「あのう、、、、今日は、、、、なんだっけ、、、、ええと、、、、君は、、、ああ、菊地か、、、、、そうそう、菊地くんな」
と山下がサラッと言った瞬間を、僕が聞き逃さなかった。母親もそうなったし、言っちゃあ、ピーター・フォークもそうなったんだって。山下は、前歯が抜けたままになっていて、それは恐るべきことに、まだ入れ歯じゃない、ということでもあるんだが、前歯が歯っ欠けのまま、というのは、何ちゅうか、終戦直後の子供のようである笑。
だから、まあ平然を保つわけだが、言っちゃあこっちもグラグラだ笑、すごくドキッとした、とかじゃない。「おお、来たか」と言う感じで受け止めて「はい、いつもの、あれですよ。いつもやってますよね。あれです今年も笑」というと、「ああ、あれね、はいはい。この曲はなんだっけ、コールポーターの。初めてやるねこれは」「もう10年以上やってますコレは笑」「あ、そうね、これは、イン
コメント
コメントを書く菊地さん、執筆、検査、ライブにとお疲れ様です。
私もつい先日腸内視鏡をやって五年前より状態はいいと言われました。よく歩いてたくさん水を飲むのは心がけています。
もう削除されているツイート読みました。
72歳になった私ですから、母親はとっくに亡くなっているのですが、この前変なことに気づいて自分で驚きました。どうも私は自分でも知らないうちに心の中で「おかあさん」と呟いているのです。正確には、その時何の感情も伴っていないので「お・か・あ・さ・ん」という記号が意味なく発音される感じです。
何も考えていない日常のちょっとしたエアポケットで、それは時々起こっているようなのです。その上に何と自分の名前も同じように「◯・◯・◯・△・△・△」と心の中で呟いているのには驚きを越してとても不思議な気持ちになりました。私だけなんでしょうか? 一つだけ言えるのは最近ラカンの入門書をいろいろ読んだ影響で自分を観察しているというのはあると思います。
「人生、歌がある」はTverでも見れるようなので、年末特集は母親が好きだった橋幸夫や、私が人生最初に「歌が上手い!」と思った都はるみに注目して見ます。PCのどこかに昔つくった「涙の連絡船-REMIX」があるはずなので、SUNO君に作ってもらったゴダール・ソングと一緒に送らせていただきます。
ネトフリの「First Love初恋」をやっと見たのですが、胸キュンドラマを超えた作ることの狂気を感じました。
本年は楽しく刺激的なコンテンツを沢山ありがとうございました。来年はラジカルな意志のスタイルズですね。良いお年をお迎え下さい。
私も母側の母親、、の姉が経営者だった為か、
いろんな老人の 栄枯盛衰(老人からの栄枯盛衰)を
見ました。 全員 あんなに俺を猫可愛がりしてたのに、あなた誰?とわからなくなってしまう末期でした。 それは置いといて、 あの頃肉筆で貰った手紙をたまに読み返して 「やっぱコイツは田舎者だな」という初期読書衝動と相反して 猫なベイビーに何を伝えたかったのか、とスウハンしています。
キチンと疲れなさい。 燃える趣味を持ちなさい。
今年はそう感じました。
菊地さん、よいお年を!
>>3
CDは株券ではないの鬼束ちひろの回は私の記憶にも残っている印象的な回でした。
そして20年後の今、こんな形で後日談が聞けるとは夢にも思っていませんでした。
それ以上に鬼束さんのその後が誰もが想像できない事になっていて、人生は捨てたものじゃない、とあらゆる可能性がある事に少しの希望を感じて新年を迎えられることに幸福を噛みしめています。
菊地さんも、鬼束さんもよいお年を!
