毎晩のように娘がぼくらのベッドに潜り込んでくる。多少狭くなることを除いては、猫みたいにあたたかいのでぼくと妻の間で寝息を立てている娘をそのままにしておくのだが、真夜中になるとそうも言っていられなくなる。