-
【イベント】一般プレイガイド先行/8月20日(日)不思議堂【黒い猫】~納涼祭2023~
2023-07-27 19:21 -
【募集企画】「藤川Qさんの涼しい衣装」お送り先について
2023-07-27 17:30 -
【イベント】CH会員2次先行/8月20日(日)不思議堂【黒い猫】~納涼祭2023~
2023-07-20 18:32 -
【イベント/プレゼント/アーカイブ】CH会員にお得な2023年夏情報!【不思議堂 黒い猫】
2023-07-14 17:30 -
【連載物語】不思議堂 黒い猫【阿吽】~ふたりの陰陽師編~ 第一話【黒の陰陽師】/前編
2023-07-13 21:30season2~ふたりの陰陽師編~第一話『黒の陰陽師』前編
著:古樹佳夜
絵:花篠
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
梅雨明けを目前にひかえた六月の末。
肌にムシムシとした湿気を感じながら、
吽野と阿文は商店街を並んで歩いていた。
馴染みの赤提灯の店で、焼き鳥でも食べたいと、吽野が駄々を捏ねたからだ。
「いつまで経っても、先生は浪費癖が抜けないな」
「別にいいじゃん。今日は不思議堂の上がりもあったでしょ」
「売り上げは店の維持に使うんだ。店の老朽化も激しいし、やはり天井の雨漏りが――」
「わかったよ。じゃあ、今日はネギマだけにする」
阿文は特大のため息をついた。
「嘘ばかり。飲み出したらそれだけじゃきかないくせに」
「じゃあ、阿文クンも飲むといい。下戸じゃないでしょ」
阿文は吽野の背中を思わず叩いてやりたくなった。
とはいえ、この自堕落な相方を正すことは難しい。 -
【イベント】8月20日(日)不思議堂【黒い猫】~納涼祭2023~開催決定!
2023-07-13 21:10
1 / 1