この記事は皇治のバッティング騒動を語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】
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皇治選手のバッティング騒動にはいろんな意見があるとは思うんですけど、 皇治選手の存在が大きすぎたことでイベントのバランスがおかしくなったと見てるんです。今回のRIZIN大阪はいわば皇治選手の凱旋イベントじゃないですか。皇治選手がスポンサーを連れてくるわ、 トーナメントのベルトは作られるわ、お客さんのほとんどは皇治選手目当てだわ、優勝賞金は500万円だわと、皇治選手に「優勝してください」というトーナメントなのにマッチメイクはハード。本当だったら皇治選手が勝ちやすい接待マッチメイクをしなきゃいけないんだけど、そこがRIZINの面白いところで。 これがプロレスやローカル格闘技の凱旋イベントとは違うところですね。
あのタイガー・ジェット・シンでさえ地元に帰ればベビーフェイスで大歓声を受けるわけですよ。当時のプロレス格闘技は地元で一夜かぎりのベビーフェイスとして完結していたんですよね。 いまの時代、難しいのは会場は皇治軍団が支配するんだけど、配信で皇治軍団以外も試合を見る。MMA目当てのファンやアンチ皇治からはヒール扱いされてしまうわけです。 凱旋興行なのにハードなトーナメント。 会場ではベビーフェイスなのに会場外ではヒール。 すごくいびつなんですよね。
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コメント
コメントを書く最近の格闘技界を見てると良くも悪くも話題になったもの勝ちなのがどうも見ていて腑に落ちません。
競技化が進めば進むほどイロモノは淘汰されますし、YouTuberよろしく内容の是非を問わず話題になればいいのかって感じです。
野球、サッカー、バスケ、アメフトなんかはスター選手が活躍するところや、スーパープレーが見たいから観客は来場するし、視聴者は釘付けになるんです。
大谷翔平がどれだけ人格者で人気があろうが今の活躍がないとメディアや世界でこれだけ騒がれないわけで。
RIZINも人気が出てきて、場外戦やプロモーションも大事だと思うと同時に試合内容や選手の技術はこれからそれら以上に要求されていくと思います。
あと選手、関係者が女々しい事をSNSで発信しあいファンネル(お互いのファン、支持者)を飛ばしあってることや、SNSで数字を持つものに媚びへつらう格闘技界にも嫌気がさしてきます。
正しい物差しで評価される日が来る事を願ってます。
誰を出すとか出さないとかはビジネスのバランスでしょうし、実際のチケット、スポンサー、PPVとかの売り上げでまた調整されていくんだろうなと思ってます。
だから、そんなに「ああしろ、こうしろ」とかは思わないです。
もう風化してます。
優勝賞金500万って妥当ですかね?
ちょっち割安感があります。そこがリーズナブルにいい結果出そうとする皇治選手らしいけど。