「長続きする企業ってどんな特徴があるの?」って問題は昔からあって、「ビジョナリーカンパニー」や「エクセレント・カンパニー」みたいな研究が有名でしょう。

 

 

ただし、この手の調査はとても難しくて、ハロー効果がジャマして間違った結論にいきがちなのはご存じのとおり。事実、「エクセレント・カンパニー」がほめたたえた企業の大半が、出版からすぐに倒産しちゃったのは有名な話であります。

 

 

この失敗をもとに、その後の研究では財務指標などを使って慎重に企業を選んでいるものの、やっぱりすぐに破綻しちゃったり、「実践するのムリじゃない?」としか思えないアドバイスしか出せなかったりで、これといった進展が見られなかったのが現状かと思います。

 

 

そんな状況下、ロンドン・ビジネス・スクールやデューク大学が近ごろ行った研究は、違う角度から企業リサーチをしていておもしろいです。