A:事実関係

【ダボス(スイス東部)=山本貴徳】トランプ米大統領は25日、米CNBCテレビのインタビューで、離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)協定について、「当初の協定より、ずっと良いものになるなら参加するだろう」と述べた。(読売)

B:評価:

1:トランプが金融界や軍産複合体という既存勢力と異なる政策を持っていたとすれば、それはバノンの影響が強い。バノンは大統領選挙選挙参謀として、クリントン候補を破った功績が大きい。

2トランプの掲げた代表的なのは「アメリカ・ファースト」である。主要産業界や金融界は「アメリカ・ファースト」ではない。何も米国国内に工場をおく必要がない。税制や法的規制の緩い海外で事業展開した方が企業にとって有利である。それを担保する法的枠組みがTPPである。

3トランプは政権発足の第一日目にTPP離脱を述べた。

トランプ政権はその逆に、米国国