1:国会で審議を拒否する異常
政府・自民党は、首相指名選挙を行う特別国会を11月1日~8日に開いた後、臨時国会は開かない方向で調整を始めた。憲法53条に基づき、野党が臨時国会を要求してから4カ月。安倍政権は今回もまた、本格審議を逃れようとしている。1日から8日までの間に文化の日等が入り、実質的に機能する時間は極めて限られれる。
朝日夕刊の素粒子は「実質3日開いて後はまた来年? 旅の一座でもあるまいに。「国難」もモリカケも棚に上げ国会から逃げる政権。」と本質を突いた。
28日、朝日はさらに「野党の質問時間 削減検討」と書いた。
意図は極めて明確である。森友問題・加計学園問題に触れたくない、時間が経てば国民は忘れると思っての事であろう。
2:世論・報道機関は森友・加計学園問題、終わっていないとの姿勢
だがこの目論見は決して功を奏しない。
9月11日朝日新
コメント
コメントを書く10月27日日テレニュースは、孫崎さんが指摘されていないが、特別国会(1日から8日)後、「加計学園獣医学部認可判断を、11月10日に行う」と、文部科学大臣が話している。
丁寧に説明するという国民に対する政府の公式見解を、選挙が終われば、簡単に反故にするということである。虚偽虚弁内閣、企業経営の公共性欠如となんら変わることのない連帯無責任時代の到来である。みんなで渡れば怖くない。官僚、政治家、日教組、企業ぐるみで国民をだましていく、
すべて政治家、企業、国民、教育関係者、官僚の無責任体制から起因している。表面的現象だけを見ていては解決できない。他に頼ることなく、組織体を含め、一人人が自覚し、声をあげることが必要ではないか。官僚は政治家と強固に結びついている、企業は、政治家、官僚と強固に結びついている、連合は大企業労働者と強固に結びついている、日教組は教師と強固に結びついている、犠牲者は、弱い生徒であり、貧困者たちである。強いものがより強くなり、弱いものがより弱くなる社会にならなければよいのですが。
「グループの建設コンサルを使って建設費を二倍にして半分を補助金で、、」には鈍感な私も義憤を禁じえません。選挙直後なのにこの政権は進退窮まっている。この政権はまじかに控えるトランプ効果で乗り切ろうとするだろうが、失敗に終わろう。トランプは既にデイムダックだし、北朝鮮は日々強くなっているのだ。次の手は恐怖政治。恐怖政治のもとで憲法改定。それ以外の道筋は考えにくい。カケモリ問題を怪我の功名に結果的に位置づける算段に違いない。でもここに大きな落とし穴がある。恐怖政治を布いた途端にしくじるのは間違いない。これまでの右傾化教育を実施して来たとは言え、日本国民の総体としての意識は民主主義的で全体主義では無い。1930年代の恐怖政治に慄いていた当時の日本人と今の日本人は違うからだ。
すべてのことが『法治』の下でとり行われる ということになっているのに、早々と 緊急事態 の『リハーサル』ということでしょうか? すでに 何でもできそうな ”現政権”。 恐るべし!
元々はこの夏に示されるはずだった、加計学園獣医学部新設に関する大学設置審議会の答申であるが、遅れに遅れてやっと11月に出されることになったという。 しかし、あの安倍政権のやることである。
国民の多くは、すでに政権側が裏から手を回し、予定どおり「認可」の結論が示されることになるのではないか疑っているに違いない。
ここで問題となるのは、文科省大学設置審議会の構成メンバーであるが、それは「非公開」とされていて、我々は知ることができない。でも、何故、「非公開」なのか? 非公開なら、何とでも政権側の都合の良いように操作できてしまう。
国民は審議会メンバーの公開を要求して行くべきだと思う。
超巨大台風の吹きすさぶ中、今回の選挙は前回よりも2%弱投票率が高かった。もう、選挙の固定層だ。結果は自民圧勝とは言え、小選挙区制の精。得票率では自公で3割チョイ。その他が7割弱。選挙に来なかった増を配慮すると、現在の政権は有権者の20%程度の支持だろう。これは固定層があるから、容易には変化しない。
「もりかけ」に象徴される”嘘と詭弁と強権”でことを進めるやり方に、もう、国民も見透かしており辟易している。これほど、与党政権が追いつめられたことはない。追いつめられれば追いつめられるほど、狂暴になるのが権力だ。テレビ・新聞などの大手メデイアも狂っている。加えて司法も露骨に弾圧容認になっている。
江戸幕府を倒したのは、単に新たな武器(ライフル銃)とその戦闘組織が各段に上回っていたのが大きい。今、戦いは情報戦での新式の効果的な武器とその戦い方(組織・拡散・集約方法)こそがカギになる。特に、国内だけの情報に囚われない、国際的な真実との連携も、きっと大きな意味を持つだろう!SNS,動画、ETC,,,考えよう!試そう!
多くの人が、体制組織の一員として、仕事、職場、給与が守られており、その人たちが、憲法改正反対、安保反対といって、賛同しない人は、3:7の7として位置付け、労働貴族がのさばっている社会は異常である。
企業労働者で非正規の人を差別化し、地方公務員で非正規の人を差別化し、教員で補助教員を差別化し、労働者でありながら同じ労働者を差別化して、おかしいと思わない人たちがあふれている。同じ労働者としての連帯意識などかけらもなく、非正規を見捨てていて、憲法改正反対しないのはおかしいとか、安保反対しないというのはおかしいとか、ふざけたことを言っている。政府をガタガタ批判する前に、自分の言動に対して、胸に手を当てて顧みるべきでしょう。
生活の差別化に目をつぶり、イデオロギーで仲間に入れようとしたって、社会の不公平に物言えない若者たちは、「ふざけるな」と言っているのが、リベラルを標榜する人たちの耳に届かないのだろうか。届かないことはない、知っていて知らないふりをしているだけだ。リベラルがリベラルでなく、倫理観もなく体制の手先になっているといえる。日産、スバル、神戸製鋼、商工中金など労働者貴族経営者労働者の共犯である。
>>5
全く同感です。
>>6
相変わらずリベラル批判ですか。前原と小池の踏み絵にあなたは同感してる内面を先だって確かに私なりに認識して、なしさんが紹介された石破の「野党を追放すべきだ」という趣旨の言葉に通じるものを感じ取って、あなたは結局は朝鮮人嫌い、中国人嫌い、ロシア人嫌いそして日本共産党嫌いと言わざるを得ないと私は思います。おそらくあなたはそれを否定するだろうけどそうなんですよ。じっとあなたの心の奥に問いかければお分かりになるでしょう。