この記事は「ONE日本大会が大成功する方法」を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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2020年の4月に予定されていたONE日本大会の延期が発表されました。主な理由としては東京オリンピックを直前に控え、他のスポーツやエンターテインメントの注目度が上がっているため(https://www.onefc.com/jp/press-releases/20201hsched)ということですが、2019年に2回開催された日本大会がビジネス的にあまり芳しくなかったからじゃないか……ってどうしても考えちゃいますよね。ただ、日本大会が延期になっただけでONE自体がどうこうって話ではないとは思うんですけどね。

超大型契約を結んだと噂されるデメトリアス・ジョンソンとエディ・アルバレスを日本大会に投下して、プロモーションも大々的に展開。ずいぶんお金はかけていましたが、両国国技館を一面潰しての使用ですから、そこまでお客さんは入れていません。今回の延期を受けて選手ひとりひとりのプロモーション不足を指摘する声もONEの周辺関係者から挙がっていましたが、正直そこは気にしなくてもいいと思うんですよね。だって、あのビジネス規模だと選手ひとりの力でどうにでもできるわけがないですよ。中日ドラゴンズでいえば、ビシエドがもうちょっとホームランを打っていればAクラスに……とよく語られがちなんですが、中日の問題点は投手陣ですよ。四球とホームランの多さをなんとかしなさい!!(ドン)。

ちょっとよくわからない例えになっちゃいましたが、興行を背負うのはメインイベンターの役割だと思うんですよね。コナー・マクレガーがUFCのプレリムに登場するファイターに「おまえは興行のために努力してない」と注文をつけるのかって話で。突き詰めれば、お客が入らないのはプロモーターの責任です。


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