辺野古移設反対集会に参加するため、天木直人氏は沖縄へ向かわれるという。
「私の中では辺野古移設は絶対につくらせてはいけないテーマだ」
「私はこの目で沖縄の反対運動が本物なのか、はっきりと見届けてくるつもりである」
沖縄に行ったことはないが、矢部宏治氏の著作や映画「沖縄 うりずんの雨」、「標的の村」等でも現実の一端は知ることになった。それだけでも もやは米軍基地など即時排除が当たり前だと思うに十分である。更に辺野古移設については、単なる「移設」どころの話でない。実態は基地の恒久化だ。だから「絶対につくらせてはいけない」のである。
そのためには強力なリーダーも必要だが、最後はそれを支える民意が決め手と思う。先ずは地元、沖縄の民意はどうなのか。

> 最近、名護市長選挙等で、辺野古移転反対派が敗れているが、それは、「辺野古移転」を争点から外すことに自公が成功したことによる。

その市長選挙時、現地で取材されていた田中龍作氏助手の方が、実は勝った辺野古移転派側に かなりのカネがばら撒かれたフシがあるとも語っていた。
先日の記事にあった-普遍的原則を追求すことが優位にあるべきだという認識が欠如してきている-これに通ずる状況と思う。
自らの誇りか処世術か、自由な精神かドレイ根性か...かつてカストロは米国に無条件降伏するくらいなら、我々は死を選ぶ!-旨言い放ったと思うが、それと引き換えに経済的に困窮する羽目になり、内心「冗談じゃないよ」というキューバ国民も多い。
沖縄がそんな風に先鋭化するハズもないが、処世術、ドレイ根性が優位であり続けるのは間違いだ。

No.5 69ヶ月前

>>3
そうですか。推測が当たるといいですね。自称リベラルの予想屋方向変更ですか。

あーあ、世の中おかしくなってきた。

違う、違う。日本人でなく、中国人の沖縄に対する現実的見方なのでしょう。

そーなのか、よく理解できます。

No.6 69ヶ月前

>>6
嬉しそうですな。翁長さんは「嘉手納は認めます。普天間、辺野古は勘弁してくれ」と叫んで亡くなった。辺野古は既に外堀は埋められている。翁長さんの遺志は既に踏みにじられている。沖縄県民には引き継ぐにはあまりにも高邁で骨の折れることではないでしょうか。弔い合戦、心配要りません。あなたたちの勝利です。金目と言う武器があなたたちには有る。仕方ないな。

No.7 69ヶ月前
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