A-1:事実関係1「トランプ陣営とロシアの共謀、認定せず 特別検察官」(朝日)

2016年の米大統領選にロシアがトランプ氏陣営に肩入れした「ロシア疑惑」を巡り、バー司法長官はマラー特別検察官の捜査報告書の「主要な結論」を議会に報告した。マラー氏は、ロシアとトランプ氏陣営との共謀について、「見つからなかったと結論付けた」とした。

 トランプ大統領は同日、「完全な潔白だ」と記者団に強調した。

 ロシアは大統領選中、民主党のメールをハッキングしたり、ネット上に偽情報を流したりしてトランプ氏に有利になるような工作をしており、マラー氏はロシアの軍当局者らを起訴してきた。

 だが、報告書では「トランプ氏陣営や関係者がロシア政府と共謀したり、協力したりした証拠は見つからなかった」と記載した。その一方で、「複数のロシア政府関係者からトランプ氏陣営支援の申し入れがあった」とした。

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