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書評:二宮金次郎とは何だったのか
コメ0 億の近道 チャンネル版 68ヶ月前
書評:二宮金次郎とは何だったのか 臣民の手本から民主主義者へ 小澤祥司 著、西日本出版社 https://amzn.to/2P2DiGQ ●二宮金次郎の虚像 今、二宮といえば、嵐(ジャニーズ)の二宮和也氏をさすのであろうが、二宮金次郎もたぶん日本人なら誰でも知っている有名人である。 ただ、「いったい何をやった人なのか...
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書評:銃・病原菌・鉄(上)
コメ0 億の近道 チャンネル版 68ヶ月前
書評:銃・病原菌・鉄(上) 1万3000年にわたる人類史の謎 ジャレット・ダイヤモンド著、草思社 https://amzn.to/2OpVtpu 大航海時代以降、欧米が繁栄し、アジアやアフリカなどの人々を植民地化し蹂躙したのは偶然か?必然か? 本書では、欧米人が現在の世界を支配しているのはタイトルの三つが直接的...
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書評:ニュートン2019年4月号統計と確率
コメ0 億の近道 チャンネル版 69ヶ月前
書評:ニュートン2019年4月号統計と確率 https://amzn.to/2TOVZmM 投資の神様ウォーレン・バフェットは、「投資をするのに高等数学が必要なら、私はいまだに新聞配達をしていただろう」というジョークをとばしている。 実際、私の35年以上におよぶ投資人生(バフェットの半分ほどしかないが・・・)に...
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書評:サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠
コメ0 億の近道 チャンネル版 69ヶ月前
書評:サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 ジリアン・テット著、文芸春秋 https://amzn.to/2Hrzg96●タコツボ・シンドローム サイロ・エフェクトというのは日本人にとってはいイメージしにくい言葉だと思うので、「負の側面」を強調した「タコツボ・シンドローム」という私の造語に置き換えて話をする。 例...
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書評:市民政府論
コメ0 億の近道 チャンネル版 70ヶ月前
書評:市民政府論 ジョン・ロック 著、光文社古典文庫 https://amzn.to/2Nb25HJ ●法律が無ければ自由は無い そもそも、政府が国民(臣民)に対して、指示命令を行い服従させることが正しいのか?その根源的な問いかけに対して、330年近くも前(統治論第2編=市民政府論の発刊は1690年)に明確な...
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書評:炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす
コメ0 億の近道 チャンネル版 70ヶ月前
炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす 佐藤健太郎著、 新潮選書 https://amzn.to/2Il43Xl ●人間も脳も電気仕掛けでは無い 正直申し上げれば、私も亀の甲羅と呼ばれる化学式にはアレルギーがある。また、マスコミで騒がれる新技術は、概ねITかバイオテクノロジーであって、化学研究におけるブレイ...
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書評:ケインズ もっとも偉大な経済学者の激動の生涯
コメ0 億の近道 チャンネル版 70ヶ月前
書評:ケインズ もっとも偉大な経済学者の激動の生涯 ピーター・クラーク著、中央経済社 https://amzn.to/2GokOy7 ●君子豹変 ケインズが経済学の歴史に偉大な足跡を残したことを否定する人はほとんどいないだろう。しかし、その評価はまるでジェットコースターのようにアップダウンを繰り返してきた。 ...
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今後日本が取るべき道は?
コメ0 億の近道 チャンネル版 71ヶ月前
昨年から連載でご紹介しているアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんのメッセージです。 ⇒初回コラム http://okuchika.net/?eid=8057 第1回コラム http://okuchika.net/?eid=8086 第2回コラム http://okuchika.net/?eid=8109 第3回コラム http://okuchika.net/?eid=8141 第4回コラム ...
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改めて日本の歴史を知ろう
コメ0 億の近道 チャンネル版 71ヶ月前
30年間続いてきた平成と言う時代が終わり新年号が公布される今年は私たち日本人にとって、とても記念すべき年と言えます。 作家、百田尚樹氏はその著書、「日本国紀(幻冬舎刊・1800円+税)」の冒頭において「日本ほど素晴らしい歴史を持っている国はありません。」と述べています。 それに続いて、「神話...
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書評:フリードリヒ・ハイエク
コメ0 億の近道 チャンネル版 71ヶ月前
書評:フリードリヒ・ハイエク ラニー・エーベンシュタイン 著、春秋社 https://amzn.to/2CpGruj フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエクは、1974年にノーベル経済学賞を受賞したオーストリア学派の重要人物です。1976年に同賞を受賞したシカゴ学派のミルトン・フリードマンとともに、共産...
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書評:市場・知識・自由 自由主義の経済思想
コメ0 億の近道 チャンネル版 71ヶ月前
市場・知識・自由 自由主義の経済思想 F.A.ハイエク ミネルヴァ書房 https://amzn.to/2C5dgfP ●政府は必要である 本書は、ハイエクが1945年から1973年までの間に行った講演、雑誌、事典類への寄稿論文を抜粋してまとめたものです。 ハイエクの思想を知るうえで重要な文書がたくさん掲載されて...
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孫子と三賢人のビジネス その4
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/ 1月号連載記事 ■その4 国王と将軍、株主と経営者 ●会社はだれのものか よくある議論のテーマですが、その際に混同されているのが、「会社はだれのものか」ということと、「会社はだれのためにあるのか」ということです。この二つの内容は全く異なっています。 ま...