山下さんの回のピットインにお邪魔しました。
その時の印象を反芻しながら今回の日記の内容を読みました。
それはとても印象的なもので、16日のクインテットとは別の素晴らしいライブを観たという感覚でした(菊地さんのネクタイスーツ姿も私の性癖にブッ刺自粛)。
菊地さんの演奏からは凄みを感じたし(山下さんのピアノに合わせてセーブされているとはとても思えず…)、山下さんのピアノも聴いていてもハッと耳と目を奪われる瞬間が何度もあり、話される時のかわいいおじいちゃんとのギャップも尚更達人を超えてる感じがしました。
あと何より菊地さんが山下さんの様子を伺っている時の緊張感や優しい視線、それに応える山下さんの視線から感じる空気感は凄く好きなものでした。
私は呪の有効利用はまだまだなんですよね、恨みを上手くエネルギーにして有効利用しようと試行錯誤してはいるんですが。
大変な時期かとは思いますが、菊地さんができる限り健やかに過ごされますように。
>>5
いやあ、内視鏡が吉と出て何よりです。「私ーノー名ーヲーイフ」というのは、そうですねラカンに瞬間カブレすると起きそうな現象だとは思いますが。
「私が人生で最初に<歌が上手い!>と思った都はるみ」というフレーズは痺れました笑、あの時代の「歌が上手い人」が、未だに歌唱力落としてないのはすごいですよね。っていうかパゴージさんSUNO持ってんの??!!!!笑
>>6
僕の住む世界は非常に狭いですが、それでも昔から高齢化社会ですから笑、文中にある通り、僕(61)と大友っち(65)が希望の星だったりするんですよね笑。そして、2、3、4、5、6、7、8、90代までがいますが、諸先輩方は、大体70代ぐらいまではヨコイチなんですよ(既往症とか持病とか事故がない限り)、80代になると、個人差が大きく出ますね。僕の知る限り、6、70代で体を動かなくすると、80代かなりキツいです笑。
良いお年を!!
>>7
鬼束さんって、リアーナと同じで、DV 受けてボッコボコになった顔写真公開したりしてましたよねえ。非常に長い目で見ると、僕に殺害予告をくださった鬼束さんのファンの方も、アレが見たかったと思いますし、鬼束さんも見せたかったでしょうね。なので、うまく回ってるわけです笑。
僕は今、働きすぎで体はボロボロですが、全く悪くはないですね笑。タモリズムさんもお健やかに良いお年を!
>>8
今日のドミュンでも言いましたが、僕は幼少期に性被害未遂にあっています。なので、気持ち悪いやつになろう、気持ち悪くて誰も欲情しないやつになろうと、幼い自我が思って、そうなったと思うんですよ。
とまあ、それから幾星霜笑、特に異性、つまり女性のファンの方々が、まあこれは昔からですが、スーツ着てタイドアップすると「やめてください演奏に集中できなくなるので」的な、熱狂的な、つまり萌え反応が来まして、要するに、フェティッシュを刺激するんでしょうね。おとぼけではなくですなあ、僕自身はそこに、多くの方のスイッチを押す力がある事が理解できてないんですよ。
アイマショウのぺぺで、新調のタキシードで、ボウタイもインスタントではなく結ぶやつで、あれって結構チョークがきついんです(普通のタイより)、なんであまりに汗かいて、喉が閉まってたんで、歌う前にタイ外して(外人がみんなやってますよねパーティーオーヴァーの時に)、その時、カラーがスタンドしてるとカッコ悪いんで、ボタンを1〜2個開けるんですよ。まあまあ、カフスも概ね取ります。んでジャケットは利き腕じゃない方にかけると。
これ本当に、下品とか、無作法ということはないと思うんですね。パーティーオーヴァーではみんなやることですし、まあまあ、ライブのアンコールをパーティーオーヴァーに見立てたって、そんなおかしいことじゃないですよね?
