PEWは米国大統領に対する世界の信頼度をオバマ大統領(2014年から2016年のデータ)とトランプ大統領を比較している。
1:信頼度が急落している国
トランプへの信頼度(%) オバマへの信頼度(%)
スエーデン 10 93
オランダ 17 92
独 11 86
韓国 17 88
仏 14 84
スペイン 7 75
カナダ 22 83
英国 22 79
日本 24 78
2:信頼度にあまり変化のない国
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米国第一主義の保護主義政策をとれば、当然の反応といえる。
イスラエルは、多少増えているが、特に大きく支持が増えていると判断できない。
問題はロシアであるが、反米から、中立的姿勢に変化しており、本当の支持がどうなるかは、現在の米国でのロシア問題の帰趨にかかっているのではないか。
トランプ氏の重要な支持不支持の視点は、中国の反応である。中国で不支持が多ければ、トランプ氏を世界が否定していることになるが、中国は、支持を基本として、米国との二人三脚体制を変えることなどないでしょう。圧倒的に力の差が逆転すれば、中国の支持不支持より、米国の態度の変化が顕著になるのではないか。
中國を抜きにした支持不支持では、トランプ氏の支持不支持が不明確であり、あまり意味がないといえる。
世界を最終的に管理していると言われているビルダーバーガーのお墨付きを得て居た米大統領候補はヒラリー女史でした。トランプは言わば無印。悪く言えば、雑種なんです。トランプは一見阿保みたいに見えるけど、9.11がオサマビンラデインによってなされたという神話を信じてない。そのことで大統領選中、トランプはニューヨークタイムスの記者を面罵している。米国の裏の支配層にとっては実に扱いにくい。彼は主流メデイアをバカにするので当然仕返しをくらい世界の評判は悪くなる。彼は生い立ちから滑稽な言動で名を馳せ大金持ちになった。メデイアにとっては面白おかしく扱うのに適した人物。彼にとって最悪なのは二人の重要なキャンペンマネジャーをはく奪された。そのレイムダック化は深刻。しかし、米国に夥しく大勢いるプーアホワイト別名レッドネックと言われるアパラチアから中西部にかけて住んでいる人々の熱烈な支持もあってニクソンやケネデイみたいに大統領の座から引きずり降ろすわけにはいかない。
続く
>>3
続き
米国の支配層はやきもきしているに違いない。そういう状況は我々平和を愛する人間にとっては朗報と見るべきでしょう。戦争が遠のくという意味で。
それにしても、米国の首根っこを押さえていると言われるイスラエル、そして、米国の好戦派の執拗な挑発に懲り懲りしてきたロシアでトランプは評判が良い。ひょっとして、ネタニアフ、トランプ、プーチンの三者協働によって世界平和の基礎固めが出来るかもしれないという真夏の夜の夢が実現するかも知れない、と私は思いたくなるのです。