先週お休みをいただいていたので、若干間の空いた話題ではあるのだが、8月5日に内閣官房TPP政府対策本部主催の「TPP交渉に関する説明会」に呼ばれたので、MIAUの代表として出席してきた。日本は7月23日からTPP交渉に正式に参加したわけだが、そのマレーシアでの交渉会合の結果を関連団体に報告する、という主旨である。

前回も同じような説明会があったが、その時は交渉前に協力を要請するという形であった。これには128団体が出席したが、今回は214団体と増えている。交渉の結果を関連団体と共有することで、さらなる情報提供が欲しい、ということであった。

内閣官房からは3名が登壇したが、質疑応答以外はほぼ内閣官房TPP政府対策本部内閣審議官の渋谷和久氏が1人で説明を行なった。大まかな内容は、すでにMIAUメルマガのほうで号外を出しているので、お読みになった方もあるだろう。ここでは全体の印象も含めて、もう少し深掘りしていきたい。

■内閣官房主催 業界団体向け「TPP交渉に関する説明会」に参加しました


MIAU事務局長の香月です。MIAUへのご支援、いつもありがとうございます。本日14時から霞ヶ関の中央合同庁舎4号館で開催された内閣官房主催の「TPP交渉に関する説明会」に参加してきました。MIAUからは代表理事の小寺と事務局長の香月、そしてthinkTPPIP関係者からは福井健策弁護士（think C世話人）と永井幸輔弁護士（クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局）が出席しました。

TPPで業界団体に協力要請（NHKニュース）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130805/k10013558381000.html

TPP交渉団が現状説明「情報不足」に不満の声も（テレビ東京）
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/newsl/post_47071

「TPP交渉の現状説明会、業界団体から不満相次ぐ」（TBSニュース）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5401816.html

今日はその会合について会場からのライブツイートを元に取り急ぎレポートします。メモによるレポートであり、発言に関する取材は全く行なっておりません。なので誤りがあるかもしれないことを最初に申し上げておきます。あくまでも参考に留めてください。なおレポート内の参考ウェブサイトは香月が選んだもので、内閣官房によるものではありません。