そしたら、10年ぶりぐらいにファンメールが大量に来まして、タイトルが「ああいうことはやめてください」というのばっかりだったんで、(マジですよ)「アレ?オレなんかしくじったっけ?」って思ったら、まあまあまあ、異性の皆様がですな、K-ポのファンの方のインスタぐらい萌えておられてですね笑、久しぶりでびっくりしました。「え、そっち?」と思わず口に出してしまいましたね笑
これを自覚的に熟知している仕事がキャバクラとかホストだと思うんですよ。なので、僕、ホストには向いてないなと思いました。元々なれないですけど笑。まあまあまあ、人生もそこそこ長くやってますから、随分と言われました「え?これ着ると萌えるの?(怪訝な顔)」と笑。そういうもんですよね笑。
先日、珍しいことに、輸入駄菓子の広告やったんです。
https://www.instagram.com/timtam_japan/p/DDzACvqzvMW
https://www.instagram.com/timtam_japan/p/DDzAloRTiMk/
僕、もっと、部屋でセーターとか来て、楽しそうに笑って食ってるところを撮影されるのかと思ってたら、こういう具合でして、カメラマンが在本さんで、コーディネートがtokoneの葉月さんなんで、要するに異性固めなんですよね。
まあまあまあ、ユキヒロの「サラヴァ!」とか、ボズスキャッグスとか、かっこいいと思いますよ、女性がドレス着てるようなもんだもんねえ。しかし、「いいのコレ、お菓子の広告で」とは内心思ってるんですよ笑。
こうした、他者を狂わせる力、というのは、誰にでもあると思うんですよ。これを平和的な有効利用するのが人間のミッションだと思うんですよね。何が言いたいかというと、呪いの平和利用というのは、頭で考えても掴めません。こうした、誰でも本当は持っている「殺せる力」の自覚が、パワーコントロールに近づくと思います。
>>12
ご返信ありがとうございます。
幼少時の経験で、気持ち悪い奴になろう、と思われてたのですね。私自身こういった話にどう触れていいのかよく分かっておらず、必要以上に固くなっていそうですが、私の表現にご不快に思われる点があればお詫びします。
私は人の放つ魅力というのは結局内面から来るものだと思ってまして(菊地さんが仰るように呪の力の自覚も関係するのでしょうね)、菊地さんの意図とは関係なくちょっとオシャレしたらあちこちから萌え反応が来る、というのは想像に難くないです。
性別関係なく、色んな人が色んな所を色んな形で掴まれていると思いますので。
私もアイマショウの時は(萌えを全く感じなかったと言ったらウソですし、ちょっとびっくりでしたが)、公演の盛り上がりからしたら(タイのチョークがきつかったのなら尚更)、当然の流れだろうと思いましたが(とは言え萌える方々の気持ちも分かる)。
逆に、外見を完璧にしていても内面の浅さみたいなものが何らかの形で漏れ伝わるということも往々にしてあると思います。
timtamのリンクもノーチェックだったのでありがとうございます。
何度か食べた事がありますが、確かにtimtamのガッツリ甘いお菓子のイメージとはちょっと違っているような。でも何らかのマーケ的戦略があるのでしょうね。
一つ前のコメントで書いた恨みから来る力について、色々あるうちの一つですが、私なりに強い恨みに向き合って(たぶん)ほぼ無毒化までいった所で、そのエネルギーが表現を欲していると感じるようになりました(まだとてもモヤモヤしたものですが)。そこで表現の手段に心当たりがなさ過ぎて、どうしたものか?となっているような所があります。
そんな中ピットインのカウンドダウンライブで菊地さんのテナーの音に打ちのめされました。しばらく音に圧倒された後に、"菊地さんにはこのテナーの音があるというのに、しかもそれだけではないなんて"と、(冷静に考えたらなんとだいそれた事を!)、表現を欲する者として心底羨ましいと思いました。
頭で考えても掴めない、というのもご尤もと思います。頂いたヒントを頭の中のブラックボックスに投げて、後はいつもの日々を過ごそうと思います。
>>13
すみません投稿に気が付かなくてですね、「不快に思った」とかでは全くありません笑。
あの、ロック、特にオリジナルパンクの人が、最後になると裸になっちゃったりしますよね。ああいうのと同じです僕のもきっと笑。
「呪い」が無毒化されると、確かにパワーに転化する人もいるでしょうね。「表現」がしたいのであれば、一人部屋でモヤモヤしているのも表現だと思うのが一番通じが良いと思いますね笑