今次内閣改造で注目されるのは稲田朋美氏の防衛大臣就任である。
彼女は中国に対して厳しい発言をしてきている。
当然日中間に緊張が予測される。
これを米国はどう見るか。
歓迎する。
昨年、安全保障関連法成立後の政府・与党幹部による初めてのワシントン訪問は稲田氏で
ある。
ここでアジア太平洋担当のシアー米国防次官補をはじめ、アーミテージ元米国務副長官などと会談している。
今回の稲田氏の防衛大臣就任は、米国の後押しによるものと考えていい。
参考A『21世紀の戦争と平和』、第5章「中国の脅威にどう対処すべきか」中、「日本と中
国の緊張は米国にとって望ましい状況です。集団的自衛権や沖縄での辺野古基地建設に有利に働くからです」
尖閣問題が一気に緊迫した雰囲気になったのは、二〇一二年に石原慎太郎東京都知事(当
時)が米国を訪問し、講演において東京都が尖閣諸島を
コメント
コメントを書く昨夜のテレビニュースで「防衛大臣は難しい問題を理解しなくてはならず、稲田氏には荷が重いのでは」と言っていたが、そんなことはない。ヘリテージ財団に言われた通りに発言するだけでいいのだ。
以前の対米従属は、米国民から選挙で選ばれた米国政府に従うことだったが、安倍政権になってからは、米国民からも支持されていない「極右団体」の指示で動いているのだ。一国の政策が、わずか数名の偏見を持つ団体によって翻弄されているのだ。
保守本流の政治家は、米国にすべてをささげることなどしなかった。日本民族を大切にした。
亜流政治家は、権力が握れないので、安易に阿りの方向を選択する。米国に阿り、大衆に阿る、国家国民より、己の権力を増大化する安易というか、国を売る方向にかじを切ってしまった。阿り政治のほうが、国民、マスコミから批判を受けないので、政権が長期になる。中曽根、小泉、安倍と続けば国民は、バラマキの中で、真実を知ろうとしなくなる。新聞などマスコミが劣化の道を歩み続けています。権力と国民とマスコミが、日本民族の精神を抜け殻にして、米国流の国家に変質させる共同体となっているのが現実的な実態把握といえるのではないか。ダメ野党連合など解体して、保守本流を目指す政党が出てくることを期待している。
稲田氏の人となりについて知りませんでしたが、中国嫌いみたいですね。ヨーロッパでロシア嫌いが米国から重用されたようなものでしょうか。安倍政権はいよいよ中国包囲網を徹底しようということなんでしょうね。
白井聰氏が講演で話していましたが、安倍政権の推進母体のパトスは第二次大戦の敗戦の否認だということです。8月15日を終戦記念日と呼び敗戦の日とは絶対言わないことなんかその典型的な例です。その徹底化のために平和憲法を代え、戦争する国にし、ポツダム宣言なんか知ったことじゃないということになるわけなんですね。
日本のポツダム宣言の受諾は中国人民の長い長い抵抗の成果ですから、中国は日本のこのような歴史的事実の無視を看過することは出来ないでしょう。且つ、SINOPHOBIAの稲田氏が防衛大臣だとなれば、日中間には緊張が走り、行く行くはきな臭くなるのは必定。
ロシアに対峙してきたトルコが米国好戦派と一線を画そうとし、西欧諸国がNATOに白い目を向け始めている最中なのに日本が世界の流れに逆行して隣国に強く出ようとする行いはやはりサイコパスと言われても仕方ない。ナチス・ドイツがソ連の猛反撃に遭って事実上の敗北状態になったのがパールハーバから確か一年半経ったころだと言われており、そういう迂闊な苦い経験を有する日本国の安倍政権の時局を見る目は一体どうなっているのか。右も左も上も下も日本全体の大方がサイコパス状態となれば、国民は祈るしかないと思わざるを得ません。
どうも稲田朋美さんの防衛大臣就任は評判が悪いようですね、何故こんな人を防衛大臣にするのでしょうか。大臣就任会見も聞いたが、喋り方にしても、何か少女が誰かに言わされている感じで、ノドンミサイルが本土に落ちたらどうするかとの記者の質問に対しても自分の意見など無く中身もなくて頼りない印象。安倍首相から7つの課題を与えられ、その一つに同盟国、及びインド、オーストラリア、ASEAN諸国と緊密な連携を取る(即ち中国包囲網をつくる)と言っているが、肝心の中国との対話(東シナ海の危機管理体制構築、ホットラインの設置など)についても言及ゼロ。靖国も内閣の一員として行動するらしいし、何かぽっと出の頭の弱そうな女の子と言う感じで、外国のカウンターパートからもなめられそう。ま、女性活躍のショーケースと言うだけで、どうせ大臣なんてお飾りで、防衛官僚から渡されたペーパーを読むだけなんだろうけどね、誰でもいいんですよ。批判されるべきは稲田本人じゃなくて親玉のセンスだね。