今、お酒を飲んでから寝て(「酔っ払って寝てしまった」んではありません。あれはジミヘンや江利チエミさんの命も奪った非常に危険な行為ですし、僕そもそもーー今日のテーマみたいな話ですがーー逆流性食道炎にかかりやすい、つまり、噴門部が開きっぱなしになってるんで、アルコールの酩酊が収まるまでは絶対に横にならないし、アルコールが入らなくても、食後は横にならないです)、お酒の悪いところは「一瞬は寝かせてくれるんだけど、2~3時間で起こしてしまうところ」だと思いませんか?思いわないか笑?
何れにせよ、加齢とコロナの挟殺によって「バンド仲間と、非常に大量に飲む」ということがNGガチンコになってしまったので、実に久しぶりでして(ウソ!ブルーノートの後にも打ち上げで8万ぐらい使ってしまった笑)、まあまあ「やっぱりコロナなんて早く明けて、みんなで飲みに行ける状態が戻って来ればいいな」なんてシンプルな結論ではなくて(笑。「みんなで飲みに行きたく」なったら、僕きっと戒厳令下でも行きますから)、っていうか、話逸れるんですが、ポストコロナに関して、以前「世論が二分される」という話を書きましたが、二分どころじゃないですね笑。
コメント
コメントを書く>>1
いや、若い方は良いんですよ笑、噴門が締まってるから笑。ジミも若かったですが、アルコホルだけではなかったんで笑。ただ、ヘロインやコカインと一緒に、大量の赤ワインが胃から検出されています。僕が知る限り、最悪の顔ぶれですね笑。
ジミはアフリカンだけではなく、ネイティヴアメリカンの血が入っていて、そちらは隠さないといけなかった。彼のショーダンサーみたいな派手な格好は、母親がショーダンサーで、その衣装をそのまま着ていた。というのら「ランブル」という映画で知ったことです。この映画素晴らしいので(米国音楽における、ネイティヴアメリカンの民族音楽の影響。特に「アフリカからは永遠に4つうちは出てこない。あれはインディアンのリズムだ」という下り)、地味に興味がある方以外にもお勧めします。
せいこうさんは、フォークラン紛争に際して、「戦争に反対する文学者の会」かな?かなんかで、数名の文学者とともに、文学者として記者会見をしていましたが、「未だに先進国で紛争が起こると思ったら声が出なくなった」と、一時的な失声症をカムアウトされていて、「んん?」と思ったのを覚えています。僕は「噂の世紀末」がある限りはリスペクトですが、まあれはヤン冨田さんがすげえ、というところが大きいですけどね。
>>2
太ももの痛みは、血栓症のような怖い病気ではなく、単なる筋肉痛の一種だとしたら、ですが、すぐ治ります。今ちょっとコンテンツが混んでて笑、更新が遅れに遅れていますが、次の「還暦前のボディリメイク」で、太ももに、痛みを伴う、強い凝りのポイントがある方。へのクイックペインキラーのコーナーをくっつけますね(まあ、大腿筋を捻るだけですが)。
>>3
名越先生は流石のアドラー派というか笑、ちょっと躁病気味なんで笑、僕と合うんですよねバイブスが笑。バイブス以外はあんまり会いませんが笑。ただ、コロナに関するコンセプトは近いと思いました。やがて(原理的に)コロナを救世主扱いする合理化が起きます(起きざるを得ません)、その時に、コロナを敵視し、未来をディストピアックに捉えながら合理化を進めた人々との対立が起きますね。それが楽しみです笑。
>>4
パープルヘイズ最高ですね!でも、直接的なセックスという意味では「ファイヤー」のが凄い笑。火事みてマスターベーションしている人の主観そのものですよ。一種の具体音楽というか。
宇川くんは確かにホメオパシーでもありますね。彼がゲイであることと関係あるかどうか、「知り合いを全部友達にしようとしている」という鋼鉄の平和主義、超コミュニズム(それがドミューンだけど笑)を感じます。宇川くんさえいれば、意見が多少合わない人の集まりも収まっちゃう、何故なら全員ドミューンに世話になってるから笑&彼の極限的な平和博愛主義によって。ですね。
僕は世代的に、と言って良いのかどうか、ミラーワールドは単純に嘘だと思っちゃうんで笑、軽視しているんですが、宇川くんに言わせるとそれじゃダメみたいなんで、見直そうと思ってます笑。
>>6
だから結局ね、アルターウォーなんですよ。もっとシンプルにネクストウォーとかニューウォーでも良いんだけど。もう20世紀的な戦争は出来ませんから。なんで、戦争を20世紀型のマイナスアルファで腰引いてやるか、アルターウォーを作っちゃうかなんですが、アルターウォーは20世紀型みたいに、あらゆる地域の限定性がないので、日本も参戦するわけですよね。これは被爆国としての歪曲した特権の破棄ですから、大変なことなんですけど、問題は、そんなシンプルな事が可視化されないので、若い国民が荒れ果てちゃう。まあ、それって20世紀型の戦争も同じですけど笑、とにかくコロナは(戦争という軸から見たら)序章や前座に過ぎません。
