Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマはパルス理論、マイクロドージング、ピコグラム・・・ジョン・ジョーンズ薬物禍にみる薬物検査新時代です!!
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・ゴードン・ライアン、MMA転向へ / ブラジルMMA市場に赤信号! 市場縮小で選手がいない!年末のUFC 232が大会6日前にラスベガスからロサンゼルスに急きょ場所を移して開催されるなど、UFC史に残る一大騒動を巻き起こしているジョン・ジョーンズの薬物検査陽性問題。今年に入っても何度かにわたり、「ジョーンズから陽性反応!」というニュースが米MMAメディアで報じられ、その一部が日本でも紹介されるなど、まだまだ騒ぎが収まる兆しが見えない。しかし一方で、ジョーンズが晴れてネバダ州でファイターライセンスを取得、3月のUFC 235ラスベガス大会でアンソニー・スミスと対戦することが公式発表されるなど、拡大する騒動とは相反する動きも見られる。これは一体どういうことなのだろうか。今回はこの混乱状況を読み解いてみよう。
まず、ジョーンズの薬物検査周辺で起きた出来事を時系列でまとめてみる。
2017年7月6日、7月7日
ジョーンズに薬物検査実施、結果合格
2017年7月28日
薬物検査失格 経口トゥリナボル代謝物 20〜80ピコグラム検出
2017年7月29日 UFC 214
ジョーンズ、ダニエル・コーミエを破りライトヘビー級タイトル獲得、後に7月28日の薬物検査での失格が判明すると王座剝奪、試合結果はノーコンテストに。後にジョーンズには出場停止期間15か月という処分が下される。
2017年10月11日
抜き打ち検査で陰性
2018年8月9日
なぜか10か月ぶりの抜き打ち検査実施、陰性
2018年8月29日
抜き打ち検査陽性 経口トゥリナボル代謝物 8ピコグラム検出
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