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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは同時多発テロはブッシュの自作自演」…問題発言で試合前に解雇されたプロレスラー」です!




「ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)は捏造だ。ユダヤ人600万人がガス室で殺害されたことは事実ではない。わずか25万人だけだ」

かつて新日本プロレスでも活躍した、そのプロレスラーはこう供述する。

「ナチスのガス室は、大量虐殺のためではなく、シラミ駆除に使ったんだ。ユダヤ人がイスラエル建国を正当化するために、大袈裟に600万人という数字をでっち上げたにすぎない」

このホロコースト捏造陰謀説が、時を経て、そのプロレスラー自らの首を絞め、新たな門出を台なしにすることになるとは、本人も予想だにしなかったであろう。

そのプロレスラーの名前は、ブライアン・ケンドリック。

日本では、レオナルド・ディカプリオに似ているという理由から、レオナルド・スパンキーの名前でZERO1(ZERO-ONE)やハッスルなどに参戦し、映画「タイタニック」のギミックで評判になった選手だ。その甘いルックスもあってか、女性ファンからの支持も高く、いわゆるイケメン若手外人レスラーとして、一躍人気レスラーとなった。その後、その人気と実力が目に止まり、新日本プロレスの「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」にも2年連続参戦するなど大活躍した。
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