僕は、おっしゃる通り、日本人が主観評価ではなく客観評価を重視する世間体の民族だという、あくまで文化的な、ですが、偏向の一種が、今回は一部露呈していると思います。ですがそれは、コロナ以前の、SNSが出来た時も、それ以前の、インターネットが出来た時も露呈してるんですよね笑。むしろ僕は、日本人のクラスタリングする能力や習性が、少しづつ壊れ始めているのが、一種の動揺として社会に影響を与えていると思っています。クラスタリングする力は、狂人と犯罪者を定義し直す、訳ですが、今、狂人と犯罪者って、どんな奴でしょうかね?非常に難しいし、少なくとも20世紀型ではないですよね。ここが重要ではないかと思っています。
>>7
若い方の(中嶋さんがおいくつか知りませんが)耳管開放症や突発性難聴は、99%メンタルですよ。誰が罹患したか、簡単でに指折れますよね。もちろん、音楽家として、良い意味で、ですが、全員超えてる人です笑。
僕は不安神経症やりましたけど、音楽行為に一切の支障が出なかったどころか、音楽行為だけが症状の外に出してくれたんで、今があるんですよね笑(大した今じゃないけど笑)、メンタルが音楽行為に支障を出す音楽家は良し悪しとか好き嫌いではなく、単純に僕と反対の人たちです。僕が腰痛持ったり、頚椎がストレートネック気味だったり、老眼で楽譜読めなくなったり、耳管開放症で音程取れなくなるのは全部古傷と加齢ですから笑、まあ、見た目が若いからね僕は(相当老けたけど笑)、57つったらもうロッカーだってボリュームのつまみが3時から12時になるお年頃ですよ笑。
>>8
まあ僕の武運もそろそろかなあと思いますが笑、戦争もオルタナティヴになると、年齢性別関係なく戦場に立つので、医者に勧められるように、補聴器を付けようかなと思います笑。知人の方はヘルニアだと思いますが、ヘルニアは本当に怖い病気で、僕もなんとか頚椎ヘルニアをギリで避けて走っていますが、体内の管の多くが締まらなくなってきた(特に尿道笑)のには参りました笑。
もし僕が「その方」が誰か勘違いしていなければ、ですが、その方は僕をご自分の番組に招いてくださった時に、オフエアのとき、舎弟の方々に「オレ、絶対、粋な夜電波聞かないの笑、だって誰もが面白い面白いって言うんだもん〜笑」と言っていて、聞く聞かないは別として、「みんなが褒めてるから、怖くて聞けないんだ」と、敢えて当人の前で嫌味なく発言する。と云う点に、強い生真面目さと弱さを感じました。
別に僕が強いと云う意味ではありませんが、これはせいこうさんもそうなんだけれども、生真面目な人は弱く、どう弱いかと云うと、結論が欲しいんですよね。お2人とも、僕なんかと比べ物にならないぐらい、専門職の知識人にたくさん会って話を聞いていると思います。そして、その度に「結論(「解」と言っても良いですが)」を導いいては、区切られた安心を得ていると思うんですよ。結論が欲しいわけ。これは弱いですね。
僕は、世界観が逆で、最初に結論があるんですよね。音楽が最高です。いついかなる状況でも。そして、僕がすることは全部音楽で、音楽しかできない。その前提であらゆる人(ストリートとの人から女子アナから筒井先生まで)と会ってます。
なので、「今は何もわからない(解が導ける状態ではない)」というゾーンに耐性があるんですよ。今、コロナに関するリアリティは、合衆国にはあります。ブラジルにもあります。欧州にも、中国にもあるわけ。ですけど、日本には無いんですよね。「今日の感染者数」とか言って、株価みたいな発表されたって、全くリアリティない。どうやったらシアターモリエールに人狼見にきた人だけからクラスターが出てると断言できるのか、裏を読もうにも面を読もうにも、とにかく日本は昔から大本営発表、主催者発表なので、要するに腹芸と外面ばっかりです。
しかも、あくまで僕の勘では、現在、わが国で、現状を把握している人物は1人もいないと思うんです。つまり、完全なサイレント混乱で、アネイブルコントロールですよね。これこそ「結論や解のない状態」で、これは、戦局という考え方をした時に、かなりの確率で起こるんです。この状態を具体音楽にしたのがDC/PRGの「キャッチ22」で、要するに混乱(混沌では無いです。混沌は生来美しく、ポジティヴですよね)やアネイブルコントロールの状態も、音楽であれば、快楽的に表現できる。という事です。音楽はなんでも出来ます。