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経常収支のバランス
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
先月から連載でご紹介しているアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんのメッセージです。 ⇒初回コラム http://okuchika.net/?eid=8057 前々回コラム http://okuchika.net/?eid=8086 前回コラム http://okuchika.net/?eid=8109 第3回目は、経常収支のバランスについての議論です。 【経常収支の...
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書評:トコトンやさしいロボットの本
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
書評:トコトンやさしいロボットの本 日本ロボット工業会 監修、 日刊工業新聞社 https://amzn.to/2SYFJeh ●誰も3K労働を好んでやらない 現在人手不足が騒がれている。いわゆる外国人労働者に関して、拡大政策を行う方向である。 確かに、介護、建設・工事などの分野で「人手」が足りないのは事実である。 ...
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書評:ノーベル賞経済学者の大罪
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
書評:ノーベル賞経済学者の大罪 ディアドラ・N・マクロスキー 著、ちくま学芸文庫 https://amzn.to/2LgLkdj 私と財務省OBの有地浩が、「人間経済科学研究所」(https://j-kk.org/)を発足したのは今年(2018年)の4月である。 「すでに終わった」マルクス経済学はともかく、その他既存の経済学も、やた...
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国有財産の処分方法について
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
前回から連載でご紹介しているアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんの メッセージです。 ⇒初回コラム http://okuchika.net/?eid=8057 前回コラム http://okuchika.net/?eid=8086 第2回目は、国有財産の処分方針、埋蔵金問題についてです。 国有財産については村田和彦(財政金融委員会調査室)...
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書評:人口論
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
書評:人口論 マルサス 著、 光文社古典文庫 https://amzn.to/2Rwy3zu ■現代の経済は食糧(農業)に制約されるのか? トマス・ロバート・マルサスによって1798年に匿名の小冊子で発刊された本書が、人口の増減と世の中の繁栄(人々の幸福度)の相関関係に関して述べた本であることは間違いが無い。 しかし...
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孫子と三賢人のビジネス その3
コメ0 億の近道 チャンネル版 72ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/ 12月号連載記事 ■その3 戦わずして勝つべし ◆何もしないおじさん 私の友人で、メディア業界で長年働いた後、現在は自身の事業を行いながら大学の講義で教えている人物がいます。彼は毎年の授業で必ず学生たちにこのように言うそうです。 「君たち、社会人になった...
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トランプ大統領の貿易政策
コメ0 億の近道 チャンネル版 73ヶ月前
前回ご紹介したアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんのメッセージです。 ⇒前回コラム http://okuchika.net/?eid=8057 第1回目は、トランプ大統領の貿易政策についてです。 トランプ氏は今年に入り、鉄鋼・アルミニウムなどで関税を賦課したり、中国からの輸入品に対して関税を賦課したり、貿易赤字の解...
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第5回 ニッポン勝人塾の会場 公開
コメ0 ニッポン勝人塾 73ヶ月前
最新の時事ネタを経済・経営・人材育成・自己啓発など様々な観点から切っていく様はまさに爽快!第5回 ニッポン勝人塾 会場が公開されました!
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吉野直行慶應義塾大学名誉教授からのメッセージ
コメ0 億の近道 チャンネル版 73ヶ月前
私の大学のゼミの恩師が、吉野直行さんです。 プロフィールはWikipediaによると 日本の経済学者、アジア開発銀行研究所所長、慶應義塾大学経済学部名誉教授。 東北大学経済学部卒、米国ジョンズ・ホプキンス大学経済学博士課程修了PhD。 専門は財政金融政策。 スウェーデン・ヨーテボリ大学名誉博士、ドイツ・...
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書評:選択の自由 自立社会への挑戦その1
コメ0 億の近道 チャンネル版 73ヶ月前
書評:選択の自由 自立社会への挑戦その1 M&R・フリードマン 著、 日本経済新聞出版社https://amzn.to/2ySI0jx ■なぜ国営なのか? 共産主義ファシズムが横行するチャイナや朝鮮半島の国々をはじめとする発展途上国(後進国)などは論外として、米国や日本などの先進国(資本主義・民主主義)において、「国民...
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第4回 ニッポン勝人塾の会場 公開
コメ0 ニッポン勝人塾 73ヶ月前
最新の時事ネタを経済・経営・人材育成・自己啓発など様々な観点から切っていく様はまさに爽快!第3回 ニッポン勝人塾 会場が公開されました!
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書評:欧州解体 ドイツ一極支配の恐怖
コメ0 億の近道 チャンネル版 75ヶ月前
書評:欧州解体 ドイツ一極支配の恐怖 ロジャー・ブートル 著、東洋経新報社 https://amzn.to/2LWXPcn■クレディ・リヨネ銀行での思い出(ユーロの導入は政治的決断) 私がフランス国営・クレディ・リヨネ銀行で勤務を始めたのは1989年。 その後、マーストリヒト条約(欧州連合条約)が1991年12月に合...
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第2回 ニッポン勝人塾の会場 公開
コメ0 ニッポン勝人塾 76ヶ月前
最新の時事ネタを経済・経営・人材育成・自己啓発など様々な観点から切っていく様はまさに爽快!第2回 ニッポン勝人塾 会場が公開されました!
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書評:10万年の世界経済史<下>
コメ0 億の近道 チャンネル版 76ヶ月前
書評:10万年の世界経済史<下> グレゴリー・クラーク著 日経BP社 https://amzn.to/2PkVlHX●経済成長が無い世界と爆発的成長をする世界 <上>に引き続いて、<下>でも著者が定義づける「マルサス的人口論」がベースとなった話が展開します。「マルサス的人口論」とは、ごく簡単に言えば<1800年以前...