「よど号犯」現在彼らが考えていること:「日野原先生への追慕…一粒の麦、・・・もし死なば」
「かりはゆく」(2017年8月10日号)の一部転載
・7月18日日野原先生の訃報を受け、驚いた。。日野原先生は、人生の師、恩人とも言える方だった。
・強く印象に残っているのは、「(人質)解放後」(日野原氏もハイジャックの人質の一人であった)の羽田空港で記者会見された時の先生の言葉だ。記者の、機内でのハイジャック犯への恐怖体験についての質問に先生は「云やあ、彼らは学生だったからね・・・」と私達が狂暴な犯罪者ではなく理性的な学生だったと記者の誤認をたしなめるような回答をされた.私達からすれば、「よき理解者」というのが強く刻まれた先生の人物像だった。
歳月は流れて、「よど号」ハイジャック闘争三十周年を迎えた二〇〇〇年の春、国内で記念の集会が持たれることになった。「よど号」関係者の話を聞くこ
コメント
コメントを書く孫崎さんが育った土地は、石川県であり、島根県の隣である。北朝鮮のミサイルが通過する近辺である。
ミサイルの通過する近辺の政治家、行政マンは、右、左を問わず、北朝鮮のミサイルを肯定できるはずがない。PAC3の配備にいちゃもんを付けたら、抗議を受けるのが、日本の風土であり、抗議を無視したら、どういうことになるか、日本人なら結末が分かるでしょう。地域社会に生きている現実は。無視することなどできない。
>>6
おやまあ。
人を犠牲にする「大義」に大義はない。全くその通りです。実によく言ってくれた。反省するに遅きは無いと思っています。
次の記事は本日の櫻井春彦氏のジャーナル。
「実際、東アジアの軍事的な緊張を高めて来たアメリカでは議会が中国との経済戦争をトランプ大統領に強要、この動きの中で日本が果たした役割は大きい。2009年9月にアメリカを訪問した鳩山由紀夫首相(当時)は中国の胡錦涛国家主席に対し、東シナ海を「友愛の海にすべきだ」と語り、「東アジア共同体」構想を示したという。その鳩山首相を日本のマスコミと検察は共同で引きずり下ろし、菅直人が10年6月首相になる。
その一か月後、尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を海上保安庁が「日中漁業協定を無視する形で取り締まり、漁船の船長を逮捕、この逮捕劇の責任者は国土交通大臣だった前原誠司だ。漁業協定に従うならば、日本と中国は自国の漁船を取り締まり、相手国漁船の問題は外交ルートでの注意喚起を行わねばならなかった。
この出来事によって日本と中国との関係は悪化する」
上記ジャーナルは鳩山以降の対中国の状況。その前には中曽根の「不沈空母」発言がある。中国との対峙に向けて日本国を動かそうとする日本政府とそれを助長させる米国政府の動きには「人を犠牲にする大義」と同じものを私は感じるのですが。
「よど号犯」から思い出した2年半前の電話対談-帰国するよう懸命に説得する孫崎さんが印象的でした。
故・日野原医師には時折ご発言に触れるだけでしたが、中村哲医師と同様に間違いなくホンモノでしょう。のっぴきならない状況に追い込まれても利他心を捨てずにいられる方々と思います。
> 自己中心、思い上がりを少しでも許す甘い考えの迷路を絶つ自己批判が必要なことを痛感した。
誰にとっても これをイザという場面で実践するのは容易ではないでしょう。家でPCに向かって書くだけなら、キリストや お釈迦様になり切るのは簡単だ。
件の対談直後にアップされたバグダッド発大韓航空機墜落事故に纏わる記事も驚きでした。無防備で無力な乗客が「大儀」という自己中によって消されてしまう残酷さ。最近、植草一秀氏も大きく採り上げておられる「謎が解けてきた」日航123便墜落にも同種の怒りを覚えます。ひょっとすると孫崎さんの中でもこれらが全て繋がっているのではないかと想像します。
>>6
書く自由があって日本は素晴らしいですね。
>>2
「平和憲法上自衛しか出来ない日本」は正しくない。正しくは「日米間で取り決められた条約と隠された了解事項に基づき日本の自衛隊の統帥権を日本政府は米駐留軍に委ねている日本」ではないでしょうか。勿論、それと整合性をもたらされた憲法9条という文脈はありますがね。
更に言わせてもらえれば、北朝鮮は日本に駐留している米の基地に対し、いやもっと正確に言えば、軍事的に米軍が自衛隊をひっくるめた日本の全土及び人民をリソースとして活用できる権限を留保している米国を挑発していると観るべきです。北朝鮮は日本を主体性のある国家とは認めて居ませんよ。
>>8
追加、もっとわかりやすく言えば、対中国の関係悪化という点では、日本政府も米国政府も日本の国土と住民をハイジャックしているのではという連想を孫崎先生のコメントから私は得て居るのです。
>>15
いやいやご苦労様。冒頭のあなたのコメントは毒にも薬にもならないな、なんでこんなつまらないコメントを書きいれるのかなと思いきや、私のコメントに反応されました。反応は嬉しいですよ。無視されるよりはね。私の言いたいこと(趣旨)への否定だったら、俄然、私もカウンターしますが、日中漁業協定の専門領域なので私なりに調べてみましょう。ただね、「中国側にも中国側の論理があります」という貴君の断定が気になりますな。前原誠司は中国側に論理がある事柄を一方的に自分側の論理で断行したということになりますな。これは良くない。そう思いませんか。
>>20
何をほざけたことを言うんですか?私の規範で動く?ヒトラーと同じじゃないですか?あなたは本当に戦争が好きなんですな。昔、このブログにタコ2008という人がいたが、彼はこのブログで中国と戦争すべきだと言っていた。どういう頭の構造をしているのか、不思議だった。私は今謎解きの為に「我が闘争」を読み始めた。読み終えた頃には自民党の大方の内的構造がわかりそうな気がしてます。
>>22
何を言っているんですか。「善悪についての規範と私」なんて持ち出して知識人ぶるのはやめてもらいたい。前原誠司の私的な規範で前原誠司が国際関係を危うくするのは前原誠司が日本国をハイジャックするのと同等の行為を犯したのだということが孫崎先生のテーマから察せられないし、理解も出来ない、あなたはやはり中学生だね。