
『「実行機能」を整えよう!』の続きです!(#1,#2,#3,#4)
このシリーズでは、私たちの人生においてめっちゃ重要な「実行機能」をうまく働かせる方法をチェックしております。こいつは脳の“司令塔”のような存在で、実行機能が弱っていると、人生のあらゆる面がうまくいかなくなっちゃうんで、おおまかな仕組みを知っておくのはめっちゃ大事なんですよ。
で、前回は、実行機能を構成する3大要素から『情報を「更新」する力』について見てみまして、そこで最も大事なのがワーキングメモリだって話をしました。『情報を「更新」する力』は「今やるべきことを頭の中に保持しつつ、必要に応じて中身を入れ替える」能力のことなんで、記憶を一時的に脳内にキープする機能が絶対に必要なんですよ。
そこで前回から、ワーキングメモリの機能をサポートするための戦略を考えてまして、今回はその続きになります。「なんか頭がパンパンで回らない……」って問題にお悩みの方はぜひお試しあれ。
戦略2. メモリを“外部化”する
人間のワーキングメモリはめちゃくちゃ容量が小さく、平均的な成人で「同時に保持できる情報は3〜4個」が限界。それ以上抱えようとすると、脳はフリーズしちゃうってのは前回も述べた話。なので、
- 「やることを全部覚えておこう」
- 「企画の全体像を頭に入れたまま細部を詰めよう」
- 「考えながら会話も進めよう」
みたいな作業は、すべて脳にとっては“無茶ぶり”なのだとお考えください。
そこで、この問題に取り組む際のポイントはシンプルで、「覚えておく」ことをやめて外に出すしかないわけです。これが“外部化”ってことでして、たとえば以下のような方法が定番でしょう。
- 箇条書きで分ける:「この案件は営業に共有して、来週までに企画書の修正が必要だけど、先に法務チェックもお願いしないと」みたいなダラーッとした情報を、「営業に内容共有 → 来週までに企画書修正 → 修正前に法務にチェック依頼」みたいに箇条書きで分割する方法。
- 構造の“見える化”:情報の「量」だけでなく、「構造」が見えないのもワーキングメモリには大ダメージなので、情報の関係性・優先順位・フローを図解して記憶の負担を減らす方法。「フローチャート(手順・選択肢)」「マトリクス(重要度×緊急度)」「マインドマップ(発想の展開)」「タイムライン(予定・プロセスの流れ)」「カンバン(Todo/Doing/Done)」などは、すべて構造の“見える化”に役立っている。
いずれも皆さん一度は試したことがある技法でしょうが、これらはすべてワーキングメモリの機能を支える役に立っております。頭で抱えたら絶対にワーキングメモリは死ぬので、とにかく外に出すのがめっちゃ大事なんですな。
で、ここらへんは皆さんすでにやってるでしょうから、ここからは、もう一段進んだ「外部化」の手法を見ていきましょう。
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