だから、我が国のコロナ状況、というものを、今、最も誠実に正しく言い表せば「誰にも何もわからない」ということだと思います。
生真面目な人は、この状態に耐えられません。なので、結論や解が世界もしくは自らの中から自然に発生するより早く、力づくでも結論を出してしまう。そんな結論が人を納得させ、活力を与えるはずが無いです。
みうらじゅんさんには僕、最初から結論が決まってると思うんですよ。それは言葉になりづらいんだけど、ナンセンスとか馬鹿馬鹿しいとか、とかとも違う、かなり固有な、とにかく、面白おかしくあれ。といったもので笑、もう、みうらさんという存在に相対した瞬間から笑ってしまう笑。そういう仏性がありますよね。なので「見仏記」では、せいこうさんとはタイタイでは無いですね。みうらさんとタイタイなのはむしろ安斎さんだと思いますが、安斎さんは僕の定義では悪人なので笑、みうらさんの仏性と相性が良いです。せいこうさんも「その方」も、善人ですよ。抑圧された暴力性や攻撃性が小さいです。
何れにせよ、こうやってキーパンチしていても、僕は音楽の外には出られないし、その牢獄を受け入れています。物凄い抑圧です。閉じ込められているのだから笑。なので暴力性も攻撃性も、自分でハラハラするほど持ってます笑。首相が悪いとか(悪いけど。あの人は笑)、政府が悪いとかも思わないし(自分が悪いので笑)、今はとにかくコロナについて何もわからない事を戦局として楽しんでいます。ただ、博打において勝者がいない、ということは原理的にあり得ません。それが賭博である限り、誰かが勝ちます。ただ、勝ったらすぐ次、ですから笑。
>>12
いとうせいこうさんの噂だけの世紀末を今聞くべきなのか?それとも噂だけじゃないのかってのが曖昧で踏み切れないんですよね。「噂だけの世紀末のNHKスペシャル」は今見る意義があるかもですね。
>>16
「噂だけの世紀末」は、今聴いて全然大丈夫ですよ!なんなら「ノーライフキング」も今読んで全然大丈夫だと思います笑
>>15
うえー!悪運でもなんでもでサバイブされてください!菊地さんがない音楽業界、文筆界はずいぶんと味気なくなってしまいます!
はい、知人のはヘルニアでして、(西洋)医学的にどうやって対処しても結局はこの仕事をしているかぎりは痛みと付き合っていくものだそうで『還暦前のボディリメイク』で菊地さんがおしゃっていることが通じるなぁなんて感心しております。菊地さんがいつかのご文筆で眼鏡をコンドームに例えて書かれていましたね、僕も眼鏡を掛けていますのであの感覚はわかりますし、補聴器も同じく対象をフィルターしてくれる/してしまうもの、なのでしょうけれど、ファッションとしてはアイグラスのように、バーバリーのメンズのコレクションで杖を持つモデルが出てくることと同じように、なれば良いなぁと思っています。と書いたところで思い出したのですが、音産にはイヤーモニターがありますし、そういったところで音楽の世界では、耳に着ける機械のファッション化、ファティシズムの対象化がすでに進んでいるのでしょうね(モニターには色々な派があることは存じておりますが)。尿管のしまりは諸先輩の女性のみならず、男性も多くの先輩がたが仰るので、恐れつつも、僕もいまから覚悟しておきます(笑)
「面白いと評判のラジオ番組は聴けない、影響されてしまうから」は業界内外から評判のラジオ番組に対する氏最大の賛辞(聴いてないのに賛辞ってのあれなんですが(笑))の決まり文句でして、あれはテレビ番組や映画や書物には決して言わないもので、だからこそ菊地さんが仰るように氏の弱さ、繊細さ、影響されやすというものが際立った言葉なのだなぁと、いま改めて実感しました。「この状態は固定される、としてその上で未来を考えなくてはならない」というものとともに、(僕がリスニングを止めるあたりの)もう一つの氏のトピックが「ツイッターなどでいろいろな文句や、見当違いのことを言ってくる奴がいて辛い、うざい」でして更に話が進めば「でも僕はそれをいちいち真面目に受け取るからこそ、いままでやってこれたのだと思う」というものでした。あれだけ有名なかたですからその毀誉褒貶の数も多く、数の理論もあるでしょうし、相手の顔が見えない(その昔の氏や出川さんや松村さんに対するヤンキーの絡みかたの話は聴いていてもすさまじく、そっちのほうが危ないだろとも思うのですが、言ってしまえば悪い奴が悪いことを言う、バカっぽい奴がバカなことを言うことを人は聞き流せても、顔の見えないことはつまり、悪い奴が悪く見えない、バカがバカに見えないことであって(更に昨今はネット上の個人の立派化やキャラ化が激しく近年のツイッターでは、社会問題/時事ネタに関して良いことを言った、として何千もリツイートされることをつぶやいた人のアイコンやハンドルネームもスターリンとか既存のアニメキャラだったりするんです(笑))その言葉を聞き流せない)こともあるのでしょうが、いまさらな話題であって、それが真実でその通りであっても、明らかにいまの時世がそれを呼んでいること、氏の真面目さがそれに拍車をかけてそこに寄ってしまっていることで、「固定化」の言説と合わせてとんでもなくゲンナリしてしまいました。
