川尻達也が語るベラトールジャパン!
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――川尻さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
――ああ、川尻さんのジムができるみたいですね。でも、世田谷在住・上級国民のボクからすると、茨城は海外になっちゃうので……。
川尻 幽霊会員でもいいですよ。
――ボクはよくないんですけど……ツイッターによれば、どこかの団体から川尻さんにオファーがあったけど、ジムの準備が忙しくて断ったみたいですね。
川尻 そうなんですよ。ヨーロッパの団体からオファーがあって。どこだっけかな、よくわからないところです。ファイトマネーもよかったんですけど……試合はちょうどジムのオープン時期と被っていたので断りました。ジムの準備でいろいろと大変ですけど、新しいチャレンジができる楽しみもありますね。だから会員になってくださいよ。
――(無視して)今回はベラトールジャパンの感想をお聞きします。
川尻 凄いイベントでしたよねぇ。ベラトールのトップファイターが見れたうえに、そのファイターと戦うRIZINファイターも見れたし、メインカードが終わったあとにはRIZIN提供試合もあって。ひとつの大会で2大会分、楽しましたよね。
川尻 ああ、そうですね。榊原さんも言っていたけど、ヒョードルvsランペイジを感慨深く見られる層ってどれくらいいるのかなって。
――入場までは感慨深く見る人はたくさんいたと思います!
川尻 試合前までは(笑)。試合だったらチャンドラーやMVPのほうが興奮しますよね。
――川尻さんを前にしてこういう言い方は失礼かもしれませんが、レジェンドファイターの立ち位置って難しいですよね。
川尻 いやあ、そう思いますよ。ランペイジの締りのない身体を見ちゃうとね、響かないですね。だったらやらなくてもいい……と思っちゃうんですけど、ヒョードルvsランペイジはイベントの看板としては大きな意味がありますもんね。
――大看板があるから人目につくってことですね。ヒョードルvsランペイジのあとに見る19歳の神龍誠選手の活きの良さったらなかったですよ(笑)。
川尻 ああ、神龍くんはよかったですよね。ボクがバンタム級に挑戦したときに軽量級の選手が多いパラエストラ松戸の昼練に参加してたんですよ。そこで神龍くんとグラップリングをよくやっていて。当時17歳だったんですけど、あの若さで強くてうまいなって。昔のイメージだともうちょっと地味な戦い方だったんですけど、今回はハッチャけていたというかアグレッシブで。こんなに攻めるんだ!?って感じで完勝ですよね。
――ボクもDEEPで2~3試合見てますけど、以前とイメージが違いましたね。
川尻 ですよね。それくらいこの試合に懸けていたのかなって。勝つだけじゃなくて「また神龍誠の試合が見たい!」とファンに思わせたかった。以前メシ食ったときに話をしたら、もともとプロレスラーになりたかったらしくて。<続きは会員ページへ>
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