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迎撃ミサイル配備の馬鹿さ加減、ミサイル・サイトなど特定目標攻撃などに限定されない限りミサイル防衛は不可能
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迎撃ミサイル配備の馬鹿さ加減、ミサイル・サイトなど特定目標攻撃などに限定されない限りミサイル防衛は不可能

2016-02-01 07:25
  • 7

A:事実関係130NHKNEWS

北朝鮮北西部で、事実上の長距離弾道ミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあるなか、自衛隊は、事前の予告なしに発射する可能性もあるとして警戒を続けています。

このうち東京・市ヶ谷の防衛省には、29日夜から航空自衛隊の迎撃ミサイル、PAC3が配備されています。

PAC3は弾道ミサイルの一部が万が一、日本国内に落下するおそれがある場合、地上近くで撃ち落とす能力があり、30日も発射機を上に向けた状態で待機を続けています。

北朝鮮の今回の動きについて、政府は弾道ミサイルを迎撃できるようにするための破壊措置命令を出していて、自衛隊はPAC3のほか、高性能レーダーで弾道ミサイルを追尾することができる海上自衛隊のイージス艦を日本近海に展開させるなどして、北朝鮮の今後の動きに備えています。

今回の破壊措置命令について、防衛省は「日本側の対応を明かすこと

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「印象操作」、これは「ポピュリズム」にもつながる。言葉を悪くすれば、「詐欺行為」ともいえる。

1例。甘利氏の場合は、一週間、余人に代えがたいTPPの功績、相手の計画性などを徹底的に植え付け、甘利氏があたかも被害にあったかのように、すり替えてしまう。
2例。尖閣があたかも中国に奪われかねない雰囲気を作り出し、軍備を強化しなければ、日本が中国に攻め込まれかねない意識づけをして、米国との集団的自衛権を正当化する。
3例。湯川さんたちが、ISに殺戮されることをもって、テロとの戦いを正当化し、米国に協力し、中近東まで兵力を派遣せざるを得ないような状況を作り出す。

このほか、事例をあげれば、限りがない。国民の心に響く内容を植え付け、政権の思惑を通そうとする「印象操作」が巧みに行われるのである。残念なことに、政府の目的を素早く察知し、国民に政府の目論見を知らせるシステムが破壊されているが、もっと深刻なのは、政府の目的を察知する人材が、マスコミに消えかけていることでしょう。政府を常にチェックするという意識が常に働き、常に物事をよく見る目、耳を養っていなければできないことなのでしょう。マスコミ、野党が体制のチェック機能を放棄したら、民主主義など育たない。育たなければ、マスコミ、野党の機能も低下していくのです。体制国家になっていかざるを得ない。

No.1 104ヶ月前

この迎撃ミサイル配備は、自国民に不安を与えることが目的としか考えられません。
日本国民が不安に駆られれば、憲法破壊にも役立つでしょう。
でも、万が一にもミサイルを発射させてしまえば、「宣戦布告なき武力攻撃」であり、国際法違反で世界から批難されてしまうのです。愚かな安倍政権だったら、そんなバカげた事だってやりかねないから不安です。

No.2 104ヶ月前

孫崎先生のご指摘のお言葉「迎撃ミサイル、PAC3は莫大な支出を要するシステム。機能する印象を与えなければ、巨額の浪費を正当化出来ない」に熱烈賛同いたします。

国民健康保険の赤字なんて医者の倫理意識の向上と政府の浪費を無くせば十分健全に継続可能だと私は思っているんです。日本の国民健康保険制度は世界に唯一誇れる日本のシステムですよ。いやいや、これは本論から脱線しました。TPPのことが残像と残っていましたから、ついつい、ボヤキが出ました。

北朝鮮の核爆弾とノドンの戦略配備は今や確たるものではないでしょうか。北朝鮮の核爆弾は北朝鮮を日本が先制攻撃しない限り使われることはありません。であるなら、北朝鮮との関係のあり方は自ずと決まってしまう。金大中、廬武鉉が取った路線、北朝鮮の主権を尊重する方向で緊張を解いて行くしかない。その延長線上に拉致問題の解決もあり、地域平和もあると私は思うのです。日本の現在の対北朝鮮政策は米国の戦争ビジネスを喜ばすだけで日本の国益には全く寄与しないと私は思います。

可及的速やかにレジームチェンジしなければ、日米好戦派の一押しでとんでもないことになると私は恐れるのです。

No.3 104ヶ月前

>>3
カダフィやサダムフセインがどうなったか見ればキムジョンウンの
選択は当然過ぎるほど当然。

解決は簡単。

キムジョンウンが欲しいのは米国との国交樹立、それに伴う関係改善。
その餌さえ投げ与えれば問題は一気に解決。
ただ、もう作ってしまった核兵器の廃棄には決して応じないだろうが。

米国のアホ外交の失敗は日本と韓国という米国軍需産業の大のお得意を
失いたくないために、極東にだけは冷戦構造を温存しようとしたこと。
それが今日の事態を招いた。

経済制裁でどれほど痛めつけられても耐え抜くタフさ加減も想定外
だったろうが。

米国は或る日突然、対北政策を変える。
日本に相談なく。
だってそれ以外に選択肢はないのだから。
日本政府は、ニクソン訪中以来の激震に見舞われるだろう。

わたしは以前、ウクライナの西部と東部は別の国に分かれた方がよいと
書いた。
さもなければいずれ血で血をあらう内戦を戦うことになる、と。

もちろん、まだキエフでデモが行われているころ、今日の事態までは
だれも予想していなかったころである。
血なまぐさい予想、はずれたほうがよい予想など当たったところで
ちっともうれしくないが、なしよ、お前の予想はドンピシャだったな、と
だれも言ってくれないので、自分でPRしておく。

今度の予想が当たったら孫崎さん、わたしを外務省の嘱託にでも推薦して
いただけないだろうか。

お安くしておくから。

No.4 104ヶ月前

>>4
とても参考になります。

No.5 104ヶ月前

ミサイル防衛なんて茶番ですね。イージス艦のは対ミサイル用ミサイルが8本しか搭載していないそうです。
ミサイル一発に対して2発鬱必要があるので4発のミサイルにしか対応できないので5発目以降は見送るだけと言うことになるそうですよ。
通常弾と混ぜて多弾頭撃たれるとお手上げと言うことです。北朝鮮の核ミサイルって2,000万円くらいなのに対して防衛ミサイルは一発数億円という高額なのでいっぱい持てないのだそうです。
PAC3も装備した周辺だけなので基地防衛の役にしか立たないとか。
因みに、南西諸島は中国にとって台湾正面と言うことになるので空軍機が400機ありそのうちの6割240機がF15相当の新鋭機、那覇にある自衛隊機がF15の20機だけ、最近ニュースで40機?でしたっけ増援するって聴いたような気がしますけど、それで60機になったって制空権なんて取れやしないので、島嶼防衛なんてあり得ないですね。
防衛官僚や自衛隊には予算が下りるので、国民を煽る効果は彼らにとって大きいのでしょう。
ばかばかしいです、無駄金を使わず社会保障に向けて欲しいものです。

No.6 104ヶ月前

>>6
全く同感です。

No.7 104ヶ月前
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