菊地さんの結論がすでに決まっている、という言葉、また音楽の外には出られないしその牢獄も抑圧も受け入れている、という言葉にとても感動しました。そこを理論にすればフロイドの去勢やトラウマや、ラカンのファルスやララング、ルジャンドルの結局の無根拠性などもおありなのでしょうが、その言葉の説得力に心が潤いました。
真面目で弱いというのは、そういった点でも決して精神論や根性論ではなく、心の形態なのですよね。ほんとうに真面目な人々が持つ、弱い攻撃性(多くが先制攻撃で、ちょっと反論されるとすぐに退く。そして次の話題に映る。毒舌が上手いタレントのかたは、平時ではこの能力を上手く使っているのですね)と結論をすぐに求めるスタイルが鮮麗に繋がりました。対して、未解決を耐えれる人とその強い攻撃性(多くが後手あるいは不意打ちや暗殺であって、粘り強い)も繋がりました。
こういうご時世だと社会は元より、内側や身内でとんでもない大きなことが起こり、社会はともかく、上記の氏の内面が持ち直すことを祈るばかりですが、僕個人としても内側にこそ色々なことがありましたが、菊地さんの音楽や文筆のおかげでその1つは乗り越えることができました(例えば、ツイッターの観覧時間が去年の1/100になったりしました(笑))ありがとうございます。例の炎上をした99の岡村さんが、その後に相方の矢部さんの参入によって持ち直し、長らく一人でやっていたラジオ番組をコンビで再開したことでお二人ともにリフレッシュされたので、災い転じて福となすことが実際にあることを目のあたりにして、結論の不確定性というか、塞翁が馬なんですが、楽しく生きるには重要なことって沢山あるなぁと実感しました。
人狼のあれはあきらかに誰でも食べやすい生贄で、NHKのニュースですら舞台名を言うものだからノリがあからさますぎて「うへー」と僕はなりました。以前、東京アラートと言って、都庁とレインボーブリッジを赤くしたときには、明らかに官僚や担当する職員が調子に乗っている=混乱でアッパーになって発狂しているので辟易していたらすぐに収まったので、これで大丈夫かなと思ったのですが、その現状は続いているように捉えています。僕が暮らしている街の歌舞伎町ほどではない繁華街にも「あそこはやばいよ(笑)っていうかいまクラスター起こっているでしょ」という店や場所やたくさんあり、それこそ繁華街の無い地方にもそういう場所はたくさんあるわけで、発表における感染の場所と数字と、リアリティーは剥離していると思っています。今よりもっと本当は数が多いはずだ!と単純に思っているわけでも無いのですが。
『キャッチ22』は混乱と、膠着の時期と、一瞬の空白、そして混乱がまた以前とはまた違った感じですぐさま現れる。を繰り返す、でもビートはずっと続いているという点でまさに混乱的で戦局の音楽ですね。そして踊れる。あるいはこれで踊れるようになるというは(実際やってみれば全然難しくはないけれど)良いことですね。元ネタの著書のほうも題名は知っていましたが、この曲を拝聴してから読んでみようと取り寄せました。
僕個人は真面目にみられることもあるのですが、その実、不真面目で(笑)。だからこそ真面目な人々、友人たちと付き合うことに、苛立ちのようなものが凄くあって、最近ではそういう人たちの真面目さをあれこれ言うことはイジメにも似たことなんじゃないかと思っていたんです(数はこちらのほうが少ないわけですけれど)。ですか菊地さんのお返事を拝見して、その付き合いかたの一端をつかめました。同化するでも、諦観するでも、突き離しぱなしでもなく、踊れるような感じになれば良いなぁと。
みうらさんはやはりすごいかたですね(笑)。トートロジーですけれど、こういう時に評価を上げる人はやはり凄いですね。
賭けに関しても仰る通りです。目が覚めました。考えてみれば、僕が書いた誰も勝ちがない、とは引き分けや無効試合が起こることに賭けているわけで、それなのに賭けの勝者が居ないとは血迷った言葉でした。試合と、賭け、の違いはそこにあるんですね。そして勝ってもすぐに次が来る、というのも「解が導ける状態ではない耐性がある」ともつながると膝を打ちました。解がなくても賭けは成立しますね。
ありがとうございました!