1:国会で審議を拒否する異常

政府・自民党は、首相指名選挙を行う特別国会を11月1日~8日に開いた後、臨時国会は開かない方向で調整を始めた。憲法53条に基づき、野党が臨時国会を要求してから4カ月。安倍政権は今回もまた、本格審議を逃れようとしている。1日から8日までの間に文化の日等が入り、実質的に機能する時間は極めて限られれる。

 朝日夕刊の素粒子は「実質3日開いて後はまた来年? 旅の一座でもあるまいに。「国難」もモリカケも棚に上げ国会から逃げる政権。」と本質を突いた。

 28日、朝日はさらに「野党の質問時間 削減検討」と書いた。

 意図は極めて明確である。森友問題・加計学園問題に触れたくない、時間が経てば国民は忘れると思っての事であろう。

2:世論・報道機関は森友・加計学園問題、終わっていないとの姿勢

 だがこの目論見は決して功を奏しない。

911日朝日新