A:事実関係「安倍政権、2島決着案を検討 北方4島返還「非現実的」(共同1/21(月) 2:00配信)
安倍首相は北方領土問題に関し、北方四島のうち色丹島と歯舞群島の引き渡しをロシアとの間で確約できれば、日ロ平和条約を締結する方向で検討に入った。複数の政府筋が20日、明らかにした。2島引き渡しを事実上の決着と位置付ける案だ。4島の総面積の93%を占める択捉島と国後島の返還または引き渡しについて、安倍政権幹部は「現実的とは言えない」と述べた。首相はモスクワで22日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談に臨む。
「2島決着」に傾いた背景には、択捉、国後の返還を求め続けた場合、交渉が暗礁に乗り上げ、色丹と歯舞の引き渡しも遠のきかねないとの判断がある。」
「2島決着」に傾いた背景には、択捉、国後の返還を求め続けた場合、交渉が暗礁に乗り上げ、色丹と歯舞の引き渡しも遠のきかねないとの
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
菅政権から中国を敵視する政策が取られた。そして、安倍政権になりその政策は盛り上がった。しかし、行き詰まり、日中関係は泥沼状態だ。この日中関係は日中戦争時を連想させる。当時、日本軍部は局面打開を図る為、日ソ不可侵条約を締結、対米戦争を始めた。
安倍氏は当時の状況をお爺ちゃんから聞いて知っているに違いない。安倍氏は、日露間で不可侵条約を結び、次にベクトルを180度反転させて中国を攻めたいのか?おいおい時代が違うぞ。いや分からん。ニュースの出元が共同だろう。何か、裏の取引があるかもしらん。プーチンは策士だからな。
もう一度、1956年の合意文書を読んで頂きたい。
2島の引き渡しは、「平和条約締結後」なのであり、先ずは「4島すべてがロシアの領土」と明記する平和条約に合意しなくてはならないはずだ。
その条約が締結された後に、2島引き渡しの交渉が開始するのだと思う。
安倍首相に、その勇気と長期的視野があるだろうか。ロシア非難で終わってしまいそうな気がする。
とにかく、戦争や革命に依らずに、国土の領有権が移動するなんて、世界の歴史でも前例のないことだ。眉に唾をつけながら見守りたい。
北方領土返還交渉で考えられる方式は、4通りの方法があるのではないか
①4島一括返還
②4島棚上げし、経済的交流のみ深める。
③2島返還先行論
④2島返還+経済的交流を深めていく。
⑤領土問題交渉をご破算にする
①と③は、ロシア政府が絶対に受け入れられない方式である。
④は、2島返還に対して、米国の基地を置かないということが前提条件になり、米国が受け入れるはずがない。
②は、領土問題はわきにおいて、経済交流を深めようというもので、米国、ロシアの横やりが入ることはないが、実質的にロシアの領土として認め、日本は領土を将来的問題とするので、今までの主張との整合性がなく、返還を強く望んでいた人たちの合意をどのように得るかという困難な問題がある。
⑤ご破算にすることは、安倍政権というより、自民党にとって大きな痛手になり、国民の信頼を失うことになり、棚上げ論が主流になる可能性もあるのではないか。
>>3 訂正
4通りは5通りの間違いです。