弱いなら弱いままで。
『機械じかけの性と生』の続きを書いています。もう特別に資料が必要なところのほかはほぼ書きあがっているんですけれど、もちろん、ここからさらに改稿していく予定ではあります。
テーマは「ポップカルチャーとジェンダー」というわりとよくあるものなのですが、「ほんとうに萌えカルチャーは差別的なのか?」と再考を試みるところに新味があるかもしれません。
いや、これ、一歩間違えたらオタクによる自己弁解に終始してしまうテーマだとは思うのですが、それにしてもよくよく考えてみるといわゆる「萌え」文化がほんとうにそれほど差別的で悪しき文化なのか、疑問に思えてくるのですね。
宇野さんのレイプファンタジー論あたりを筆頭に、「萌えオタクは幼稚で低俗である」とする言説は枚挙にいとまがないのですけれど、よく考えてみると、「ほんとうにそうなのか?」と思えてくるのですよ。
もちろん、男性向けの萌えライトノベルやアニメが
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