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記事 4件
  • かわら版 22号 2013.09.25

    2013-09-25 23:50  
    262pt
    先週ガーディアン紙が報道して注目を浴びた 33 年前のノースカロライナ州核兵器落下事故は、米軍が当初から否定し続けた核の大参事ニアミスだったという話を特集しているかわらばん 22 号。大竹秀子のオーバービューでは、「もうひとつの 9/11 」ともよばれる 1983 年 9 月 11 日に起きた、チリの軍事クーデター、外交的解決と言いながら軍事攻撃の脅しにこだわるアメリカ、 NSA  イスラエルに個人情報を含む生情報を丸投げ、などのトピックを。書籍のコーナーでは中野真紀子がエリック・シュロッサーの新著を紹介「核兵器管理の秘密主義が民主主義をおびかす」に関して説明します。さらに今週のコラムのゲストは 劇作家 の 坂手洋二さん:「何も言えない世の中でいいのか」です。
  • フリーダムライダーズ(日本語ブックレット版 033)

    2013-09-21 12:01  
    157pt
    1960年代の公民権運動に大きな力を与えたのは学生たちを中心とする若い世代のパワーでした。特にガンジーの流れを汲む非暴力不服従運動の訓練を受けた 白人と黒人の若者たちが、人種隔離を禁止する連邦最高裁の判決にもかかわらず差別を続けるディープサウスにバスで乗り込み、州の人種差別法を公然と破って みせる運動を展開しました。正義感に燃えた若者たちの向こうみずな運動が時のケネディ政権を動かし、民主主義の進展に画期的な一歩を刻むことになりまし た。あまり知られていませんが、重要な歴史の一こまです。 *スタンリー・ネルソン(Stanley Nelson) 映画作家。映画 『The Freedom Riders』の監督。他の作品には、『The Murder of Emmett Till 』『Wounded Knee』などがある。 *バーナード・ラフィエット(Bernard Lafayette)エモリー大学の宗教・紛争・平和構築教授。1961年ナッシュビル=ニューオーリンズ間の「自由のための乗車運動」に参加した。 *ジム・ツワーグ(Jim Zwerg) 1961年ナッシュビル=ニューオーリンズの「自由のための乗車運動」に参加。アラバマ州モンゴメリーで群衆に襲われて重傷を負った。
  • かわら版 21号 2013.09.11

    2013-09-11 23:30  
    262pt
    シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、軍事介入を行うと宣言し議会に議決を求めたオバマ大統領ですが、正念場を迎えています。その他大竹秀子のオーバービューがピックアップ したのは、マリファナ合法化へさらに一歩、 エドワード・スノーデンさんの漏洩情報を基にした新たな事実、 バーモント州の原子力発電所「バーモントヤンキー」が、 2014 年末に閉鎖するというトピックです。 フォーカスは、中野真紀子の「 シリア内乱を終わらせたくない人たち」。 コラムのコーナーはレイバーネットの 安田幸弘 さんからの「ネット放送入門」技術講習会へのおさそいです。
  • マンフレッド・マックスニーフ: 裸足の経済学(日本語ブックレット版 043)

    2013-09-01 14:44  
    157pt
    金融バブル、環境破壊、生産と雇用の劣化──1%による無限の利益の追求が、世界中の経済と社会を危機に陥れています。これまで標準とされていた欧米の経 済学では解決できないところに来ているのかもしれません。根本から異なる経済学が求められているのかもしれません。富の増大に代えて人間の暮らしの質を価 値の基準とした「裸足の経済学」を唱える、チリの経済学者マンフレッド・マックスニーフに聞きます。 *マンフレッド・マックスニーフ(Manfred Max-Neef): チリの経済学者。1960年代にはカリフォルニア大学バークレー校などで経済学を教えた。1981年にOutside Looking In: Experiences in Barefoot Economics(『外側から見た裸足の経済学』)を上梓。1983年に「『裸足の経済学』を通して中小規模の地域社会に新しい命を吹き込んだ」功績でラ イト・ライブリフッド賞を受賞した。 字幕付き動画:  http://democracynow.jp/video/20100922-2